1月23日[土]公開 『おもかげ』

おもかげ公式サイト

2019年アカデミー賞にノミネートされた緊迫感あふれるワンカットの短編作品の〈その先〉を描いた、誰も予測できないミステリアスな物語が誕生!我が子をなくした失意から立ち直り、人を赦すことで新たな一歩を踏み出そうとする一人の女性の希望と再生の旅。

スペインの新鋭ロドリゴ・ソロゴイェン監督が2017年に製作した15分の短編映画「Madre」は、第91回アカデミー賞短編実写映画賞にノミネートされ、世界各国の映画祭に出品。50以上もの映画賞を受賞し、世界の映画人を驚かせた。本作『おもかげ』は、緊迫感あふれる短編「Madre」の〈その先〉を描いたソロゴイェン監督の5作目の長編映画、2019年のヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に選出され、見事女優賞受賞の快挙となった。撮影はアレックス・デ・パブロが手掛け、大西洋に面する美しい海辺を、寡黙かつ雄弁に切り取って、その波音の効果と共に、登場人物の心情を繊細に大胆に見せてくれる。キャストには、息子を失って以来止まった時を生きてきた母エレナを、マルタ・ニエトが、エレナの息子の面影をまとう少年ジャンをジュール・ポリエが演じている。
エレナは離婚した元夫と旅行中の6歳の息子から「パパが戻ってこない」という電話を受ける。ひと気のないフランスの海辺から掛かってきた電話が、息子の声を聞いた最後だった。10年後、エレナはその海辺のレストランで働いていた。ある日、息子の面影を宿したフランス人の少年ジャンと出会う。エレナを慕うジャンは彼女の元を頻繁に訪れるようになるが、そんな2人の関係は、周囲に混乱と戸惑いをもたらしていった――。

監督・脚本:ロドリゴ・ソロゴイェン
出演:マルタ・ニエト、ジュール・ポリエ、アレックス・ブレンデミュール、アンヌ・コンシニ、フレデリック・ピエロ
2019年/スペイン・フランス/129分/PG12

1月23日[土]公開 『アイヌモシリ』

AINU MOSIR アイヌモシリ公式サイト

ちかくてとおい、ぼくが住む町のお話

長編デビュー作『リベリアの白い血』で、ニューヨークに渡るアフリカの移民の苦悩を描き、国内外で高く評価された新鋭・福永壮志監督が5年をかけて作り上げた2作目となる今作は、自身が生まれ育った北海道を舞台に、阿寒湖のアイヌコタンで暮らす少年の成長を通して、現代のアイヌ民族のリアルな姿を瑞々しく映し出している。ニューヨーク・トライベッカ映画祭のインターナショナル・ナラティブ・コンペティション部門にて長編日本映画史上初の審査員特別賞を受賞し、審査員である映画監督のダニー・ボイルや俳優のウィリアム・ハートらに絶賛された。
本作にて初主演を果たしたのはアイヌの血を引く新星・下倉幹人。演技は初めてとなるが、力強い眼差しが印象的な主人公・カントを演じ、アイデンティティーにゆれる等身大の役どころに挑戦した。その他主要キャストもアイヌが務め、カントの父の友人デボに扮するのは、阿寒に暮らし多岐にわたる活躍をみせる秋辺デボ。アイヌの伝統を重んじるデボ役を体現している。カントを優しく見守る母のエミ役は下倉幹人の実の母親でミュージシャンの下倉絵美が担当した。三浦透子、リリー・フランキーら実力派がゲスト出演し、作品に重厚感をもたらせている。
14歳のカントは、アイヌ民芸品店を営む母親のエミと北海道阿寒湖畔のアイヌコタンで暮らしていた。アイヌ文化に触れながら育ってきたカントだったが、一年前の父親の死をきっかけにアイヌの活動に参加しなくなる。アイヌ文化と距離を置く一方で、カントは友人達と始めたバンドの練習に没頭し、翌年の中学校卒業後は高校進学のため故郷を離れることを予定していた。亡き父親の友人で、アイヌコタンの中心的存在であるデボは、カントを自給自足のキャンプに連れて行き、自然の中で育まれたアイヌの精神や文化について教え込もうとする。少しずつ理解を示すカントを見て喜ぶデボは、密かに育てていた子熊の世話をカントに任せる。世話をするうちに子熊への愛着を深めていくカント。しかし、デボは長年行われていない熊送りの儀式、イオマンテの復活のために子熊を飼育していた。

監督・脚本:福永壮志
出演:下倉幹人、秋辺デボ、下倉絵美、三浦透子、リリー・フランキー
2020年/日本・アメリカ・中国/84分

1月23日[土]公開 『アーニャは、きっと来る』

アーニャは、きっと来る公式サイト

羊飼いの少年が、ナチスの占領下に学んだ生きる喜びと希望を描いた異色の注目作。

1942年、第二次世界大戦さなかのフランス。ピレネー山脈の麓に佇む小さな村に住む、13歳の少年・ジョーは、平和な日常を送っていた。しかし、ある日、ナチスの迫害から逃れてきたユダヤ人・ベンジャミンと知り合い、ユダヤ人の子供たちを山の向こうのスペインに逃す救出作戦に協力することになる。そんなか、ついにのどかな村にもナチスがやって来た。村人たちを巻き込んだ救出作戦のゆくえは―。村がナチスに占領される中、ジョーは自分の家族や友人、ユダヤ人、ドイツ兵らとのかかわりの中で、様々な気付きを得て彼らの境遇や人生を垣間見る。そして、ユダヤ人の迫害や救出劇をめぐって、人々の連帯感や思いやり、生命の尊厳など様々なこと学び、彼は大人へと一歩ずつ近づいていくのだった。
原作者のマイケル・モーパーゴは、戦争を舞台に人間本来の姿やその本質を、市井の人々を通して問い続けてきた。彼の代表作「戦火の馬」は、2011年にスティーブン・スピルバーグ監督によって映画化されている。本作も原作者の思いを受け止め、従来の迫害や差別を描いてきたナチス映画とは趣の異なる、生きることの素晴らしさと希望を描いた異色の映画となった。主役のジョー役は、Netflixテレビドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で世界的に人気急上昇中のノア・シュナップが大抜擢され熱演した。彼の脇を固めるジャン・レノ、アンジェリカ・ヒューストンのベテラン2人が、ユダヤ人の子どもたちを救わなければいけないという重責と苦悩をいぶし銀の演技で表現している。ナチス・ドイツ将校の役に人間味を持ち込こんだ演技を魅せたドイツの名優、トーマス・クレッチマンも印象に残る。

監督:ベン・クックソン
出演:ノア・シュナップ、トーマス・クレッチマン、ジャン・レノ、アンジェリカ・ヒューストン
2019年/イギリス・ベルギー/109分

1月23日[土]公開 『セルゲイ・ロズニツァ〈群衆〉ドキュメンタリー3選』

セルゲイ・ロズニツァ〈群衆〉ドキュメンタリー3選公式サイト

★1/23(土)『国葬』上映後トークイベント開催!

カンヌ国際映画祭二冠、近代10作品全てが世界三大映画祭に公式選出。セルゲイ・ロズニツァ、待望の日本初公開!ソヴィエトの独裁者スターリンの国葬、国民を扇動した粛清裁判、そしてホロコーストの現場。その時代、群衆は何を見つめていたか。

1997年、パラジャーノフやタルコフスキーなどロシア映画界の巨匠を輩出した全ロシア映画大学を卒業後、新たな才能として、ソクーロフの製作で知られる名門サンクトペテルブルク・ドキュメンタリー映画スタジオで映画監督としてキャリアをスタートさせる。1990年代後半から2000年代後半、ロズニツァはロシア郊外の人々の暮らしや、季節の移り変わりなど、何気ない日常を35mmフィルムで撮影したモノクロの短編作品群を発表してきた。ソ連崩壊後、ロズニツァの映画製作は、転換期にあるロシアの古き良き風土を記録することに重きが置かれていた。これらの作品でロズニツァは度々人の「顔」をロシアの心象風景のように撮影してきた。2010年以降、ロズニツァは二通りの手法でドキュメンタリーを製作してきた。一つは発掘された過去の記録映像を使用するアーカイヴァル映画(ファウンド・フッテージ)である。アーカイヴ・フィルムを断片的に使用するのではなく、時系列に沿いながら、全編を通じて最初から最後まで各リールを長尺のカットで繋ぎ、歴史をそのまま現代に蘇らせる作風は他に類を見ない。そしてもう一つの手法は、各時代の戦争やその表象を考察するオブザベーショナル映画である。これらの作品でロズニツァは度々「群衆」を象徴的に登場させてきた。
『セルゲイ・ロズニツァ“群衆”ドキュメンタリー3選』はロズニツァの近年の作品群に焦点を当てたドキュメンタリー・セレクションである。様々な時代の群衆と人々の顔を見ることで、時代を突き動かしているのが「群衆」であり、その時代の象徴が私たち一人一人の「顔」であることに気がつかせてくれる。過去と現在に同時代性を感じた時、私たちは、“現代(いま)”、どのような顔をしているのか—

 

『国葬』 【上映期間:1/23(土)〜2/5(金)】
2019年/オランダ・リトアニア/135分
1953年3月5日。スターリンの死がソビエト全土に報じられた。モスクワ郊外で発見されたスターリンの国葬を捉えた大量のアーカイヴ・フィルムは、同時代の200名弱のカメラマンが撮影した、幻の未公開映画『偉大なる別れ』のフッテージだった。そのフィルムにはモスクワに安置された指導者の姿、周恩来など各国共産党と東側諸国の指導者の弔問、後の権力闘争の主役となるフルシチョフら政府首脳のスピーチ、そして、ヨーロッパからシベリアまで、国父の死を嘆き悲しむ幾千万人の人の顔が鮮明に記録されていた。67年の時を経て蘇った人類史上最大級の国葬の記録は、独裁者スターリンが生涯をかけて実現した社会主義国家の真の姿を明らかにする。

 

『粛清裁判』 【上映期間:1/23(土)〜1/29(金)】
2018年/オランダ・ロシア/123分
1930年、モスクワ。8名の有識者が西側諸国と結託しクーデターを企てた疑いで裁判にかけられる。この、いわゆる「産業党裁判」はスターリンによる見せしめ裁判で、90年前に撮影された法廷はソヴィエト最初期の発声映画『13日(「産業党」事件)』となった。だが、これはドキュメンタリーではなく架空の物語である——— 発掘されたアーカイヴ・フィルムには無実の罪を着せられた被告人たちと、彼らを裁く権力側の大胆不敵な共演が記録されていた。捏造された罪と真実の罰。スターリンの台頭に熱狂する群衆の映像が加えられ再構成されたアーカイヴ映画は、権力がいかに人を欺き、群衆を扇動し、独裁政権を誕生させるか描き出す。

 

『アウステルリッツ』 【上映期間:2/6(土)〜2/12(金)】
2016年/ドイツ/94分
ベルリン郊外。真夏の陽光を背に吸い寄せられるように群衆が門を潜っていく。“Cool Story Bro”とプリントされたTシャツを着る青年。辺り構わずスマートフォンで記念撮影をする家族。誰かの消し忘れた携帯からはベートーヴェン交響曲第五番「運命」の着信音が鳴り響く。ここは第二次世界大戦中にホロコーストで多くのユダヤ人が虐殺された元強制収容所だ——— 戦後75年、記憶を社会で共有し未来へ繋げる試みはツーリズムと化していた。私たちは自らの過去にどのように触れたらよいのだろうか。ドイツ人小説家・W.G.ゼーバルト著書「アウステルリッツ」より着想を得て製作した、ダーク・ツーリズムのオブザベーショナル映画。

 

■前売券発売中■
全国共通劇場鑑賞3回券:3600円
特典:「独裁者のスターリンの死」ポストカード
※3回使用できるセット券になります。

※1月29日(金)まで販売

 

■トークイベント開催

時代と群衆に眼差しを向け、映画に新たな視座を提示する鬼才セルゲイ・ロズニツァ。ロズニツァの近年の作品群に焦点を当てたドキュメンタリー・セレクション【セルゲイ・ロズニツァ<群衆>ドキュメンタリー3選】より、スターリンの国葬を捉えたドキュメンタリー映画『国葬』の上映後に本作配給サニーフィルム代表の有田浩介さんをゲストにトークイベントを開催!

【日時】
2021年1月23日(土) 上映12:45より
『国葬』上映後、トークイベント

【来場ゲスト】
有田浩介さん(本作配給 サニーフィルム代表)

【料金】
通常料金
※各種割引・会員サービス利用可。
※ご招待券、株主券などはご利用いただけません。

【入場者制限】
定員:80名

【注意事項】
・新型コロナウィルス感染予防対策を行います。
・ご来場のお客様はマスクの着用をお願いします。
・新型コロナの状況により、急遽内容を変更する場合があります。
・ゲストは予告なく変更になる場合がございます。

【予約受付あり】
イベント参加のご予約できます。
・劇場窓口 または お電話 からご予約下さい。
・ご予約の際は、お名前とご連絡先をお伝え下さい。

長野相生座・ロキシー[TEL 026-232-3016]

1月30日[土]公開 『エイブのキッチンストーリー』

エイブのキッチンストーリー公式サイト

12歳の少年が手作り料理で壊れかけた家族の絆を取り戻す“心も美味しい”感動ストーリー!

本作で映画初主演を飾るのは、Netflixの人気シリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」ウィル役で出演したノア・シュナップ。料理が大好きな12歳の少年エイブを感情豊かに演じ切り、その愛らしい表情は観客の心を鷲掴みにする。監督はブラジル人のフェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ。映画監督であり、YouTuberであり、新聞や雑誌の記者でもある彼が、自身の半生をベースに独自の視点で物語を紡ぐ。少年が料理を通じてアイデンティティーを探し出すという成長ストーリーは、多様性の時代でありながらも人々が分断されつつある世の中に向けた<希望のメッセージ>となる。ニューヨーク・ブルックリンを舞台に、世界各地の美味しい料理とリズミカルな音楽に囲まれる至福の時間をご堪能あれ!
ブルックリン生まれのエイブは、イスラエル系の母とパレスチナ系の父を持つ。文化や宗教の違いから対立する家族に悩まされるなか、料理を作ることが唯一の心の拠りどころだった。誰からも理解されないと感じていたある日、世界各地の味を掛け合わせて「フュージョン料理」を作るブラジル人シェフのチコと出会う。フュージョン料理を自身の複雑な背景と重ね合わせたエイブは、自分にしか作れない料理で家族を一つにしようと決意する。

監督:フェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ
出演:ノア・シュナップ、セウ・ジョルジ、ほか
2019年/アメリカ・ブラジル/85分/PG12

1月30日[土]公開 『相撲道〜サムライを継ぐ者たち〜』

相撲道〜サムライを継ぐ者たち〜公式サイト

大迫力の映像! 臨場感あふれる音!! あなたの想像を超える。世界初「大相撲」のエンターテイメント・ドキュメンタリー誕生!!

1500年以上もの歴史の中で日本人の暮らしに深く根付き、今や国技となった「相撲」。そこには知られざる世界があった―。約半年間、境川部屋と高田川部屋の二つの稽古場に密着。想像を絶する朝稽古、驚きの日常生活、親方・仲間たちとの固い絆、そして、本場所での熱き闘いの姿を追いかける中で、相撲の魅力を歴史、文化、競技、様々な角度から紐解いていく。勝ち続けなければいけない、強くなくてはいけない、サムライの魂を宿した力士たち。極限まで自分と向き合い、不屈の精神で「相撲」と闘い続けるサムライたちの生き様を描いた唯一無二のドキュメンタリーが生まれた。

監督:坂田栄治
語り:遠藤憲一
2020年/日本/104分/ドキュメンタリー

1月30日[土]公開 『白痴』

白痴公式サイト

★手塚眞監督初日舞台挨拶決定!

公開20周年記念。蘇る壮大な魂の叙情詩。

『白痴』は戦後の無頼派坂口安吾の小説を、『ばるぼら』『星くず兄弟の伝説』などの手塚眞監督が映画化した作品。「映画化不可能」と言われながらも果敢に挑戦を続け、10年の歳月をかけて完成させました。戦時中の混迷の中で生まれた愛と挫折の物語を、美しく壮大な映像で描きます。浅野忠信、草刈正雄、江波杏子、原田芳雄をはじめとする多彩な出演者の鮮烈な演技が魅力です。また、新潟に巨大な街のオープンセットを作り、クライマックスの空襲場面では実際に爆破炎上させたことが話題になりました。圧倒的な映像美が世界の映画人を驚愕させ、ヴェネチア国際映画祭をはじめ多くの映画祭で受賞して世界的な評価を得ています。完成から20年を経てデジタルリマスター版を制作。新たな時代にこそ相応しい「早すぎた傑作」を、もう一度劇場で体験してください。
いつの時代なのかわからない日本。長く続いた戦争で人々は疲弊しきっていた。テレビ局に勤める伊沢は、暴力的な演出家やわがままなアイドル歌手の銀河から冷酷な仕打ちを受ける日々だった。ある夜謎の隣人木枯の妻サヨが彼の部屋に忍びこんできた。その日から密かな同棲を始めた伊沢だったが、ふたりでいても孤独からは逃れようもない。戦火は次第に街へ迫り、ついに空襲の日、伊沢はサヨの手を引いて炎の中を逃れてゆく。ふたりに明日の希望はあるのだろうか。

脚本・監督:手塚眞
原作:坂口安吾
出演:浅野忠信、甲田益也子、橋本麗香、草刈正雄、藤村俊二、江波杏子、小野みゆき、岡田真澄、原田芳雄
1999年/日本/147分/PG12

■前売券発売中■
長野ロキシー特別鑑賞券:1300円
※当館のみ有効

 

■初日舞台挨拶開催

公開20周年記念。戦後の無頼派・坂口安吾の小説を『ばるぼら』『星くず兄弟の伝説』などの手塚眞監督が映画化。圧倒的な映像美で世界の映画人を驚愕させ、ヴェネチア国際映画祭をはじめ多くの映画祭で受賞した壮大な魂の叙情詩。公開初日に手塚眞監督の舞台挨拶が決定しました!

【日時】
2021年1月30日(土) 上映12:30より
上映後、舞台挨拶

【来場ゲスト】
手塚眞監督

【料金】
通常料金
※各種割引・会員サービス利用可。
※ご招待券、株主券などはご利用いただけません。

【入場者制限】
定員:80名

【注意事項】
・新型コロナウィルス感染予防対策を行います。
・ご来場のお客様はマスクの着用をお願いします。
・新型コロナの状況により、急遽内容を変更する場合があります。
・ゲストは予告なく変更になる場合がございます。

【予約受付あり】
イベント参加のご予約できます。
・劇場窓口 または お電話 からご予約下さい。
・ご予約の際は、お名前とご連絡先をお伝え下さい。

長野相生座・ロキシー[TEL 026-232-3016]

★お知らせ★
手塚眞監督作品『ばるぼら』
同日上映16:10の回でも舞台挨拶開催
詳細はこちら → 『ばるぼら』作品情報

1月30日[土]公開 『ばるぼら』

ばるぼら公式サイト

★手塚眞監督初日舞台挨拶決定!

手塚治虫 禁断の問題作。日本・ドイツ・イギリスの合作でついに日本凱旋公開!

手塚治虫が1970年代に「ビッグコミック」(小学館)に連載し、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した大人向け漫画「ばるぼら」。この、”映像化不可能”と言われていた原作の映画化がついにベールを脱ぐ。第32回東京国際映画祭2019・コンペティション部門の正式招待をはじめ世界各国の映画祭を巡り大きな反響を呼んでいる本作、日本・ドイツ・イギリスから唯一無二のスタッフ&キャストが集結してできた奇跡の映画として、日本映画史に残る作品が誕生。監督は手塚治虫の実子であり『白痴』『ブラックキス』など独特の映画美学により国際的に評価される手塚眞。撮影監督にはウォン・カーウァイ監督作品の映像美で知られるクリストファー・ドイルを招き、世界高水準のクオリティとなるアート・シネマが完成した。異常性欲に悩まされている耽美派小説家・美倉洋介を演じる稲垣吾郎と、自堕落な生活を送る謎のフーテン女・ばるぼらを演じる二階堂ふみが本作で初共演。甘美で退廃的な異世界に全身全霊で臨み、共演陣には渋川清彦、石橋静河、美波ら国内外で活躍する豪華俳優陣が集結。
ある日、美倉洋介は新宿駅の片隅でホームレスのような酔払った少女ばるぼらに出会い、思わず家に連れて帰る。大酒飲みでだらしないばるぼらに、美倉はなぜか奇妙な魅力を感じて追い出すことができない。彼女を手元に置いておくと不思議と美倉の手は動きだし、新たな小説を創造する意欲がわき起こるのだ。彼女はあたかも、芸術家を守るミューズのようだった。その一方、異常性欲に悩まされる美倉は、あらゆる場面で幻想に惑わされていた。ばるぼらは、そんな幻想から美倉を救い出す。魔法にかかったように混乱する美倉。その美倉を翻弄する、ばるぼら。いつしか美倉はばるぼらなくては生きていけないようになっていた。ばるぼらは現実の女なのか、美倉の幻なのか。狂気が生み出す迷宮のような世界に美倉は堕ちてゆくのだった…。

監督・編集:手塚眞
出演:稲垣吾郎、二階堂ふみ、渋川清彦、石橋静河、美波、大谷亮介、片山萌美、ISSAY、渡辺えり
2019年/日本・ドイツ・イギリス/100分/R15+

 

■初日舞台挨拶開催

“映像化不可能”と言われていた手塚治虫の禁断の問題作を、手塚治虫の実子であり『白痴』『ブラックキス』など独特の映画美学により国際的に評価される手塚眞監督が映画化。愛と苦悩に満ちた大人の幻想物語。公開初日に手塚監督の舞台挨拶が決定しました!

【日時】
2021年1月30日(土) 上映16:10より
上映後、舞台挨拶

【来場ゲスト】
手塚眞監督

【料金】
通常料金
※各種割引・会員サービス利用可。
※ご招待券、株主券などはご利用いただけません。

【入場者制限】
定員:80名

【注意事項】
・新型コロナウィルス感染予防対策を行います。
・ご来場のお客様はマスクの着用をお願いします。
・新型コロナの状況により、急遽内容を変更する場合があります。
・ゲストは予告なく変更になる場合がございます。
・本作品はR15+になります。

【予約受付あり】
イベント参加のご予約できます。
・劇場窓口 または お電話 からご予約下さい。
・ご予約の際は、お名前とご連絡先をお伝え下さい。

長野相生座・ロキシー[TEL 026-232-3016]

★お知らせ★
手塚眞監督作品『白痴』
同日上映12:30の回でも舞台挨拶開催
詳細はこちら → 『白痴』作品情報

1月30日〜2月5日(金)【連続講座:現代アートハウス入門】

連続講座 現代アートハウス入門

公式サイト

アートハウスへようこそ

1970年代から今日まで続く日本の〈アートハウス〉は、“ミニシアター”という呼称で親しまれてきました。ここは世界中の映画と刺激をもとめる観客とが出会う場所。多様な映画体験によって、未来の映画作家だけでなく、さまざまなアーティストを育む文化的ビオトーブとしての役割を担ってきました。上映されるのは、ただ楽しむための作品だけではありません。目を覆うほどグロテスクで、心をズタズタに引き裂く映画もあれば、ため息が出るほど美しい眼福の映画もあります。〈アートハウス〉の暗闇でスクリーンが反射する光を浴びることは、多かれ少なかれ——私たちの生き方を変えてしまうほどの体験なのです。

「現代アートハウス入門」では、〈アートハウス〉の歴史を彩ってきた傑作を「ネオクラシック(新しい古典)」と呼び、東京・ユーロスペースなど全国18の映画館で、7夜連続日替わりで上映します。上映後、2000年以降にデビューした気鋭の映画作家たちが講師として登壇し、作品の魅力を解説。作品から受けた影響なども語ります。その模様を開催劇場のスクリーンに投影、みなさんとこれからの〈アートハウス〉についての知見を共有します。

ぜひこの機会に〈アートハウス〉のドアを開けてみませんか?

 

【開催期間】
2021年1月30日〜2月5日(金) 連日19:00〜

※連日19時より映画本編を上映します。余裕を持ってご来場ください。
※終演時刻はプログラムによって異なりますのでご注意ください。
※やむを得ずイベント内容、ゲストが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

【料金】
1プログラムにつき
30歳以下:1200円
31歳以上:1800円

※特別料金になります。各種割引サービス・会員割引・招待券などはご利用いただけません。

 

【プログラム】

🌙第1夜🌙 1月30日(土)19:00上映開始 [21:55終演予定]
上映作品:『ミツバチのささやき』
1973年(85年日本初公開)|スペイン|99分|カラー
監督:ビクトル・エリセ

トーク:濱口竜介(映画監督)×三宅唱(映画監督)×三浦哲哉(映画研究者)

COMMENTS
映画館でのみ感知することができるような、映画の「ささやき」があります。それを殊更聞こえやすくすることはできませんが、一緒に耳を傾けようと誘うように話したいなと思ってます。
――濱口竜介(映画監督)

学生時代、これと決めた特集上映に日参してはその晩、映画日記をつけたり、友人と朝まで長話をした。そうやって何度も反芻したあの場面やあのカットに今でもふと救われたり、悩まされている。
――三宅唱(映画監督)

 

🌙第2夜🌙 1月31日(日)19:00上映開始 [21:55終演予定]
上映作品:『動くな、死ね、甦れ!』
1989年(1995年日本初公開)|ソ連|105分|モノクロ
監督・脚本:ヴィターリー・カネフスキー

トーク:山下敦弘(映画監督)×夏帆(女優)

COMMENTS
『動くな、死ね、甦れ!』をどう言葉で表したらいいのか現時点ではさっぱり分からないのですが、とにかく一人でも多くの人に観てもらい映画の持つ力を体感して欲しいです。
――山下敦弘(映画監督)

 

🌙第3夜🌙 2月1日(月)19:00上映開始 [22:00終演予定]
上映作品:『トラス・オス・モンテス』
1976年(2010年日本初公開)|ポルトガル|111分|カラー
監督:アントニオ・レイス、マルガリーダ・コルデイロ

トーク:小田香(映画作家)×柳原孝敦(翻訳家)

COMMENTS
二十歳を過ぎてはじめてシネコン以外で映画を観た。大丈夫、世界にはまだ余白があった。このだるさからいつか抜け出し、もう少し遠くまで歩けるかもしれないと、スクリーンを見つめながら思った。
――小田香(映画作家)

 

🌙第4夜🌙 2月2日(火)19:00上映開始 [21:50終演予定]
上映作品:『緑の光線』
1986年(1987年日本初公開)|フランス|94分|カラー
監督:エリック・ロメール

レクチャー:深田晃司(映画監督)

COMMENTS
中学3年生のときにテレビで見た一本のヨーロッパ映画に衝撃を受けて自分の人生は激変しましたが、大人になりそれをミニシアターのスクリーンで見直したとき、その作品の真価をようやく知ることができました。画集に印刷された絵画と実物のそれが違うように、映画もまた映画館で見てこそ味わい尽くせるものだと思っています。
――深田晃司(映画監督)

 

🌙第5夜🌙 2月3日(水)19:00上映開始 [22:10終演予定]
上映作品:『山の焚火』
1985年(1986年日本初公開)|スイス|117分|カラー
監督:フレディ・M・ムーラー

トーク:横浜聡子(映画監督)×カラテカ矢部太郎(芸人・漫画家)

COMMENTS
いい映画をみた時、衝撃や刺激を受けるというより、息をするのが、生きるのがほんの少し楽になるという表し方が自分にとってはふさわしい。それは既にある理解や感覚を超えた世界をみせられたことに不安になるからではなく安堵するからに他ならない。
――横浜聡子(映画監督)

 

🌙第6夜🌙 2月4日(木)19:00上映開始 [22:05終演予定]
上映作品:『阿賀に生きる』
1992年(1992年日本初公開)|日本|115分|カラー
監督:佐藤真

トーク:小森はるか(映像作家)×清田麻衣子(里山社代表)

COMMENTS
何をどう撮ればいいのかわからなくなったとき、20年前につくられた一本の映画と出会い、背中を押されました。何年経っても現在を映し出す作品たちが、きっとこれから出会う人たちの未来を切り開いてくれるのだろうと思います。
――小森はるか(映像作家)

 

🌙第7夜🌙 2月5日(金)19:00上映開始 [21:35終演予定]
上映作品『チチカット・フォーリーズ』
1967年(98年日本初公開)|アメリカ|84分|モノクロ
監督:フレデリック・ワイズマン

レクチャー:想田和弘(映画作家)

COMMENTS
映画館の暗闇を一歩出たときに、世界の見え方が一変してしまう。アートハウスで、そういう体験を何度もしてきた。僕が映画作りで目指すのも、観客にそういう体験をしてもらうことである。
――想田和弘(映画作家)