7月22日[金]公開 パゾリーニ生誕100年『王女メディア』

王女メディア

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異彩の映像詩人パゾリーニが描く“女の復讐劇”。ピエル・パオロ・パゾリーニ生誕100年!初公開から50年を経て甦る、奇跡のコラボレーション!

1975年11月2日、ローマ郊外で非業の死を遂げて45年以上の時を経た今もなお、世界中のシネフィルに支持される異才ピエル・パオロ・パゾリーニ。生誕100年を迎える2022年、世紀の歌姫マリア・カラスとの奇跡のコラボレーションによって生まれた復讐劇『王女メディア』が2Kレストアでスクリーンに甦ります。

イオルコス国王の遺児イアソンは、父の王位を奪った叔父ペリアスに王位返還を求める。叔父から未開の国コルキスにある〈金の羊皮〉を手に入れることを条件に出され旅に出たイアソンは、コルキス国王の娘メディアの心を射止めて奪還に成功。しかし祖国に戻ったイアソンは約束を反故にされ、メディアと共に隣国コリントスへ。そこで国王に見込まれたイアソンは、メディアを裏切って国王の娘と婚約してしまう。メディアは復讐を誓い…。

『アポロンの地獄』(67)で初めて古代ギリシャを題材にとったパゾリーニは、エウリピデスのギリシャ悲劇「メディア」を元に、再び神話世界の映像化を構想しました。この企画が本格的に動き出したのは、一切のオファーを断り続けていた歌姫マリア・カラスが、「この映画だけは断れない」とメディア役を承諾したため。当時カラスは、9年にわたり愛し続けた恋人に裏切られた時でした。失意の底で落胆していた彼女でしたが、ひとりの女性としてのメディアを描こうとするパゾリーニに応えるように、愛の苦悩を背負う壮絶なヒロイン像を演じ切りました。

監督・脚本:ピエル・パオロ・パゾリーニ
出演:マリア・カラス、ジュゼッペ・ジェンティーレ、マッシモ・ジロッティ
1969年/イタリア・フランス・西ドイツ/111分

【上映】7/22(金)〜8/4(木)

【料金】通常料金

【前売券】
パゾリーニ生誕100年「テオレマ4Kスキャン」「王女メディア」
全国共通特別鑑賞券 2回券:2200円