12月17日[金]公開 『偶然と想像』

偶然と想像

公式サイト

第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)受賞。「偶然」をテーマにした3話から成る、『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督初の短編集。

2021年カンヌ国際映画祭では『ドライブ・マイ・カー』が脚本賞など4賞、2020年ベネチア国際映画祭では共同脚本を手がけた『スパイの妻』が銀獅子賞(監督賞)、そして本作が、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞するなど世界が最も注目する映画監督のひとりとなり、また日本映画の新時代をリードする存在となった濱口竜介。待望の新作は「偶然」をテーマにした3つの物語が織りなされる初の、そして自身が「このスタイルをライフワークとしたい」と語る「短編集」となった。
親友同士の他愛のない恋バナ、大学教授に教えを乞う生徒、20年ぶりに再会した女友達…。軽快な物語の始まり、日常対話から一転、鳥肌が立つような緊張感とともに引き出される人間の本性、切り取られる人生の一瞬…日本映画の新時代を感じさせる映画体験が、観るものの心を捉えるだろう。

第一話 「魔法(よりもっと不確か)」
撮影帰りのタクシーの中、モデルの芽衣子は、仲の良いヘアメイクのつぐみから、彼女が最近会った気になる男性との惚気話を聞かされる。つぐみが先に下車したあと、ひとり車内に残った芽衣子が運転手に告げた行き先は──。

第二話 「扉は開けたままで」
作家で大学教授の瀬川は、出席日数の足りないゼミ生・佐々木の単位取得を認めず、佐々木の就職内定は取り消しに。逆恨みをした彼は、同級生の奈緒に色仕掛けの共謀をもちかけ、瀬川にスキャンダルを起こさせようとする。

第三話 「もう度」
高校の同窓会に参加するため仙台へやってきた夏子は、仙台駅のエスカレーターであやとすれ違う。お互いを見返し、あわてて駆け寄る夏子とあや。20年ぶりの再会に興奮を隠しきれず話し込むふたりの関係性に、やがて想像し得なかった変化が訪れる。

監督・脚本:濱口竜介
出演:(第一話)古川琴音、中島歩、玄理(第二話)渋川清彦、森郁月、甲斐翔真(第三話)占部房子、河井青葉
2021年/日本/121分/PG12

【上映】12/17(金)〜

【料金】通常料金