12月5日[土]公開 『友達やめた。』

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🔸今村彩子監督の初日舞台挨拶開催

人と人ってほんとうに分かりあえるの? 生まれつき耳のきこえないわたしと、アスペルガー症候群のまあちゃんの心の越境ドキュメンタリー。

コミュニケーションの壁に苦しむ自身の姿を、エイヤ!と晒した『Start Line』から4年、生まれつき耳のきこえない映画監督 今村彩子が、新たな葛藤と向きあう。人と人ってほんとうに分かりあえるの? 友達って何? 普通ってどういうこと? わたしたちを縛るやっかいな“常識”を捨て、もっと自由に軽やかに、心と心を重ねあう。ヒリヒリして、イラッときて…でも何だかほっこりする、まあちゃんとわたし、ふたりの“違い”から生まれたものがたり。
空気を読みすぎて疲れてしまい、人と器用につき合うことができない、アスペルガー症候群(アスペ)の、まあちゃん。理解があるような顔で、内心悶々としたものをかかえる、映画監督のわたし。些細なことで、ふたりの仲がギクシャクするたび、これって、彼女がアスペだから? それとも、わたし自身の問題なの? わかり合おうとしなくちゃ… いい人でいなくちゃ…ああ、でも! まあちゃんと友達でいるために、わたしは自分たちに向けてカメラを回しはじめた…はずが、たどりついた答えは、友達やめた?!

監督・撮影・編集:今村彩子
2020年/日本/84分/ドキュメンタリー

12月5日[土]公開 『ある画家の数奇な運命』

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現代美術界の巨匠をモデルに 苦悩と悲しみを希望と喜びに変えた半生を描き、観る者すべてに勇気をくれる感動作

長編映画監督デビュー作『善き人のためのソナタ』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督の、祖国ドイツの歴史の闇と、芸術の光に迫る最新作。第75回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門で高評価を獲得し、第91回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。主人公・クルトのモデルは、オークションに出品すれば数十億円の価格がつくことで知られる、現代美術界の巨匠、ゲルハルト・リヒター。監督が映画化を申し込んだところ、1か月にわたっての取材が許された。ただし、映画化の条件は、人物の名前は変えて、何が事実か事実でないかは、互いに絶対に明かさないこと。そんなミステリアスな契約のもと、観る者のイマジネーションをさらに膨らませる作品が誕生した。
芸術を愛した叔母との別れ、叔母の面影を持つ女性との恋、義父との因縁と確執、西ドイツへの逃亡―ドイツの激動の時代に数奇な運命を生きた若き芸術家の物語。

脚本・監督・製作:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演:トム・シリング、セバスチャン・コッホ、パウラ・ベーア、オリヴァー・マスッチ、ザスキア・ローゼンダール
2018年/ドイツ/189分/R15+

12月5日[土]公開 ゲキ×シネ『偽義経冥界歌』

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劇団☆新感線旗揚げ39周年にあたる2019年に“39サンキュー興行”と称して上演された生田斗真主演舞台『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』。本作は大阪、金沢、松本公演を行い、明けて2020年に東京、福岡公演を予定していたものの、コロナ禍により東京は一部中止、福岡は全公演中止となりました。公演を楽しみにしてくださったお客様の為にも、多くの方に本作をお届けしたく《ゲキ×シネ》上映が決定!
『偽義経冥界歌』のモチーフは“奥州三代”と“義経黄金伝説”。源義経が実際に奥州に匿われていたという史実をベースに、中島かずき脚本ならではのファンタジーも散りばめたストーリーを、いのうえひでのりがキャストの魅力を最大限に活かしつつ極上のエンターテインメントに昇華させました。主人公の偽義経<源九郎義経・みなもとのくろうよしつね>を演じたのは、新感線に4度目の出演となる生田斗真。繊細でナイーブな演技から、すべて振り切った強烈におバカな役柄までを完璧に演じ切る生田が、新感線の本格的な時代劇のど真ん中でも、華やかで魅力的な偽義経として、そして座長としても作品を引っ張ります。今作は、主人公の偽義経を中心としながらもまるで群像劇のような、それぞれの人間ドラマをも堪能できる味わいの作品であり、新感線ならではの笑いたっぷり、殺陣、アクション満載の王道エンターテインメントです。

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:生田斗真、りょう、中山優馬、藤原さくら、粟根まこと、山内圭哉、早乙女友貴、三宅弘城、橋本さとし、他
2020年/日本/約193分(途中休憩を含む)

【特別料金】
料金:¥2,000(税込)
※特別興行料金につき、各種割引、招待券等は適用不可。

12月12日[土]公開 『82年生まれ、キム・ジヨン』

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日本でも社会現象を巻き起こした大ベストセラー小説、感涙の映画化!韓国映画界を牽引する実力派俳優、チョン・ユミ×コン・ユ共演 初登場No.1大ヒット!

2011年、ベストセラー小説を原作とした映画『トガニ 幼き瞳の告発』、2016年に1156万人の観客を動員したパニック映画の大作『新感染 ファイナル・エクスプレス』と、ヒット作での共演が続くチョン・ユミとコン・ユの3度目の共演にして初の夫婦役となった本作は、韓国で初登場1位を獲得する大ヒット!監督は短編映画で注目され、本作が長編デビュー作となるキム・ドヨン。自身も2人の子を持つ母である彼女の繊細な演出は、現代の女性の生きづらさを描いた原作を、すべての人たちの心を震わせる物語に見事に昇華させている。
世界が広いと信じていた子供時代、女性としての生きづらさを初めて知る少女時代、必死に勉強して入った大学から就職への壁。結婚・出産で会社を辞め、社会から切り離されていくような気持ちを抱える日々、そして再就職への困難な道――。女性なら誰もが感じたことがあるであろう場面を積み重ね、ジヨンの人生は描かれる。観客はその人生に共感し、絶望し、彼女を応援し、そして映画でジヨンが選んだ生き方に、きっと未来への希望をみつけるはずだ。

監督:キム・ドヨン
原作:「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジュ著/斎藤真理子訳(筑摩書房刊)
出演:チョン・ユミ、コン・ユ、キム・ミギョン
2019年/韓国/118分

12月12日[土]公開 『あなたにふさわしい』

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1つの別荘をシェアした2組の夫婦が、離婚の危機に直面する5日間の物語。

避暑地を舞台とした大人の恋愛映画『あなたにふさわしい』は、2つの夫婦関係を軸に「ふさわしさ」や「名前」を巡る群像劇。本作は、第19回 TAMA NEW WAVE ある視点部門やボストン国際映画祭2019など国内外の映画祭で上映され、ロサンゼルスの JAPAN CUTS Hollywood 2019 では、日本のより良いコンテンツを世界に広めるために設置されたフィルミネーション賞を受賞した。本作の軸となる夫婦を、女優の他、落語家やラジオパーソナリティなどマルチに活動する山本真由美とデビュー以来話題作への出演が続く橋本一郎が演じたほか、もう1組の夫婦を演じた島侑子と中村有、そして鶏冠井孝介、紺野ふくたが好演し、オイド映画祭東京では主要キャストが特別賞(演技部門)を受賞した。監督は、今作が初長編作となる長野県出身の宝隼也監督。果てることのない人間関係の中に生まれる問題を時には激しく、時に軽快に描いた本作が提示する答えとは?
専業主婦の飯塚美希は、ブランドネーム開発をしている夫・由則に対して不満を持っている。ある日、由則の仕事のパートナー・林多香子とその夫・充とともに、別荘を借りて2組の夫婦で5日間の休暇を過ごすことになった。しかし、現地に着くやいなや、由則と多香子は急遽発生した仕事上のトラブルを解決するため別行動に。美希と充は不満かと思いきや、実は二人は隠れて浮気していたのだった。その夜、由則が話す仕事の思想を聞いた美希は、由則との間にある溝が埋まらないことに気づいてしまい…。森の中で出会った訳あり野鳥カメラマンを巻き込み、美希はどのような決断を下すのか?

監督:宝隼也
出演:山本真由美、橋本一郎、島侑子、中村有、鶏冠井孝介、紺野ふくた
2018年/日本/83分

12月12日[土]公開 『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』

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A24×プランBが『ムーンライト』以来のタッグ! サンダンス映画祭監督賞・審査員特別賞ダブル受賞!

サンフランシスコで生まれ育ったジミーは、祖父が建て、かつて家族と暮らした思い出の宿るヴィクトリアン様式の美しい家を愛していた。変わりゆく街の中にあって、地区の景観とともに観光名所になっていたその家は、ある日現在の家主が手放すことになり売りに出される。再びこの家を手に入れたいと願い奔走するジミーは、叔母に預けていた家具を取り戻し、いまはあまり良い関係にあるとは言えない父を訪ねて思いを語る。そんなジミーの切実な思いを、友人モント(ジョナサン・メジャース)は、いつも静かに支えていた。いまや都市開発・産業発展によって、“最もお金のかかる街”となったサンフランシスコで、彼は失くしたものを、自分の心の在りどころであるこの家を取り戻すことができるのだろうか。
サンフランシスコは、急速な発展によって地価が高騰し、富裕層が多く住むようになったことで、代々住んでいた者たちは行き場所を失っていた。本作で主人公を実名で演じた、ジミー・フェイルズもその一人。生まれ育った場所が面影も残らないほど変化することで、大切な記憶が上書きされ、自分のアイデンティティまで否定されてしまうような感覚。それは一見パーソナルな物語でありながら、今や世界中で起きつつある問題を描いている。フェイルズの幼馴染でもあるタルボット監督は、そんな彼の物語を、美しい音楽や優しくも力強い台詞で紡ぎ、愛してやまない街の景観をスクリーンに閉じ込めた、自身初の長編映画となった本作は、世界各国の映画祭で高い評価を受け、オバマ前米大統領が選ぶベストムービーにも選出されている。

監督・脚本:ジョー・タルボット
出演:ジミー・フェイルズ、ジョナサン・メジャース、ロブ・モーガン、ダニー・グローヴァー、ほか
2019年/アメリカ/120分/PG12

12月12日[土]公開 『タゴール・ソングス』

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近代インドの大詩人ラビンドラナート・タゴールが作った歌々は今もベンガルの地に響く。時代と文化を越えて魅力を放つ「タゴール・ソング」を紐解く音楽ドキュメンタリー。

非西欧圏で初めてノーベル文学賞を受賞したラビンドラナート・タゴール。イギリス植民地時代のインドを生きたこの大詩人は、詩だけでなく歌も作っており、その数は二千曲以上にものぼります。「タゴール・ソング」と総称されるその歌々はベンガルの自然、祈り、愛、喜び、悲しみなどを主題とし、ベンガル人の単調であった生活を彩りました。そしてタゴール・ソングは100年以上の時を超えた今もなお、ベンガルの人々に深く愛されています。なぜベンガル人はタゴールの歌にこれほど心を惹かれるのでしょうか。歌が生きるインド、バングラデシュの地を旅しながらその魅力を掘り起こすドキュメンタリー。
監督は佐々木美佳。若干26歳、ドキュメンタリーの制作自体が今回初めての佐々木監督は、東京外国語大学在学中にベンガルの文化を知り、魅了されてゆく過程でタゴール・ソングと出会いました。アカデミックなアプローチとは全く異なるドキュメンタリーという手法によって、過去と現在、さまざまな人々を繋ぐ“歌”の真の姿に迫る重層的な作品に完成させました。

監督:佐々木美佳
2019年/日本/105分/ドキュメンタリー