10月10日[土]公開 『プラド美術館 驚異のコレクション』

プラド美術館 驚異のコレクション公式サイト

ピカソやダリも夢に見たプラド美術館。王家が慈しんだコレクションが初めて銀幕の世界へ―

スペインの首都、マドリード。スペイン黄金世紀を後世に伝えるプラド美術館が、2019年11月19日に開館200周年を迎えた。15世紀から19世紀にかけて歴代のスペイン王室が「知識ではなく心で」ひとつひとつ買い集めた美術品は約8700点。膨大な家宝の一部を公開する美の宝庫は、毎年約300万人もの美術愛好家が訪れるヨーロッパ屈指の美術館としてその名を轟かせている。そのプラド美術館に、今回カメラが初密着した。コレクションの中でも注目は、フェリペ4世の寵愛を受け王宮配室長に登り詰めたディエゴ・ベラスケスや、カルロス4世に重用されつつも時代に翻弄されたフランシスコ・デ・ゴヤ、日本でも人気の高いエル・グレコの傑作群だ。カメラは作品に限界まで接写し、天才たちの筆遣いを克明に映し出す。また、奇妙な謎が散りばめられたボスの『快楽の園』、当時は男性中心だった美術界に名乗りを上げた女性芸術家クララ・ペーテルズの静物画など、王室の斬新な審美眼と見聞の広さをミゲル・ファロミール館長やベテラン学芸員が解説する。普段は関係者以外立ち入り禁止エリアにカメラは潜入。収蔵品を保存、修復、研究するスタッフの作業風景や、200周年プロジェクトに参加する建築家ノーマン・フォスター卿の声を通して、プラド美術館の新たな魅力を伝える。スペイン黄金世紀の美の記憶を案内し謎に迫るのは、名優ジェレミー・アイアンズ。プラド美術館全面協力のもと、栄光の時が刻まれた美術ドキュメンタリーが今、開幕!

監督・脚本:ヴァレリア・パリシ
ナビゲーター:ジェレミー・アイアンズ
2019年/イタリア・スペイン/92分/ドキュメンタリー