2月4日[金]公開 『〈主婦〉の学校』

主婦の学校

公式サイト

北欧アイスランドにある男女共学の「主婦の学校」が教えるのは「いまを生きる」ための知恵と技術。自分のことが自分で出来ると、人生はきっと楽しくなる。

世界最北の首都、アイスランドのレイキャビクに、1942年に創立された伝統ある「主婦の学校」がある。調理、洗濯、掃除、裁縫、編み物、刺繍、穴の繕い、アイロンがけ、消火器の使い方…生活全般の家事を実践的に教える、一学期定員24名の小さな学校。若い女性を良き主婦の育成する花嫁学校が、1990年代には男子学生も受け入れて男女共学となった。いまの学生には、家事の基本だけでなく、衣服の修理や食品ロスなどサステイナブルなことを古くから教えているのも魅力のひとつ。後に環境大臣となった男性卒業生は「いまこそ意義がある」と語る。学位ではなく、〈自立した人生を楽しむための術〉を身につけた学生たちは、生涯の友と共に誇らしげに学校を巣立っていく。
本作は、時代の移り変わりと共にその役割を変化させてきた「主婦の学校」に注目したドキュメンタリー。アイスランドは、2021年世界経済フォーラム公表のジェンダーギャップ指数ランキングにて12年連続1位の “ジェンダー平等” が進んでいる国。「主婦とは家事を担う既婚女性」という既成概念を打ち破り、「主婦とは性別に関わりなく〈生活を大切にする〉営みを続ける人」であることを、この学校の学びは気づかせる。〈主婦〉とはなにか?そして、家事を人ごとではなく「自分ごと」とする暮らしとは?長編デビューとなったアイスランドの新鋭女性監督ステファニア・トルスによる本作は、家で過ごす時間が多くなったコロナ禍以降、暮らしや家事のあり方を柔らかく問いかける。

監督:ステファニア・トルス
2020年/アイスランド/78分/ドキュメンタリー

【上映】2/4(金)〜2/17(木)

【料金】通常料金