12月24日[金]公開 『恐るべき子供たち 4Kレストア版』

恐るべき子供たち 4Kレストア版

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フランソワ・トリュフォーをして「コクトー最高の小説が、メルヴィル最高の映画となった」と言わしめた映画史に燦然と輝く傑作が、フランス劇場公開70周年を記念して、最先端技術4K映像で現代に蘇る!

1940〜50年代のカルチャー華やかなりし頃のパリで、一躍時代の寵児となっていたジャン・コクトー。絵画に文学、詩、演劇、そして映画にと、その才能は止まることがなかった。そのコクトーが自他ともに認める最高傑作と明言し、拒み続けてきた『恐るべき子供たち』の映画化を唯一許したのが、当時、監督デビュー作『海の沈黙』が注目を浴びていた新人ジャン=ピエール・メルヴィルだった。『詩人の血』『美女と野獣』で独自の美学を構築していたコクトー、後にフィルムノワールのスタイルを確立していくこととなるメルヴィル、二人の天賦の才能による奇跡のコラボレーションが成立した瞬間だった。
またメルヴィル同様『海の沈黙』で撮影監督デビューを果たしたアンリ・ドカエがチームに加わったことも大きい。彼はこの作品を皮切りに、ルイ・マルの『死刑台のエレベーター』、クロード・シャブロルの『いとこ同志』、フランソワ・トリュフォーの『大人は判ってくれない』、ルネ・クレマンの『太陽がいっぱい』へと、後年名作と言われる事となる作品を次々に手掛けていった。スタジオ方式の撮影を嫌い、演劇的なアプローチと即興演出に拘った『恐るべき子供たち』の登場は、直後の映画史に大きなうねりと痕跡を残す事となる、まさにヌーヴェルヴァーグ誕生の布石となった。

製作・監督・脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル
原作・脚色・台詞:ジャン・コクトー
撮影:アンリ・ドカエ
衣装:クリスチャン・ディオール
出演:ニコール・ステファーヌ、エドゥアール・デルミット
1950年/フランス/107分

【上映】12/24(金)〜1/6(木)

【料金】通常料金