10月15日[金]公開 『カウラは忘れない』

カウラは忘れない

公式サイト

オーストラリアで起こった“史上最大”の日本人捕虜集団脱走。知られざる戦争の歴史をひも解くドキュメンタリー

『クワイ河に虹をかけた男』で旧日本軍の贖罪と和解に生涯をささげた永瀬隆を20年にわたって取材し続けた満田康弘監督のライフワークともいうべき題材を取り上げた渾身の第2作。
太平洋大戦中の1944年8月5日、オーストラリア東部の田舎町カウラにあった第十二捕虜収容所で近代戦史上最大といわれ、1104人に及ぶ集団捕虜脱走事件が起こった。日本人捕虜234人、オーストラリアの監視兵ら4人が命を落とした。「カウラ事件」である。 正確に言えば「脱走」ではなく、日本人捕虜の目的は“死に行く”ことだった。当時の日本軍人、そして民間人の精神をも支配していた「戦陣訓」の「捕虜を恥」とする教義がその背景にあった。一方、収容所で手厚い保護を受けた生活を送るうち、捕虜たちの間には生への執着が確実に芽生えていた。“生きたい、生き永らえたい”事件の生存者は正直な心情を吐露する。だが、その思いはある捕虜の「貴様らそれでも帝国軍人か!」というひと言でかき消されてしまった。同じ状況に置かれたとき、私たちは大きな声に抗うことができるのか?生存者たちに今なお残る悔恨、その思いを受け止めようとする若者や演劇人、事件を教訓に和解への道を歩んできたカウラの人々―。「カウラ事件」の深層が今を生きる私たちに問いかけるものは何か。

監督:満田康弘
2021年/日本/96分/ドキュメンタリー

【上映】10/15(金)〜10/28(木)

【料金】通常料金

【前売券】1500円
特典:特製ポストカード
※特典は数量限定

【イベント】舞台挨拶

『カウラは忘れない』舞台挨拶

■日時
2021年10月16日(土) 10:30の回
上映後、舞台挨拶

※ご招待券、株主券などはご利用いただけません。

■ゲスト

山田真美さん
山田真美さん(作家/本作協力・出演/長野市出身)
長野市生まれ。作家。博士(人文科学)。インド工科大学客員准教授。公益財団法人日印協会理事。3か国、5つの大学・大学院で経済学、海洋学、インド哲学、密教学、ジェンダー理論などを学際的に学び、現在は飯山市の豪雪地帯に書斎を構えて「インド文化の研究」と「カウラ事件の研究」という2つの全く異なる分野の研究者として国内外で活躍している。著書に『運が99%戦略は1% インド人の超発想法』(講談社)、カウラ事件における士官の関与をテーマとした『ロスト・オフィサー』(スパイス)他多数。
【山田真美さん公式サイト yamadamami.com 】

■入場者制限
定員:80名

■注意事項
・新型コロナウィルス感染予防対策を行います。
・ご来館前の検温、ご自身の体調を確認のうえ、発熱や咳などの症状がある場合はご来館をお控えください。
・ご来場のお客様はマスクの着用をお願いします。
・新型コロナの状況により、急遽内容を変更する場合があります。

■予約受付あり
イベント参加のご予約できます。
・劇場窓口 または お電話 からご予約下さい。
・ご予約の際は、お名前とご連絡先をお伝え下さい。

長野相生座・ロキシー[TEL 026-232-3016]

共催:ふおらむ集団999/長野相生座・ロキシー