4月17日[土]公開 『春江水暖〜しゅんこうすいだん』

春江水暖公式サイト

変わりゆく世界に生きるある大家族の四季。現代の山水絵巻のごとく中国新世代の才能が描いた驚愕の傑作。

これが長編デビューとなる、まだ若い監督の映画が、いきなり2019年カンヌ国際映画祭批評家週間のクロージング作品に選ばれた。監督のグー・シャオガンは、山水画の絵巻「富春山居図」にインスピレーションを得て、クラシックでありながら、革新的な映画を完成させた。エドワード・ヤン、ホウ・シャオシェン、ジャ・ジャンクーの遺伝子を感じさせる新世代の才能として世界に迎えられたのだ。息を呑む横移動スクロールの超ロングテイクや壮大なロングショット。激動の中国に生きる、ある大家族の営みが、まさに絵巻としてスクリーンに広がる。
杭州市、富陽。大河、富春江が流れる。しかし今、富陽地区は再開発の只中にある。顧<グー>家の家長である母の誕生日の祝宴の夜。老いた母のもとに4人の兄弟や親戚たちが集う。その祝宴の最中に、母が脳卒中で倒れてしまう。認知症が進み、介護が必要なった母。「黄金大飯店」という店を経営する長男、漁師を生業とする次男、男手ひとつでダウン症の息子を育て、闇社会に足を踏み入れる三男、独身生活を気ままに楽しむ四男。恋と結婚に直面する孫たち。変わりゆく世界に生きる親子三代の物語。

監督・脚本:グー・シャオガン
出演:チエン・ヨウファー、ワン・フォンジュエン、スン・ジャンジェン、スン・ジャンウェイ、ジャン・レンリアン
2019年/中国/150分