11月26日[金]公開 『サンマデモクラシー』

サンマデモクラシー

公式サイト

沖縄史に埋もれた伝説のサンマ裁判を描き出すノンストップドキュメンタリー

米軍の占領下にあった沖縄で、ひとりのおばぁが起こしたサンマの関税に関する裁判を入口に、自治権をかけて統治者アメリカに挑んだ沖縄の人々ドキュメンタリー。市民と政府の民主主義を巡る闘いに迫ったのは沖縄テレビ。監督は『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』のプロデューサー、山里孫存。ナビゲーターは、うちな〜噺家 志ぃさー、ナレーションを川平慈英が務める。
1963年沖縄。祖国復帰を願う沖縄の人々が、日本の味として食べていたサンマ。サンマには輸入関税がかけられていたが、その根拠は琉球列島米国民政府の高等弁務官布令、物品税法を定めた高等弁務官布令十七号(1958年公布)。だが、関税がかかると指定された魚の項目に、サンマの文字はなかった。そこで「関税がかかっているのはおかしい!」と、魚卸業の女将・玉城ウシが、琉球政府を相手に徴収された税金の還付訴訟を起こした。求めた額は、現代の貨幣換算でなんと7000万円。このウシおばぁが起こした“サンマ裁判”は、いつしか統治者アメリカを追い詰める、民主主義を巡る闘いとなった。裁判を展開した人々の視線の先には、帝王と恐れられた1961年初めから1964年夏まで第3代高等弁務官を務めたポール・W・キャラウェイがいた。キャラウェイ高等弁務官に挑んだウシおばぁのサンマ裁判をきっかけに、その裁判を支えた弁護士であり、大きなことを言うことからラッパと呼ばれた政治家・下里恵良、“米軍(アメリカ)が最も恐れた政治家”・瀬長亀次郎らの行動をたどり、統治者アメリカと自治権をかけて闘った人々の姿を伝える。

監督・プロデューサー:山里孫存
ナビゲーター:うちな〜噺家・志ぃさー
ナレーター:川平慈英
2021年/日本/99分/ドキュメンタリー

【上映】11/26(金)〜12/9(木)

【料金】通常料金