7月22日[金]公開 パゾリーニ生誕100年『テオレマ4Kスキャン』

テオレマ 4Kスキャン版

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イタリアの異端児パゾリーニが描く“現代の寓話”。ピエル・パオロ・パゾリーニ生誕100年!初公開から50年を経て甦る、真骨頂にして問題作!

1975年11月2日、ローマ郊外で非業の死を遂げて45年以上の時を経た今もなお、世界中のシネフィルに支持される異才ピエル・パオロ・パゾリーニ。生誕100年を迎える2022年3月、日本国内においては1970年の劇場初公開以来、映画祭以外では上映される機会のほとんどなかった代表作『テオレマ』が、2020年米クライテリオン社によってなされた、オリジナルネガからの4Kスキャンによる修復版で、スクリーンに甦ります。

北イタリアの大都市、ミラノ郊外の大邸宅に暮らす裕福な一家の前に、ある日突然見知らぬ美しい青年が現れる。父親のパオロは多くの労働者を抱える大工場の持ち主。その夫に寄りそう美しい妻ルチアと、無邪気な息子ピエトロ、娘オデッタ、そして女中のエミリア。何の前触れもなく同居を始めたその青年は、それぞれを魅了し、関係を持つことで、ブルジョワの穏やかな日々をかき乱していく。青年の性的魅力と、神聖な不可解さに挑発され、狂わされた家族たちは、青年が去ると同時に崩壊の道を辿っていく…。

ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞(ラウラ・ベッティ)と同時に国際カトリック映画事務局賞を受賞したことで、イタリア・カトリック界で物議を醸し、猥褻罪に問われて裁判に発展。その後パゾリーニは無罪となり、裁判沙汰も手伝って映画は大ヒット。パゾリーニ自身が“天使と悪魔の間にいる、あいまいな人物”と語る《訪問者》の解釈をめぐって大論争となりました。

原案・監督・脚本:ピエル・パオロ・パゾリーニ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:テレンス・スタンプ、シルヴァーナ・マンガーノ、アンヌ・ヴィアゼムスキー
1968年/イタリア/99分/PG12

【上映】7/22(金)〜8/4(木)

【料金】通常料金

【前売券】
パゾリーニ生誕100年「テオレマ4Kスキャン」「王女メディア」
全国共通特別鑑賞券 2回券:2200円