5月25日[土]公開『山猫 4K修復版』

山猫 4K修復版公式サイト

第16回(1963年)カンヌ国際映画祭で最高賞に輝いた、イタリアの至宝ルキーノ・ヴィスコンティの不朽の名作

イタリア王国誕生の夜明け、ヴィスコンティの分身とも言える、シチリアを統治するサリーナ侯爵の滅びゆく美学を描いた一大巨編。先ごろ引退を宣言したアラン・ドロンをはじめ、バート・ランカスター、クラウディア・カルディナーレなど豪華キャストに加え、撮影に36日間をかけたといわれる大舞踏会シーンなど、伝説のエピソードに彩られた映像の世界遺産とも呼べる作品。
1860年、イタリアは近代国家に統一される歴史的変革のときを迎えていた。山猫の紋章でしられるシチリアの名門貴族サリーナ公爵にもその波は押し寄せていた。貴族社会が終わりを告げる日が目前に迫りながらも公爵の優雅さは何ら変わることはなかった。一方、公爵が息子たちよりも目をかけている甥のタンクレディは革命軍に参加、時代の変化に機敏に適応。さらに新興ブルジョワジーの絶世の美女アンジェリカと出会い、身分違いでありながらも公爵の計らいで婚約へとこぎつける。そして、2人の婚約が発表され、またアンジェリカの社交界デビューとなる舞踏会、公爵は彼女の誘いでワルツを踊る。この流麗なダンスこそが新しい時代の幕開けを告げるものであり、サリーナ公爵のひとつの役目が終わったときでもあった…。

監督:ルキーノ・ヴィスコティ
出演:バート・ランカスター、アラン・ドロン、クラウディア・カルディナーレ、ほか
1963年/イタリア・フランス/186分

■鑑賞料金
特別興行につき、1800円均一