10月19日[土]公開『火口のふたり』

火口のふたり公式サイト

直木賞作家・白石一文作品、初の映画化。身体の言い分に身を委ねる、男と女。

本作は、09年「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」で山本周五郎賞、10年「ほかならぬ人へ」で直木賞を受賞し、幅広い世代から絶大な支持を得る白石一文による著作の初の映画化となる。数々の作品で、男と女のエロティシズムを表現し、キネマ旬報脚本賞に5度輝く、日本を代表する脚本家・荒井晴彦。本作は、『身も心も』、『この国の空』に続き、脚本・監督に挑んだ渾身の一作。「死とエロスが匂いたち、相米慎二監督も惚れ込んだという秋田の西馬音内盆踊りと、男女の恋を絡めた映画を作りたかった」と語り、物語の舞台を福岡から秋田へ変更し、全編秋田ロケを敢行。また、写真家・野村佐紀子によるモノクロームの写真の数々によって、主人公のふたりの過去を鮮やかに蘇り、映画ならではの抒情的な世界観を作り上げることに成功した。さらに、登場人物たちの感情を代弁するかのような下田逸郎によるメロディアスな楽曲が、男と女の深淵へと迫る物語へと見事に昇華させている。主演を務めたのは、『きみの鳥はうたえる』などで数々の賞を受賞し、今日本映画界で欠かせない存在となった実力派俳優・柄本佑と、廣木隆一監督の『彼女の人生は間違いじゃない』での演技が評価され、活躍の場を広げている新鋭・瀧内公美。他愛のない会話、食事、セックスを繰り返し、「身体の言い分」に身を委ねるふたりの日常の中の性愛。「世界が終わるとき、誰と何をして過ごすか?」という究極の問いを、観る者に突きつける<R18>衝撃作が誕生した。
十日後に結婚式を控えた直子は、故郷の秋田に帰省した昔の恋人・賢治と久しぶりの再会を果たす。新しい生活のため片づけていた荷物の中から直子が取り出した1冊のアルバム。そこには一糸纏わぬふたりの姿が、モノクロームの写真に映し出されていた。蘇ってくるのは、ただ欲望のままに生きていた青春の日々。「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」直子の婚約者が戻るまでの五日間。身体に刻まれた快楽の記憶と葛藤の果てに、ふたりが辿り着いた先は―。

脚本・監督:荒井晴彦
原作:白石一文「火口のふたり」(河出文庫刊)
出演:柄本佑、瀧内公美
2019/日本/115分/R18+

■舞台挨拶&トークイベント開催!!
全国大ヒット上映中の「火口のふたり」がいよいよ当館にて10月19日(土)より上映スタート!本作の公開を記念して10月20日(日)に舞台挨拶&トークイベントを開催します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

【日時】
10月20日(日)上映14:30〜
※上映後、舞台挨拶&トークイベント
(舞台挨拶&トークは1時間の予定)

【ゲスト】
荒井晴彦監督
[司会] 井上淳一さん(脚本家・映画監督)

【料金】
通常料金
※各種割引サービス利用可
※招待券はご利用いただけません。
※[R18+]作品  18歳以上の方がご覧になれます。