8月4日[土]公開『天命の城』

天命の城公式サイト

王の決断、臣の覚悟、そして民の命。3人の男たちの信念の先にある、未来とは。国の存亡を賭けた47日間の戦いを描いた、真実の歴史大作。

清の軍勢12万人に包囲された、1万3000人の朝鮮朝廷は、進むことも退くこともできない孤立無援の“南漢山城”に逃げ延びる。生き残る唯一の道は、清の臣従に落ちること。恥辱に耐えて民を守るのか、大義のために死を覚悟で戦うのか。同じ国への忠誠を持つ、二人の家臣の異なる信念の闘いの末に、未来のために下した王の決断とは―。朝鮮歴史上最も熾烈な「丙子の役」と呼ばれる闘い。その最後の47日間を、5カ月にも及ぶ極寒の中でのオールロケ―ションを決行し、初めてスクリーンに描いた感動の歴史大作。
清との和平交渉を突き通す大臣ミョンギル役には、『王になった男』以来の歴史時代劇の主演となるイ・ビョンホン。大義と名誉を重んじて、徹底抗戦を貫くサンホン役には、『哀しき獣』など骨太なカリスマ性を魅せる、時代劇初出演のキム・ユンソク。激しく対立する大臣たちの間で苦悩する朝鮮の王を、パク・ヘイルが演じている。監督は『トガニ 幼き瞳の告白』のファン・ドンヒョク。音楽は世界的巨匠、坂本龍一が韓国映画を初めて手掛け、現代的なシンフォニーに韓国の伝統音楽を取り入れ、物語の普遍的な感動と迫力を重厚なサウンドで盛り上げる。

 

監督:ファン・ドンヒョク
音楽:坂本龍一
出演:イ・ビョンホン、キム・ユンソク、パク・ヘイル、コ・ス

■PG12

8月4日[土]公開『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』

フロリダ・プロジェクト公式サイト

切なくも美しい永遠のひと夏。二人を待ち受けるのは、ハッピーエンドさえ凌ぐ誰も観たことのないマジカルエンド。

全編iPhoneで撮影した『タンジェリン』(15)で世界中を驚愕させたショーン・ベイカーが、今度は35mmで撮影。鮮やかなブルーの空、モーテルのピンクやパープル。どこか現実離れしたパステルカラーに彩られた世界で、社会の片隅で生きる人々の日常を、登場人物たちに優しく寄り添いながら、眩いほどの映像美《ベイカー・レインボー》でカラフルにそしてリアルに描き出す。最強にキュートなムーニーを演じるのは、天才子役、ブルックリン・プリンス。ヘイリー役には監督がインスタグラムで発掘し、初演技とは思えない存在感を放つブリア・ヴィネイト。さらに二人を見守るモーテルの管理人のボビーを、ウィレム・デフォーが好演。
6歳のムーニーと母親のヘイリーは定住する家を失い、“世界最大の夢の国”フロリダ・ディズニー・ワールドのすぐ外側にある安モーテルで、その日暮らしの生活を送っている。シングルマザーで職なしのヘイリーは厳しい現実に苦しむも、ムーニーから見た世界はいつもキラキラと輝いていて、モーテルで暮らす子供たちと冒険に満ちた楽しい毎日を過ごしている。しかし、ある出来事がきっかけとなり、いつまでも続くと思っていたムーニーの夢のような日々に現実が影を落としていく。

 

監督・脚本・編集:ショーン・ベイカー
出演:ブルックリン・キンバリー・プリンス、ウィレム・デフォー、ブリア・ヴィネイト

8月4日[土]公開『ファントム・スレッド』

ファントム・スレッド公式サイト

第90回アカデミー賞衣装デザイン賞受賞。オートクチュールのドレスが導く、禁断の愛。

男は女にドレスを着せることを望み、女は男を丸裸にしたいと願った。1950年代のロンドン。唯一無二のデザインと職人技術で英国の高級婦人ファッション界の中心に君臨する仕立て屋のレイノルズは、ウェイトレスのアルマと惹かれ合い、彼女を新たなミューズに迎える。レイノルズにとってミューズは創作に不可欠なインスピレーションと一時の癒しをもたらす存在、それ以上でもそれ以下でもないはずだった。しかし若く情熱的なアルマは、恐るべき愛の力でレイノルズの心に入り込み、彼が長年かけて築き上げた孤高の領域をかき乱していく。運命の恋に落ちた男女は、相手をどこまで自分のものにできるのか?愛に屈し、自分を失うことは悦びか悲劇か?やがて狂い始める二人の関係は、“ある秘密”を抱きながら激しさを増していき、誰もが想像し得ない境地にたどり着く。極上の恋愛にひと匙の媚薬を垂らし、観るものを虜にして離さない至高のドラマ。

 

★第90回アカデミー賞衣装デザイン賞受賞★
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
出演:ダニエル・デイ=ルイス、ヴィッキー・クリープス、レスリー・マンヴェル

8月11日[土]公開『コスタリカの奇跡 積極的平和国家のつくり方』

コスタリカの奇跡公式サイト

1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー。

世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。そんな数少ない国の一つで、1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育、無料の医療を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」2016の世界ランキングにおいて140ヶ国中で世界一に輝いているのがコスタリカである。またラテンアメリカで最も安全とされている国でもある。本作は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのかを詳しく説明する。軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、ジャーナリストや学者などが登場。世界がモデルにすべき中米コスタリカの壮大で意欲的な国家建設プロジェクトが今明らかになる。

 

監督・プロデユーサー:マシュー・エディ、マイケル・ドレリング
出演:ホセ・フィゲーレス・フェレール、オスカル・アリアス・サンチェス、ルイス・ギジェルモ・ソリス、クリスティアーナ・フィゲーレス、ほか

『コスタリカの奇跡』鑑賞料金
一般:1600円 / 大学・専門学生:1300円 / シニア:1100円 / 高校生以下:1000円
各種割引サービス利用可

8月11日[土]公開『フジコ・ヘミングの時間』

フジコ・ヘミングの時間公式サイト

苦難を乗り越え、60代で世界に見いだされた奇跡のピアニスト、フジコ・ヘミング。心震えるワールドツアーでの演奏、自宅で愛する猫たちに囲まれての暮し…輝き続ける彼女が教えてくれた生きるヒント。

60代後半でデビューし、80代になった今でも世界中で演奏活動を続けるフジコ・ヘミング。年間約60本のコンサートをこなし、チケットは即完売で新たなオファーも絶えない。その情感あふれるダイナミックな演奏は多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト”と呼ばれている。本作は、世界を巡るフジコを2年にわたって撮影した初のドキュメンタリー映画。お気に入りのアンティークと猫たちに囲まれて暮らすパリの自宅で迎えるクリスマスの情景、宮大工がリフォームした古民家で過ごす京都の休日、留学時代の思い出が宿るベルリン郊外への旅など、初公開のフジコのプライベートが観れる。世界中の人々を魅了してやまないフジコの音楽は、どんな人生・ライフスタイルから生まれてくるのか?

 

監督:小松莊一良
出演:フジコ・ヘミング
ナレーション:三浦透子

8月18日[土]公開『華麗なるフランス映画』

華麗なるフランス映画公式サイト

フランス映画全盛期とされるヌーヴェルヴァーグの時代を経て、映画史にその名を刻んだフランスの映画スターたち。1960年代から70年代にかけて製作された、若き日の彼らの主演作は、時を越えて今なお、不朽の名作として世界中で愛されています。

20世紀最高の美男、アラン・ドロン。甘いマスクに抜群のスタイル、憂いを帯びた雰囲気で、日本でも絶大な人気を誇り、長年外国人男優人No.1にランクイン。類まれな容姿だけでなく、ギャング、強盗、殺し屋、二重人格者など、ダークな役をも見事に演じ切る演技力が世界で認められ、映画界のレジェンドとして語り継がれています。
元祖クールビューティー、カトリーヌ・ドヌーヴ。可憐な少女から妖艶な美女へ。世界一と称賛されたエレガントな美しさは年齢を重ねても輝きを放ち、出演作での着こなしがお手本にされる永遠のファッションアイコン。衝撃作や難役にも意欲的なチャレンジ精神で、世界の名だたる監督たちとタッグを組み、第一線で活躍し続けています。
愛と自由の女神、ジャンヌ・モロー。奔放で官能的な悪女をチャーミングに演じる唯一無二の存在感は、幼い頃から女優を志し、舞台で演技を磨いた努力の賜物。ルイ・マルやトリュフォーなど多くのクリエイターたちと恋に落ち、私生活でも自立した現代女性を体現。彼女の生き方そのものが、ヌーヴェルヴァーグを象徴してたといえます。
ダンディな色男、ジャン=ポール・ベルモンド。ゴダールの『勝手にしやがれ』で一躍脚光を浴び、ヌーヴェルヴァーグを代表するカリスマ的存在に。飄々としていながら、愛嬌もあり親しみやすい。シリアスからアクション、コメディまで、様々な役を軽やかに演じ分ける個性と実力を兼ね備え、アラン・ドロンと人気を二分しています。

2017年は、ドロンの引退宣言、ドヌーヴの来日、モローの訃報といったニュースが相次ぎ、フランスの往年の映画俳優が注目を集めました。そして今ここに、名優たちの魅力が凝縮された、フランス映画のバイブルというべき珠玉の作品群がスクリーンに甦ります。

■上映日程
8月18日(土)〜8月24日(金)
『太陽がいっぱい』

8月25日(土)〜8月31日(金)
『突然炎のごとく』

9月1日(土)〜9月7日(金)
『エヴァの匂い』

9月8日(土)〜9月14日(金)
『太陽はひとりぼっち』

9月15日(土)〜9月21日(金)
『ダンケルク』

9月22日(土)〜9月28日(金)
『昼顔』

9月29日(土)〜10月5日(金)
『哀しみのトリスターナ』

 

■料金
一般:1600円
大学・専門学生:1300円
高校生以下:1000円
シニア(60歳以上):1100円
※会員割引あり

 

★【華麗なるフランス映画】スタンプラリー
・3作品をご鑑賞の方に先着で“ポストカード(2枚組)”をプレゼント!
・全作品をご鑑賞の方全員に当館のご招待券をプレゼント!
※ポストカードは数量限定につき、なくなり次第終了となります。

8月18日[土]公開『ダリダ あまい囁き』

ダリダ〜あまい囁き〜公式サイト

アラン・ドロンとのデュエット曲などで一世を風靡したフランスの歌姫。愛に向かって生きたひとりの女性の物語。

60年代フランス。ミス・エジプトに輝いた美貌とそのエキゾチックな歌声で、フランス全土に社会現象を起こし、一躍スターとなったダリダ。ゴールドディスクを受賞し、歌手としての成功を掴んだが、私生活では数々の恋愛に悩み、愛する人との幸せな家庭に憧れ続けていた―。出会いと別れに傷つきながらも、その経験を歌にして、ステージの上で輝き続けるダリダ。愛に向かって生きた激しく、哀しく、美しい54年の生涯に、誰もが魅了される!「パローレ、パローレ」のフレーズで日本でも大ヒットしたアラン・ドロンとのデュエット「あまい囁き」や、年下の恋人との恋愛を綴った「18歳の彼」、「べサメ・ムーチョ」など、自由奔放な恋愛が赤裸々に歌われている。一方で、「わたしは病んでいるの」と、苦しい胸の内を歌った曲もある。ダリダの歌には喜びも悲しみもすべてがあり、人生とは何かをわたしたちに教えてくれる。時代を超えてもなお、観る人の心に響くその強く美しい生き様を、モデル出身で映画初主演のイタリア人女優スヴェヴァ・アルヴィティが見事に演じきっている。60年代〜70年代の洗練されたファッションと、華やかなステージも必見!!

 

監督・脚本:リサ・アズエロス
出演:スヴェヴァ・アルヴィティ、リッカルド・スカマルチョ、ジャン=ポール・ルーヴ、ニコラ・デュヴォシェル、アレッサンドロ・ボルギ、ヴァンサン・ペレーズ、パトリック・ティムシット

8月18日[土]公開『モリーズ・ゲーム』

モリーズ・ゲーム公式サイト

トップアスリートから高額ポーカーの経営者へ。スキャンダルが感動に変わった驚愕の実話。

その名を聞けば、世界中の誰もが知っているハリウッドスターやミュージシャン、さらに大物実業家までが顧客リストに並ぶ、エクスクルーシブなポーカールームが実在した。賭け金の最低額は1万ドルだが、どんなにキャッシュを積んでも、オーナーからの招待がなければ覗くことも許されない。まるで都市伝説のようなサロンのオーナーは、何の後ろ盾も持たない26歳の独身女性、モリー・ブルーム。だが、栄華を極めた果てに、違法なゲームを主催した容疑でFBIに逮捕される。
モリーが2014年に刊行し、ベストセラーとなった回顧録を、並外れた成功を成し遂げた実在の人物の裏側に迫って来た、脚本家のアーロン・ソーキンが独自の視点で脚色、オスカーにも輝いた才能のすべてを注ぎ込んで初監督に挑んだ。モリーを演じるのは、『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』と『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞にノミネートされ、『女神の見えざる手』で観客を虜にしたジェシカ・チャステイン。彼女の弁護を担当する信念を貫く弁護士に『ダークタワー』のイドリス・エルバ。厳格な父親に『ドリーム』のケヴィン・コスナー。世界一魅惑的で破滅的なゲームに秘められた、幾度もの失敗から立ち上がった《勝つために生まれた女》の感動の逆転ドラマ。

 

監督・脚本:アーロン・ソーキン
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー、マイケル・セラ

■PG12

8月18日[土]公開『ゲッベルスと私』

ゲッベルスと私公式サイト

ナチス宣伝大臣ゲッベルスの秘書、ブルンヒルデ・ポムゼルが、終戦から69年の沈黙を破り独白する。

若きポムゼルは、第二次世界大戦中、1942年から終戦までの3年間、ナチスの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書として働き、近代における最も冷酷な戦争犯罪者のそばにいた人物である。本作は彼女が終戦から69年の沈黙を破って当時を語った貴重なドキュメントである。“ホロコーストについてはなにも知らなかった”と語るポムゼルの30時間に及ぶ独白インタビューは、20世紀最大の戦争と全体主義の下で抑圧された人々の人生を浮き彫りにする。本作品には、当時、世界各国で製作された様々なアーカイヴ映像が数多く挿入される。ナチスを滑稽に描くアメリカ軍製作のプロパガンダ映画、ヒトラーを揶揄する人々を捉えたポーランドの映像、ゲッベルスがムッソリーニとヴァカンスを楽しむプライベート映像、そして戦後、ナチスのモニュメントを破壊する人々やホロコーストの実態を記録した映像。それらは、戦争という人間の愚行はいつでも繰り返されることを語り、戦争の続く今日に警鐘を鳴らしている。

 

監督:クリスティアン・クレーネス、フロリアン・ヴァイゲンザマー、オーラフ・S・ミュラー、ローラント・シュロットホーファー

8月18日[土]公開『母という名の女』

母という名の女公式サイト

母性などない。あるのは欲望だけ。隣にいるのは母ではなく、女という怪物だった…。『父の秘密』『或る終焉』のミシェル・フランコ監督、衝撃のミステリー。

メキシコのリゾートエリア、バジャルタの海辺に建つ瀟洒な別荘。そこに二人きりで住む姉妹のもとに、長い間疎遠になっていた美しき母が戻ってきた。17歳の妹は同じ歳の少年との間に子供を身ごもっており、突然舞い戻った母は献身的に娘の面倒をみるのだが、娘の出産をきっかけに、自身の影のある深い欲望を忠実に遂行していく…。母にいったい何が起きたのか?彼女はそもそもいったい何者なのか?闇を覗き込んだ母娘の緊張感あふれる関係にメスを入れ、母、あるいは家族という幻想を吹き飛ばす、『父の秘密』『或る終焉』のミシェル・フランコ監督、衝撃のミステリー。フランコ監督は、これまでの作品でも、崩壊に瀕した家族、人間の内に潜む理不尽な暴力性、あるいは生と死という切実なテーマをめぐって、一作ごとに新たな問題提起を行い、国際的な名声を博してきた。本作でも、ふたたび家族という主題をめぐって意想外な視点からスポットを当て、観る者を不穏で不安定な世界へと導いていく。

 

★第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞受賞★
監督・脚本・製作・編集:ミシェル・フランコ
出演:エマ・スアレス、アナ・バレリア・ベセリル、エンリケ・アリソン、ホアナ・ラレキ、エルナン・メンドーサ、ほか

■PG12

8月25日[土]公開『菊とギロチン』

菊とギロチン公式サイト

瀬々敬久監督が、傑作『ヘヴンズ ストーリー』に続いて放つ入魂作。実在した「女相撲興行」と「ギロチン社」、史実をもとにしたオリジナルストーリー。

物語の舞台は、大正末期、関東大震災直後の日本。混沌とした社会情勢の中、急速に不寛容な社会へとむかう時代。登場するのは、かつて実際に日本全国で興行されていた「女相撲」の一座と、実在したアナキスト・グループ「ギロチン社」の青年たち。女だという理由だけで困難な人生を生きざるを得なかった当時の女たちにとって、「強くなりたい」という願いを叶えられる唯一の場所だった女相撲の一座。様々な過去を背負った彼女たちが、少し頼りないが「社会を変えたい、弱い者も生きられる世の中にしたい」という大きな夢だけは持っている若者たちと運命的に出会う。立場は違えど、彼らの願いは「自由な世界に生きること」。次第に心を通わせていく彼らは、同じ夢を見て、それぞれの闘いに挑む――。時代に翻弄されながらも、歴史の影でそれぞれの「生きる意味」を模索して、もがき、泥だらけになり、時にかっこ悪い姿をさらしながらも、自由を追い求め、世界に風穴をあけたいと願った若者たちの物語を、フレッシュな「今」を感じさせる役者たちで描く、アナーキーなエネルギーが溢れだす青春群像劇。

監督:瀬々敬久
出演:木竜麻生、東出昌大、寛一郎、韓英恵、川清彦、山中崇、井浦新、大西信満、嘉門洋子、大西礼芳、山田真歩、嶋田久作、菅田俊、宇野祥平、嶺豪一、篠原篤、川瀬陽太、ほか
ナレーション:永瀬正敏

■本編:189分/R15+

■『菊とギロチン』鑑賞料金

【当日券】
一般:2000円/大学・専門学生:1800円/中高生:1300円/シニア:1500円/障がい者手帳提示割引(同伴の方2名まで):1000円/夫婦50割:3000円(2名で)
※上記以外の割引サービスはご利用いただけません。
※各種ご招待券・割引券はご利用いただけません。

【会員割引】
プレミアム会員:1300円
メンバーズ会員:一般 1600/学生 1500円/シニア 1300円
※回数券はご利用いただけません。

8月25日[土]公開『ビューティフル・デイ』

ビューティフル・デイ公式サイト

カンヌ国際映画祭 脚本賞&男優賞W受賞!危険な映像世界に、全感覚がのみ込まれる。

元軍人で、殺しを厭わない冷徹な人捜しのプロという異色の主人公・ジョーに扮したのは、その類い希な個性でアカデミー賞に3度ノミネートされた確かな演技力の持ち主、ホアキン・フェニックス。『少年は残酷な弓を射る』で世界を騒然とさせたリン・ラムジー監督6年ぶりの新作は、説明的な描写やセンチメンタリズムを排除し、徹底的に研ぎ澄まされたスタイリッシュな映像美を創出。さらに『ファントム・スレッド』でオスカーノミネートも果たしたジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)が手掛けたそのソリッドな音楽と相まって、観る者の視聴覚をスリリングに刺激してやまない傑作が誕生した。
元軍人のジョーは行方不明の捜索を請け負うスペシャリスト。ある時、彼の元に舞い込んできた依頼はいつもと何かが違っていた。依頼主は州上院議員。愛用のハンマーを使い、ある組織に囚われた議員の娘・ニーナを救い出すが、彼女はあらゆる感情が欠落しているかのように無反応なままだ。そして二人はニュースで、依頼主である父親が飛び降り自殺したことを知る―。

 

★第70回カンヌ国際映画祭 脚本賞&男優賞受賞★
監督・脚本:リン・ラムジー
出演:ホアキン・フェニックス、ジュディス・ロバーツ、エカテリーナ・サムソノフ、ジョン・ドーマン、アレックス・マネット、アレッサンドロ・ニヴォラ

■PG12

8月25日[土]公開『軍中楽園』

軍中楽園公式サイト

戦いの最前線だった小さな島で、40年間公然の秘密とされた楽園。歴史的背景をベースに男女が紡ぐ倫理を超えた悲哀の叙情詩。

台湾の巨匠『悲情城市』のホウ・シャオシェンが完成を望み編集に協力した本作の監督は、『モンガに散る』のニウ・チェンザー。戦後の台湾で40年にわたり公然の秘密であった実在の娼館を舞台に、不条理な運命に翻弄されながらも幸せを望んでもがく男と女の甘美で残酷な真実の姿に迫る。
1969年、中国と台湾が対立していた時代。砲撃が降り注ぐ攻防の最前線だった島に配属された台湾青年兵ルオ・バオタイ。エリート部隊に配属されるも、カナヅチであることが判明し、「特約茶室」を管理する831部隊で働くことに。そこは「軍中楽園」と呼ばれる娼館だった。事情を抱えて働く様々な女たち。どこか影のある女、ニーニーと出会い、奇妙な友情を育むバオタイ。男たちに愛を囁く小悪魔アジャオとの未来を夢見る一途な大陸出身の老兵ラオジャン。過酷な現実に打ちのめされた若き兵士ホワシンは空虚な愛に逃避する。ある日、バオタイのもとに純潔を誓った婚約者から別れの手紙が届く。その悲しみを受け止めてくれたニーニーにやがて惹かれていくバオタイだったが、彼女が許されぬ「罪」を背負っていると知り…。

 

監督、脚本、エグゼクティブ・プロデューサー:ニウ・チェンザー
編集協力:ホウ・シャオシェン
出演:イーサン・ルアン、レジーナ・ワン、チェン・ジェンビン、アイビー・チェン