4月1日公開「湾生回家」

湾生回家公式サイト

「湾生」たちの望郷の想いに、台湾全土で16万の人たちが笑い、涙した。歴史に翻弄された人々の運命を描く傑作ドキュメンタリー映画。

敗戦によって台湾から日本本土へ強制送還された日本人は、軍人・軍属を含め50万人近かったと言います。20万人の「湾生」と言われる日本人にとって、台湾は紛れもなく大切な「故郷」でした。しかし、敗戦という歴史の転換によって故郷から引き裂かれ、未知の祖国・日本へ戻されたのです。本作は、そんな「湾生」たちの望郷の念をすくい取った台湾のドキュメンタリー映画です。戦後70年という長い年月を経るなかで、かつて20万人と言われた「湾生」が高齢化して、「湾生」が忘れ去られようとしている現在、台湾の人々の心とまなざしで、彼らの人生を、引揚者の想いを記録しました。

 

エグゼクティブプロデューサー:チェン・シュエンルー(陳宣儒/日本名:田中實加)
プロデューサー:ファン・ジェンヨウ(范健祐)、内藤諭
監督:ホァン・ミンチェン(黄銘正)
出演:冨永勝 家倉多恵子 清水一也 松本洽盛 竹中信子 片山清子 他

4月1日公開「ブラインド・マッサージ」

ブラインド・マッサージ公式サイト

盲人のマッサージ院を舞台にロウ・イエ監督が描く、生きることの希望と絶望を凝視する衝撃作。

南京のマッサージ院。ここでは多くの盲人が働いている。幼い頃に交通事故で視力を失い、「いつか回復する」と言われ続けた若手のシャオマー、結婚を夢見て見合いを繰り返す院長のシャー、客から「美人すぎる」と評判の新人ドゥ・ホン。ある日、マッサージ院にシャーを頼って同級生のワンが恋人のコンと駆け落ち同然で転がり込んできたことで、それまでの平穏な日常が一転、マッサージ院に緊張が走る――。

 

★第64回ベルリン国際映画祭銀熊賞(芸術貢献賞)★
★第51回金馬奨(台湾アカデミー賞)6冠★
★第9回アジア・フィルム・アワード作品賞・撮影賞★
監督:ロウ・イエ
出演:ホアン・シュエン、チン・ハオ、グオ・シャオトン、メイ・ティン ほか

4月8日公開「天使にショパンの歌声を」

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カナダを代表する映像作家レア・プールが音楽の力を信じて自分たちの人生を切り開こうとする女性たちを描く、感動の音楽エンターテイメント。ケベックの小さな音楽学校に突然訪れた廃校の危機、少女たちが奏でる音色が連れてきた〈未来〉とは?数々のクラシックの名曲にのせて贈る希望の物語。

白銀の世界に佇む小さな寄宿学校。そこは音楽教育に力を入れ、コンクール優勝者も輩出する立派な名門校だった。しかし、修道院による経営が見直され、採算の合わない音楽学校は閉鎖の危機に直面する。校長オーギュスティーヌは抵抗し、音楽の力で世論を動かす秘策を考える。一方、転校してきた姪・アリスに天性のピアニストの才能を見出すが、孤独で心を閉ざしてきたアリスは一筋縄ではいかない問題児だった。

 

★第18回ケベック映画賞 最多6部門受賞★
監督:レア・プール『翼をください』『天国の青い蝶』
出演:セリーヌ・ボニアー、ライサンダー・メナード、ディアーヌ・ラヴァリー、ヴァレリー・ブレイズ、ピエレット・ロビタイユ、エリザベス・ギャニオン

[PG12]

4月8日公開「ダーティ・グランパ」

ダーティ・グランパ公式サイト

年齢も性格も全く違うふたりが旅に出る、思いっきり笑えて意外とグッとくるバディ・コメディ!!

1週間後に結婚を控えた真面目過ぎる弁護士ジェイソンは、突然の祖母の訃報を受け、葬式に駆けつけるが、妻に先立たれ意気消沈した祖父ディックから半ば強引に誘われ、祖母の思い出の地であるフロリダへの傷心旅行に渋々お供することに。ところが、40年ぶりの独身生活を満喫する自由過ぎるディックは、朝から酒をがぶ飲みしながら、葉巻を吹かし、ゴルフ場でのナンパに始まり、挙句の果てにはデイトナビーチで完全に羽目を外して大暴れ。年齢も性格も全く違うふたりの珍道中の行く末は・・・?

 

監督:ダン・メイザー
 『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』製作総指揮・脚本
 『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』脚本

出演:ロバート・デ・ニーロ、ザック・エフロン、オーブリー・プラザ、ゾーイ・ドゥイッチ、ジュリアン・ハフ、ダーモット・マローニー

[R15+]

4月15日公開「人生フルーツ」

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愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの都市計画に携わってきました。1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめました。あれから50年、津端さん夫婦はコツコツ、ゆっくりと時をためてきました。そして、90歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。
本作は東海テレビドキュメンタリー劇場第10弾。ふたりの来し方と暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索の旅が、ゆっくりとはじまります。

ナレーション:樹木希林
監督:伏原健之
プロデューサー:阿武野勝彦
キャスト:津端修一、津端英子

4月15日公開「桜の樹の下」

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舞台は川崎市にある市営団地。戦前から工業都市として発展した川崎市は、高度経済成長期に多くの労働者を抱え、ベッドタウンとしての宅地開発が進められた。当時の公営住宅は地方から来る若き労働者の、現在は単身高齢者の受け皿となっている。団地の中には歌があり、踊りがあり、笑いがある。孤独を感じながらも楽しく逞しく生き、自らの死とも向き合う高齢者たちには、繰り返される生と死が生活の一部であるかのごとく存在している。
2015年、山形国際ドキュメンタリー映画際日本プログラムに正式招待され、多くの評判を呼んだ本作の監督は、これが商業デビュー作となる20代の田中圭。若き女性監督が着目した、小さなコミュニティーで繰り広げられる日常という名の人生劇場からは、生きることへの旺盛なエネルギーが優しく溢れてくる。

 

★第71回毎日映画コンクールドキュメンタリー映画賞受賞★
監督・編集:田中圭

 

★前売券発売中★
全国共通特別鑑賞券:1200円(税込)

4月15日公開「ReLIFE リライフ」

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27歳ニートが、1年限定で17歳に!?
1年後、驚きの未来が胸を打つ、青春ストーリー。

原作は、16〜19歳の約4人に1人が利用する人気No.1のマンガアプリ「comico」で現在連載中。スタート時よりランキング1位を独走し、アニメ化、舞台化、単行本化された大ヒットコミック。27歳でニートの海崎新太が、社会復帰実験プログラム「リライフ」に参加し高校生活を送るうち、〈今〉を精一杯生きようと変化する姿が胸を打つストーリー。
映画オリジナルのラストで、『今日、恋をはじめます』の古澤健監督が遂に映画化!17歳と27歳の主人公・海崎を演じ分けるのは、NHK大河ドラマ「真田丸」などで注目を集める中川大志。W主演にCM・映画で大活躍の平祐奈。この2人をはじめ、瑞々しさと演技力を兼ね備えた最も旬なキャストらが共演。懸命でピュアな物語が、誰しもの心に響きわたる。

 

監督:古澤健
出演:中川大志、平祐奈、高杉真宙、池田エライザ、岡崎紗絵、水崎綾女、夏菜、千葉雄大、市川実日子

4月22日公開「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」

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NYに暮す男女3人の、ちょっと“こじれた”三角関係を軽やかに描いたハートフル・コメディ

ニューヨークの大学で働くマギーは、小説家を目指す新進気鋭の文化人類学者のジョンと出会い恋に落ちる。ジョンは既婚者だったが、仕事優先で家庭を顧みない妻ジョーゼットに疲れ果て離婚し、マギーと再婚。数年後、一人娘も生まれ、幸せに見えた2人だが―?一方、マギーはジョーゼットと徐々に親しくなり、彼女がジョンの言うような"鬼嫁"ではなく魅力的な女性で、今でもジョンを深く愛していることに気づく。そこでマギーは、ジョーゼットも巻き込み、『夫を前妻に返す』というとんでもない計画を実行するが…。『50歳の恋愛白書』の女性監督レベッカ・ミラーが、3人ともいい大人なのに、自分勝手で不器用で。でも、人間味にあふれ憎めない。そんな男女のちょっと"こじれた"三角関係を繊細に描く。

 

監督:レベッカ・ミラー
出演:グレタ・ガーウィグ『フランシス・ハ』、イーサン・ホーク『ブルーに生まれついて』、ジュリアン・ムーア『アリスのままで』

4月22日公開「わたしは、ダニエル・ブレイク」

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<今>を懸命に生きようとする人々に寄り添い続けるケン・ローチ監督が、人間の尊厳と優しさを描く、集大成にして最高傑作。

前作の『ジミー、野を駆ける伝説』を最後に映画界からの引退を表明していた、イギリスを代表する巨匠ケン・ローチ監督。しかし、現在のイギリス、そして世界中で拡大しつつある格差や貧困にあえぐ人々を目の当たりにし、今どうしても伝えたい物語として引退を撤回してまで制作されたのが本作である。
複雑な制度に翻弄され、人としての尊厳を踏みにじられ貧困に苦しみながらも、助け合い生きていこうとするダニエルとケイティ親子との心の交流が世界中を感動と涙で包み込み、カンヌ国際映画祭では、見事、『麦の穂をゆらす風』に続く2度目のパルムドールを受賞した。労働者や社会的弱者に寄り添い、彼らを取り巻く厳しい現実と、それでも今日を懸命に生きようとする人間たちを描き続けてきたケン・ローチ監督の集大成であり最高傑作との声が相次いでいる。長編映画監督デビューから50年。人間ドラマの名手の集大成にして最高傑作と絶賛される作品が、遂に日本公開となる。

 

★第69回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)★
監督:ケン・ローチ
出演:デイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ

4月22日公開「クリミナル 2人の記憶を持つ男」

クリミナル 2人の記憶を持つ男公式サイト

迫真のサスペンスと生々しい臨場感がみなぎるスパイアクション。

CIAロンドン支局のエージェント、ビルが重大な極秘任務の最中に死亡した。彼は米軍の核ミサイルさえも遠隔操作可能な恐るべきプログラムを開発した謎のハッカー、ダッチマンの居場所を知る唯一の人物だった。巨大なテロを阻止するためにダッチマンを捜し出す最後の手段は、脳手術によってビルの記憶を他人に移植すること。その移植相手に選ばれたのは、幼い頃に父親から受けた虐待が原因で人間的な感情や感覚を失ってしまった凶悪な死刑囚ジェリコ。手術は成功するが、ロンドンの街へ逃走したジェリコは、自分自身と正義感あふれるビルの“2人の記憶”に引き裂かれながら、テロリストとの壮絶な闘いに巻き込まれていくのだった…。“2人の記憶を持つ男”ジェリコを演じるのは、ハリウッドのスーパースターから円熟の演技派へと転身したケヴィン・コスナー。

 

監督:アリエル・ヴロメン『THE ICEMAN 氷の処刑人』
出演:ケヴィン・コスナー、ライアン・レイノルズ、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、ガル・ガドット

4月29日公開「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」

世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方公式サイト

ドイツからやってきたウルトラ・ハッピーなちびっこスペクタクル映画の傑作!世界一フツーで退屈な町で、やんちゃな4歳児たちと1匹のハナグマが巻き起こす奇想天外な大騒動。

『ツバル』『ゲート・トゥ・ヘヴン』などで人気のドイツの鬼才ファイト・ヘルマー最新作。世界50ヶ所以上の子ども映画祭を席捲し、数々の賞に輝く大傑作。本物の子どもたちが発散するポジティブなエネルギーが全編に満ち、すべての人を笑顔にさせる“見る元気サプリメント”です!
目立つことや、特別なことをせず、平均的なことを美徳とする村ボラースドルフ。幼稚園を脱走したやんちゃな6人の子どもたちは、友だちのアカハナグマ“クアッチ”と協力して、ホームにいれられてしまった大好きなおじいちゃんとおばあちゃんを救い出す計画を実行します。この村のお年寄りたちは、みんな世界ではじめての事を成しとげてきた特別な人ばかりでした。やがて子どもたちのがんばりで、村には世界でいちばんのステキなことが起こります。

 

★ルートヴィヒスハーフェン ドイツ映画祭最優秀子供映画賞★
★チューリッヒ映画祭最優秀子供映画賞★
★ベルファスト・シネマジック最優秀作品賞★
監督:ファイト・ヘルマー
出演:ファビアン・ブッシュ、ベンノ・フュルマン、ウド・シェンク、アレクサンダー・ジェーア

4月29日公開「アルビノの木」

アルビノの木公式サイト

■初日舞台挨拶開催

農作物を荒らす害獣駆除に従事する若者が、山の人たちが長いこと大切にしてきた特別な存在の一頭の白鹿を撃つために、山に分け入っていく。自然体系が破壊され、獣たちが餌を求めて人里に下りてくる。動物が生きていく術を無視し、私たちは彼らを害獣と呼ぶ。昨今話題の害獣駆除に携わる若者の苦悩を描いた本作はまた、自然破壊であったり、これまで積み上げてきた文化をないがしろにすることであったり、雄大な自然にエゴイズムだけでしか対峙できない現代日本社会の記録でもある。監督は金子雅和。長編2作目となる本作で、自然と人間の関係性に対する疑問を集約させ見事に映像化した。厳かな自然は長野県須坂市のほか、群馬県嬬恋村フィルムコミッション、南牧村役場村づくり・雇用推進課、上野村今井挽物工芸社をはじめとする日本各地の協力によって撮影された。

 

監督:金子雅和
出演:松岡龍平、東加奈子、福地祐介、増田修一朗、尾崎愛、細井学、松蔭浩之、松永麻里、山口智恵、山田キヌヲ、長谷川初範

 

★前売券発売中★
特別鑑賞券:1300円(税込)

4月29日公開「サラエヴォの銃声」

サラエヴォの銃声公式サイト

『ノー・マンズ・ランド』『鉄くず拾いの物語』のダニス・タノヴィッチ監督、幻の世界初公開作と最新作2本連続公開!
『汚れたミルク あるセールスマンの告発』
『サラエヴォの銃声』

 

ダニス・タノヴィッチ監督最新作。“ホテル・ヨーロッパ”を舞台に繰り広げられる、100年前のサラエヴォ事件と現代が交錯する緊迫の85分間。

“ホテル・ヨーロッパ”は、第一次世界大戦のきっかけとなったサラエヴォ事件から100年の記念式典を行うための準備に追われていた。ホテルに集うさまざまな人たち―仕事熱心な美しい受付主任、屋上で戦争と結果についてインタビューするジャーナリスト、100年前の暗殺者と同じ名を持つ謎の男、演説の練習をするVIP、ストライキを企てる従業員たちとそれを阻止しようとする支配人。人びとの思惑が複雑に絡み合い、次第に狂いだす運命の歯車。やがて高まる緊張のなか、ホテルに一発の銃声が鳴り響く——。世界が絶賛し、見事ベルリン国際映画祭で二冠に輝き、本年度アカデミー賞外国語映画賞ボスニア・ヘルツェゴビナ代表に選出された。歴史上最大の事件「サラエヴォ事件」を現代に呼び起こし、さらにはヨーロッパの過去・現在を見事にあぶり出す大胆でサスペンス感溢れる傑作。

 

監督・脚本:ダニス・タノヴィッチ
出演:ジャック・ウェバー、スネジャナ・ヴィドヴィッチ、イズディン・バイロヴィッチ、ヴェドラナ・セクサン、ムハメド・ハジョヴィッチ

4月29日公開「汚れたミルク あるセールスマンの告発」

汚れたミルク あるセールスマンの告発公式サイト

『ノー・マンズ・ランド』『鉄くず拾いの物語』のダニス・タノヴィッチ監督、幻の世界初公開作と最新作2本連続公開!
『汚れたミルク あるセールスマンの告発』
『サラエヴォの銃声』

 

1997年、パキスタンで大手グローバル企業が起こした、粉ミルクによる乳幼児死亡事件。これは、隠された真実の物語。

1997年。ある大手グローバル企業が、パキスタンで粉ミルクを強引に販売したことによって、不衛生な水で溶かした粉ミルクを飲んだ乳幼児が死亡する事件が発生した。セールスマンのアヤンは、自らが販売した商品が子どもたちの命を奪っている事に気づき、世界最大企業を訴えようとする。アヤンの前に立ちはだかる、途方もなく巨大な権力の壁。しかし、男は人生の全てを投げうって立ち向かう。子どもたちを守るため、そして愛する家族のために─。パキスタンで実際に起こった事件を基に描かれる、隠された真実の物語。映画は善良なセールスマンの無謀とも言える奮闘を、真正面から力強く描きあげた。男の勇気ある行動は、信念を貫くということ、何物にも代え難い命の尊さを教えてくれる。世界で議論を巻き起こした幻の問題作が、ついに満を持して世界初公開となる。

 

監督:ダニス・タノヴィッチ
出演:イムラン・ハシュミ、ギータンジャリ、ダニー・ヒューストン、カーリド・アブダッラー、アディル・フセイン