1月6日公開『彼女がその名を知らない鳥たち』

彼女がその名を知らない鳥たち公式サイト

沼田まほかるのベストセラー・ミステリー待望の映画化

嫌な女・十和子、下劣な男・陣治、ゲスな男・水島、クズすぎる男・黒崎。“共感度0%”の最低の登場人物しか出てこないのに、ページをめくる手が止まらないと話題を呼び、20万部を超えるベストセラーとなっている人気ミステリー小説が、ついに映画化された。十和子への過剰な愛ゆえに陣治は黒崎を殺したのか。異常な献身と束縛の先には、水島に手をかけ、十和子を追いつめる不吉な未来が待っているのか、それとも―。肌にまとわりつくような不穏で不快な空気を漂わせながらも、物語はあまりにも美しい“究極の愛”へとアクロバティックに着地していく。誰も裁くことができない予想を超えたラストを見届けたとき、観る者の胸に驚きと感動が広がる、まぎれもない愛の物語が誕生した。
人間が本質的に持つ闇や愚かさに迫りながらも光を感じさせる読後感で、多くのファンを生んでいる沼田まほかるの同名小説を映画化したのは、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』など実録路線のクライムムービーで高い評価を得た白石和彌監督。ノンフィクションを原作に骨太な社会派エンターテイメントを生んできた監督が、初めて本格的な大人のラブストーリーに挑む。

 

監督:白石和彌
原作:沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫)
出演:蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊、村川絵梨、赤堀雅秋、赤澤ムック、中嶋しゅう

■R15+

1月6日公開『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』

ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ公式サイト

ル・コルビュジエ生誕130周年記念作品
アイルランド・日本外交関係樹立60周年事業作品

モダニズム華やかなりし時代、二人の天才建築家の惹かれながらも相克する関係を美しき映像で綴る極上のドラマ。

近代建築の巨匠ル・コルビュジエには生涯で唯一、その才能を羨んだと言われる女性がいた。彼女の名はアイリーン・グレイ。2009年にクリスティーズで行われた『イヴ・サンローラン&ピエール・ベルジェ・コレクション 世紀のオークション』において当時史上最高額で落札された椅子を手掛けたことでも知られるアイルランド出身のデザイナー、建築家だ。南仏の海辺に立つ彼女の別荘〈E.1027〉はモダニズム建築史上に残る傑作とされるが、そこは長くル・コルビュジエの作とされ、アイリーンの存在は歴史の影に覆い隠されてきた。そこには光り輝く才能を発揮する彼女に対する、ル・コルビュジエの密やかな嫉妬と欲望が絡まりあう、知られざる愛憎のドラマがあった。時代を超え、後世に影響を与え続ける二人のアーティストの人生を、実際の建築や家具などを用いながら眩しい映像美で綴る。
1920年代、のちの近代建築の巨匠ル・コルビュジエは、気鋭の家具デザイナーとして活躍していたアイリーン・グレイに出会う。彼女は恋人である建築家評論家のジャン・バドヴィッチとコンビを組み、建築デビュー作である海辺のヴィラ〈E.1027〉を手掛けていた。陽光煌めく南フランスのカップ・マルタンに完成したその家はル・コルビュジエが提唱してきた「近代建築の5原則」を具現化し、モダニズムの記念碑といえる完成度の高い傑作として、生みだされた。当初はアイリーンに惹かれ絶賛していたル・コルビュジエだが、称賛の想いは徐々に嫉妬へと変化していく…。

 

監督・脚本:メアリー・マクガキアン
出演:オーラ・ブラディ、ヴァンサン・ペレーズ、ドミニク・ピノン、アラニス・モリセット

1月6日公開『Ryuichi Sakamoto:CODA』

Ryuichi Sakamoto CODA公式サイト

これは最終楽章のはじまりなのか。坂本龍一の音楽と思索の旅を捉えたドキュメンタリー。

震災以降の坂本の音楽表現の変化に興味をもち、取材を始めたのは、本作が劇場版映画初監督となるスティーブン・ノムラ・シブル。坂本龍一初の劇場版長編ドキュメンタリーである本作は、オリジナルアルバム「async」の制作過程に密着。NYの自宅スタジオなどで行われたアルバム制作の様子、雨の音、北極圏の氷の溶ける音など環境音を収集する姿を追っていく。『戦場のメリークリスマス』『ラスト・エンペラー』などの映画音楽制作中の貴重なエピソード、2014年の闘病生活までのすべてをカメラに収めている。意識を向けるようになったことによる、坂本の音楽表現の変化もインタビューと共に綴られる。過去の旅路を振り返りながら、新たな楽曲が誕生するまでの、坂本龍一の音楽と思索の旅を捉えたドキュメンタリー。

 

監督:スティーブン・ノムラ・シブル
出演:坂本龍一

1月13日公開『ノクターナル・アニマルズ』

ノクターナル・アニマルズ公式サイト

トム・フォード監督最新作。愛と復讐の美しきミステリー。

『メッセージ』のエイミー・アダムスと実力派俳優ジェイク・ギレンホール。このふたりに加え、最高の俳優たちが映画を彩る。ヴェネチア国際映画祭で審査員グランプリを受賞、そして、『キック・アス』シリーズのアーロン・テイラー=ジョンソンがゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞、『マン・オブ・スティール』のマイケル・シャノンがアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。監督は、グッチやイヴ・サンローランのクリエイティブディレクターを経て、2005年に自身のブランド、トム・フォードを立ち上げ、ファッションアイコンとしても高い注目を浴びているトム・フォード。本作は、デビュー作『シングルマン』が高い評価を受けた彼の7年ぶりの最新作。
スーザンはアートギャラリーのオーナー。夫とともに経済的には恵まれながらも心は満たされない生活を送っていた。ある週末、20年前に離婚した元夫のエドワードから、彼が書いた小説「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」が送られてくる。彼女に捧げられたその小説は暴力的で衝撃的な内容だった。精神的弱さを軽蔑していたはずの元夫の送ってきた小説の中に、それまで触れたことのない非凡な才能を読み取り、再会を望むようになるスーザン。彼はなぜ小説を送ってきたのか。それはまだ残る愛なのか、それとも復讐なのか―。

 

★第89回アカデミー賞助演男優賞ノミネー(マイケル・シャノン)★
★第74回ゴールデングローブ賞助演男優賞(アーロン・テイラー=ジョンソン)★
★第73回ヴェネチア国際映画祭審査員グランプリ★

脚本・監督:トム・フォード
出演:エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール、マイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソン、ほか
■PG12

1月20日公開『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』

ロダン カミーユと永遠のアトリエ公式サイト

天才彫刻家ロダン没後100年記念作品

名匠ジャック・ドワイヨンが描き出す、「考える人」で名高いオーギュスト・ロダンの新たな肖像

没後100年を迎える、“近代彫刻の父”オーギュスト・ロダン。《地獄の門》や、その一部を抜き出した《考える人》で高名な19世紀を代表する芸術家である。彼は42歳の時、弟子入りを切望するカミーユ・クローデルと出会い、この若き才能と魅力に夢中になる。本作はロダン没後100年を記念し、パリ・ロダン美術館全面協力のもと、の名匠ジャック・ドワイヨンが、ロダンの愛と苦悩に満ちた半生を忠実に描いた力作である。
1880年パリ。彫刻家オーギュスト・ロダンは40歳にしてようやく国から注文を受ける。そのとき制作したのが、後に《接吻》や《考える人》と並び彼の代表作となる《地獄の門》である。その頃、内妻ローズと暮らしていたオーギュストは、弟子入りを願う若いカミーユ・クローデルと出会う。才能溢れるカミーユに魅せられた彼は、すぐに彼女を自分の助手とし、そして愛人とした。その後10年に渡って、二人は情熱的に愛し合い、お互いを尊敬しつつも複雑な関係が続く。二人の関係が破局を迎えると、ロダンは創作活動にのめり込んでいく。感覚的欲望を呼び起こす彼の作品には賛否両論が巻き起こり…。

 

監督・脚本:ジャック・ドワイヨン『ポネット』『ラ・ピラート』
出演:ヴァンサン・ランドン『ティエリー・トグルドーの憂鬱』、イジア・イジュラン、セヴリーヌ・カネル

■PG12

1月20日公開『猫が教えてくれたこと』

猫が教えてくれたこと公式サイト

アメリカで公開された外国語ドキュメンタリー映画史上3位の大ヒット!驚異の満足度98点を獲得!人と猫のふれあいを描く世界中で話題の映画!

映画サイトRottenTomatoes98点、映画データベースIMDb7.8と、観客からも批評家からも熱烈に迎えられた。アメリカでは1館からスタートし130館に拡大、興行収入280万ドルの大ヒットを生み出した。外国語のドキュメンタリー映画としてアメリカ映画史上3位の記録に。その後世界各地で好評を博し20か国以上での公開も決定している。トルコ生まれアメリカ育ちのジェイダ・トルン監督は幼いころから猫と暮らしていた体験を生かし、優しく温かく包み込むようなタッチで描く。
古くから猫の街として知られるトルコ・イスタンブール。野良猫たちが街を歩く姿はすでにイスタンブールの景観の一部にもなっている。猫たちは人間たちの生活に自然に溶け込み、心の支えともいえる存在だ。日々をひたむきに生きる街の人々はそれぞれの悩みや苦しみを胸に秘め、猫との出会いに癒され深い愛情を注いでいる。まるで猫と会話をしているように通じあう人と猫とのあたたかな交流を優しく見つめた物語。

 

監督・製作:ジェイダ・トルン
出演猫:サリ、ベンギュ、アスラン・パーチャシ、サイコパス、デニス、ガムシズ、デュマン

1月20日公開『人生はシネマティック!』

人生はシネマティック!公式サイト

豪華英国俳優陣×世界が認める実力派監督!映画製作に情熱を傾ける人々を愛とユーモアあふれる視点で描く!

これまで一度も執筆経験のない女性の新人脚本家が、戦争に疲弊した国民を勇気づけるため、プロパガンダ映画の製作に挑む!?劇中劇を織り交ぜたユニークな設定、軽妙洒脱でウィットに富んだ台詞の数々、映画ファンの心を捉えて離さない当時の撮影風景―。映画が何よりも娯楽だった時代の熱気に興奮しながら、映画人たちの人間模様に笑って泣く!情熱的な新人脚本家と仲間たちが、決してあきらめずに奮闘する姿が思わずグッと胸に迫る、珠玉のヒューマン・ドラマ。主人公の名女優ジェマ・アータ−トンや、世界中の女性から熱視線を浴びているサム・クラフリン、日本でも大人気のビル・ナイをはじめ、英国映画界を代表する豪華キャストが集結!世界的に注目される女性監督ロネ・シェルフィグ監督が鮮やかに紡ぎ出す、“映画好きのためのベストワン・ムービー”。
1940年、第二次世界大戦下のロンドン。イギリス政府は国民の不安を取りのぞいて戦意を高揚させるためのプロパガンダ映画を製作していた。コピーライターの秘書カトリンは、徴兵されたライターの代わりに書いた広告コピーが情報省映画局の特別顧問バックリーの目に留まり、彼女は新作映画の脚本家としてスカウトされる。彼女が映画化することになったのは「ダンケルクの戦い」での双子の姉妹の活躍を描いた物語だった。戦争で足を負傷した夫を支えるため、カトリンはなんとしても映画の仕事を成功させることを決意するが…。

 

監督:ロネ・シェルフィグ『ワン・デイ 23年のラブストーリー』『17歳の肖像』
出演:ジェマ・アータ−トン、サム・クラフリン、ビル・ナイ、ほか
■PG12

1月27日公開『花筐/HANAGATAMI』

花筐公式サイト

世界的カルト映画にして大林宣彦監督のデビュー作『HOUSE/ハウス』(77)より以前に書き上げられていた幻の脚本が40年の時を経て奇蹟の映画化。自分の命さえ自由にならない太平洋戦争勃発前夜を生きる若者たちを主軸に、心が火傷するような凄まじき青春群像劇を、圧倒的な映像力で描く。原作は三島由紀夫がこの一冊を読み小説家を志したという檀一雄の純文学「花筐」。尾道三部作をはじめ数多くの“古里映画”を撮り続けてきた大林宣彦が選んだ佐賀県唐津市を舞台に、唐津の魂「唐津くんち」が映画史上初の全面協力。窪塚俊介主演、満島真之介、長塚圭史、常盤貴子ほか。『この空の花』『野のなななのか』に続く本作は、余命宣告を受けながら完成させた大林宣彦的 “戦争三部作”の締めを飾る魂の集大成である。
1941年の春、アムステルダムに住む両親の元を離れ、佐賀県唐津に暮らす叔母の元に身を寄せることになった17歳の榊山俊彦の新学期は、アポロ神のように雄々しい鵜飼、虚無僧のような吉良、お調子者の阿蘇ら学友を得て“勇気を試す冒険”に興じる日々。肺病を患う従妹の美那に恋心を抱きながらも、女友達のあきね)や千歳と“不良”なる青春を謳歌している。しかし、我が「生」を自分の意志で生きようとする彼らの純粋で自由な荒ぶる青春のときは儚く、いつしか戦争の渦に飲み込まれてゆく。「殺されないぞ、戦争なんかに!」…俊彦はひとり、仲間たちの間を浮き草のように漂いながら、自らの魂に火をつけようとするが……。

 

監督:大林宣彦
原作:檀一雄「花筐」(講談社・文芸文庫)
出演:窪塚俊介、満島真之介、長塚圭史、、柄本時生、矢作穂香、山崎紘菜、門脇麦、常盤貴子

■PG12

1月27日公開『LOCO DD 日本全国どこでもアイドル』

LOCO DD 日本全国どこでもアイドル公式サイト

LOCOはロコドルのロコ。DDはドラマ&ドキュメンタリーのDD

日本のアイドルシーンの中でひときわ異彩を放つ地方アイドル、通称「ロコドル」。その活動はメジャーの通例に縛られない手作り的なもので、それゆえ、思いがけぬ音楽の果実があちらこちらに実ってきている。本作は、独自の創作を続ける3監督が、3組のロコドルを自ら選び、ウソ&ホントをまじえて描く画期的オムニバス映画。

『Last DAYS〜君といた場所〜』
監督・編集・脚本:田中要次
出演:オトメ☆コーポレーション(久保田光、比留川知絵、藤本美帆、荒井菜緒)、ひと:みちゃん、林田麻里、田中要次

「あるよ」のマスターにしてインディーズ映画作家でもある田中要次がメガホンを取るのは、出身地長野県ゆかりのオトメ☆コーポレーション。完成前の全員脱退に「ないよ!」とうろたえつつ、感動のラストライブを取り込んで、哀感たっぷりに仕上げました。田中監督がプライベート撮影を仕掛け、リーダー・久保田光の本音に迫るシーンは、乞ご期待!

『ファンタスティック ライムズ!』
監督・脚本:大工原正樹
出演:FantaRhyme ファンタライム(AyuとSAYA)、松下仁、青木佳文

映画『赤猫』などで知られ、キャストを輝かせる演出力定評のある大工原正樹監督が選んだのは、福岡のFantaRhyme(ファンタライム)。パンチの効いたダンス&ボーカルの中にも、青空のようなハーモニーを響かせるAyu&SAYAの二人組。本気で夢に向かって生きる「いま」を、即興演技をまじえながら、新曲「しあわせなうた」をフィーチャーして活写します。

『富士消失』
監督・脚本:島田元
出演:3776(井出ちよの)、大村波彦、石田彰、山田雄三

80年代の自主映画界で名を馳せ、新作が待ち望まれてきた不滅の男・島田元監督は、富士山ご当地アイドル3776(みななろ)とタッグ。現在は山梨版も存在するユニットですが、本作の主演は静岡娘の井出ちよの。撮影当時14歳の可憐な少女が、現実から夢の世界へと越境します。インディアン娘コスチュームの井出ちよのの愛らしさに注目。

1月27日公開『バーフバリ 伝説誕生』

バーフバリ 伝説誕生公式サイト

【1週間限定上映:1/27(土)〜2/2(金)】
続編『バーフバリ 王の凱旋』2/3(土)より上映

「きっと、うまくいく」「PK」を超えインド歴代興収1を樹立!数奇な運命に導かれた伝説の戦士バーフバリ。祖父、父、息子―三代に渡る壮大な叙事詩の幕がついに上がる!

ハエを主人公にした衝撃作『マッキー』でインド映画界に旋風を巻き起こしたS.S.ラージャマウリ監督の最新作は、インド最高額の製作費を投じ、3年の歳月をかけた二部作の壮大なアクションエンタテインメント!「強い腕を持つ男」を意味する“バーフバリ”の物語の前編にあたる『伝説誕生』では、村人に育てられた少年が自身の出生の秘密を知る現在と、そこから50年前の過去にさかのぼった祖父母と両親のエピソードが描かれていく。
大勢の兵士たちに追われ、滝へ追いつめられた高貴な女性。胸に抱いた赤ん坊を救うため、彼女は自らの命を犠牲にするが、赤ん坊は村人に拾われ助かった。シヴドゥと名付けられ勇ましい青年へと成長した彼は、巨大な滝の上の世界に興味を持ち始める。そしてある日遂に滝の上へとたどり着き、美しい女戦士アヴァンティカと出会い恋に落ちる。彼女の一族は暴君バラーラデーヴァが統治する王国と戦いを続けており、それを知ったシヴドゥは自ら戦士となって王国へと乗り込んで行く。そこで彼は、25年間幽閉されている実の母の存在と、自分がこの国の王子バーフバリであることを知る。

 

監督・脚本:S.S.ラージャマウリ
出演:プラバース、ラーナー・ダッグバーティ、タマンナー、ラムヤ・クリシュナ、ナーサル、サティヤラージ
■R15+