10月26日[土]公開『ラブゴーゴー デジタルリストア版』

ラブゴーゴー デジタルリストア版公式サイト

「熱帯魚」の鬼才チェン・ユーシュンが贈る、誰にでも訪れる“恋の季節”の物語。

エドワード・ヤン、ホウ・シャオシェンやツァイ・ミンリャンらのいわゆる“台湾ニューシネマ”の系譜から、突如出現した異端の新人チェン・ユーシュン。デビュー作『熱帯魚』(95)が国内外で絶賛を浴び、その次回作のゆくえに否応なく注目が集まるなか届けられたのは、とってもキュートでいとおしい、お互いに呼応しあう3つのラブストーリー。どんな人間にもふとしたタイミングで訪れる「恋の予感」を独特の感覚で描いた本作は、原色を大胆に配した色彩設計、ベタな懐メロからBPM高めのロックまで無節操にちりばめられた選曲の妙、そして3つのストーリーが結晶する感動のラストとあいまって、今観てもその新しさに驚かされざるをえない。97年に本作発表後、チェン・ユーシュンは長い沈黙期に入ってしまうが、『熱帯魚』『ラブ ゴーゴー』という残された2作品の輝きは失せることなく、以降の台湾映画に強い影響を与え続けた。
ケーキ職人の冴えないアラサ―男子、アシェン。アシェンのアパートに同居する食欲旺盛なおデブちゃん、リリー。アシェンが小学生のときの初恋の君リーホア、セールスには100%向かない内気な痴漢撃退グッズセールスマン、アソン。どこにでもいそうな、でもどこかヘンな若者たちが紡ぐ物語。

★第34回金馬奨最優秀助演女優賞・最優秀助演男優賞★
監督・脚本:チェン・ユーシュン
主演:タン・ナ、シー・イーナン、リャオ・ホイヂェン、チェン・ジンシン
1997/台湾/113分