6月1日[土]公開『スモーキング・エイリアンズ』

スモーキング・エイリアンズ公式サイト

喫煙者(ヘビースモーカー)VS 宇宙生物(エイリアン)
誰も見たことがない戦いが今、始まる

2019年に女優活動20周年を迎える倖田李梨と、彼女の映画デビュー作からの盟友である監督・中村公彦&脚本・小松公典のコンビ(『101回目のベッド・イン』)、そして『おやじ男優Z』のプロデューサー・空乃雲之が集結。喫煙シーン満載ながら喫煙者・非喫煙者どちらも楽しめて、更に昨今の社会風刺を散りばめた奇想天外なSFパニックムービーが誕生した。アクション・インディペンデント・ピンクなど様々な話題作で活躍する多彩なキャストが、煙草を吸いながらのアクションに挑む。エイリアン描写はCGを使わず、特殊造型の操演と俳優の身体の動きだけで表現。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018で多数の応募作品の中から【ゆうばりチョイス部門】に選出された話題作、待望の劇場公開!
夫を病気で失って以来、ビル清掃の仕事をしながら一人娘の桐子を育てているシングルマザー・花沢香。変わりばえのしない毎日の中で、煙草だけが彼女の癒しである。しかし職場の東光株式会社では、新しく来た副社長の方針で喫煙室が縮小されてしまう。煙草の値上げや歩き煙草禁止条例など、香たち喫煙者の肩身はどんどん狭くなっていく…。そんな日常がある日突然変わる。宇宙から飛来した多数の球体から未知の生物が飛び出し、人間に寄生して操り始めたのだ。人間の口から入り込み体内で繁殖した宇宙生物たちは、凄まじい勢いで仲間を増やしていった。東光株式会社の屋上にも球体が落下し、数時間のうちに大半の社員たちが寄生されてしまった。寄生された人間は奇怪な動きをして、並外れた身体能力を発揮する者もいた。ビルに閉じ込められた香と同僚たちは、逃げる最中に宇宙生物が煙草の煙に弱いことに気づく。だがそれは死闘の始まりにすぎなかった。喫煙者VS宇宙生物、生き残るのはどっちだ?!

監督・脚本:中村公彦
脚本:小松公典
出演
:倖田李梨、しじみ、津田篤、滝本より子、島津健太郎、岩谷健司、石川雄也、世志男、松井理子、藍田あかね、三元雅芸、亜紗美(特別出演)、那波隆史
日本/82分/ブルーレイ上映

 

■初日舞台挨拶開催
本作の中村公彦監督をはじめ、キャスト・製作陣による舞台挨拶開催決定!

【日時】
6月1日(土)
上映13:20より
※上映後、舞台挨拶

【ゲスト】
[キャスト]津田篤さん、滝本より子さん、世志男さん(仮)
[監督]中村公彦監督
[脚本]小松公典さん
※ゲストは都合により、予告なく変更となる場合がございます

【鑑賞料金】
イベント当日は[毎月1日・映画の日]割引につき、1100円
※各種割引・会員サービス利用可

6月1日[土]公開『こどもしょくどう』

こどもしょくどう公式サイト

“子ども食堂”が必要とされる現代社会を子どもの視点から描いた物語。

豊かに見える今の日本社会のひずみを受け、満足な食事をとることのできない子ども達がいることをご存知でしょうか。そんな子どもたちの拠り所となる“子ども食堂”が、地域の新たなコミュニティの場として全国各地に広がっています。なぜ今子ども食堂が必要とされているのか…。そのテーマを子ども視点から描き出したのは、『火垂るの墓』で戦禍のなか精一杯生きる兄妹と向き合った日向寺太郎監督と、2014年『百円の恋』(武正晴監督)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した脚本家の足立紳。2年に渡る脚本づくりを経て、弱者に不寛容な現代社会でも、子どもの純粋な気持ちは社会を変えることができるかもしれない、という希望が見える作品が誕生しました。
小学5年生の高野ユウトは、食堂を営む両親と妹と健やかな日々を過ごしていた。一方、ユウトの幼馴染のタカシの家は、育児放棄の母子家庭で、ユウトの両親はそんなタカシを心配し頻繁に夕食を振舞っていた。ある日、ユウトとタカシは河原で父親と車中生活をしている姉妹に出会った。ユウトは彼女たちに哀れみの気持ちを抱き、タカシは仲間意識と少しの優越感を抱いた。あまりに“かわいそう”な姉妹の姿を見かねたユウトは、怪訝な顔をする両親に2人にも食事を出してほしいとお願いをする。久しぶりの温かいご飯に妹のヒカルは素直に喜ぶが、姉のミチルはどことなく他人を拒絶しているように見えた。数日後、姉妹の父親が2人を置いて失踪し、ミチルたちは行き場をなくしてしまう。これまで面倒なことを避けて事なかれ主義だったユウトは、姉妹たちと意外な行動に出始める――。

監督:日向寺太郎
出演:藤本哉汰、鈴木梨央、浅川蓮、古川凛、田中千空、降谷建志、石田ひかり、常盤貴子、吉岡秀隆
日本/93分

6月1日[土]公開『リヴァプール、最後の恋』

リヴァプール、最後の恋公式サイト

女優として生きた、恋に生きた。オスカー助演女優賞に輝いたグロリア・グレアムと若手舞台俳優の歳の差もキャリアの差も超えたロマンスを実話を基に描く。

ピーター・ターナーが1987年に発表した同名の回顧録を映画化。『悪人と美女』(1952)でオスカー助演女優賞に輝いた往年の大女優グロリア・グレアム(1923−1981)。1950年代ハリウッドで活躍し、4度の結婚歴を持つ自由奔放な女優。最後まで女性として、女優として生き抜いたグロリアと駆け出しの若手舞台俳優ピーターの最後の恋を、リヴァプールを舞台に描いた感動のラブストーリー。グロリア役に4度アカデミー賞にノミネート経験を持ち、20年ものあいだ、この役を待ち続けた実力派のアネット・ベニング。ピーター役には『リトル・ダンサー』『スノーピアサー』のジェイミー・ベル。歳の差もキャリアの差も超えて惹かれあうふたりのロマンスを見事に体現し見るものを魅了する。
1981年9月29日、ピーター・ターナーの元に衝撃の知らせが飛び込んできた。かつての恋人グロリア・グレアムがイギリスのランカスターのホテルで倒れたのだという。「リヴァプールに行きたい」そう懇願するグロリアに対してピーターはリヴァプールにある自分の実家でグロリアを療養させることにした。ピーターの家族やリヴァプールを懐かしむグロリアだったが、全く病状を明かそうとしない。心配になったピーターは、アメリカの主治医に連絡をとり病状を確かめた。そして、グロリアの死が近いことを悟ったピーターは、不意に彼女と楽しく過ごしていた頃を思い出すのだった。最後までグロリアがリヴァプールに拘り続けた理由とは―。

監督:ポール・マクギアン
出演:アネット・ベニング、ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ
アメリカ/105分

6月1日[土]公開『希望の灯り』

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1989年ベルリンの壁崩壊、1990年東西再統一。置き去りにされた人たちの哀しみを、スーパーマーケットの灯りが優しく包む。慎ましく幸せな物語。

腕や首の後ろにタトゥーを入れた無口な青年クリスティアンは、巨大スーパーマーケットの在庫管理係として働き始める。旧東ドイツ、ライプツィヒ近郊。店の周囲には畑地が一面に広がり、遠くにアウトバーンを走る車が見える。仕事を教えてくれる中年男性ブルーノはクリスティアンを言葉少なに見守る。年上の魅力的な女性マリオンへの一途な思いは、恋の喜びと苦しみを教えてくれる。ここで働く者たちは、みな、素朴で、ちょっと風変わりで、心優しい。それぞれに心の痛みを抱えるからこそ、たがいに立ち入り過ぎない節度がある。それが、後半に起きる悲しい出来事の遠因になったのかもしれないが、彼らは喪失の悲しみを静かに受けとめ、つましく生きていくのだ。いま目の前にある小さな幸せに喜びを見出すことで日々の生活にそっと灯りをともす。そんな彼らの生きる姿勢が、深い共感と感動を呼びおこし、静かな波のざわめきのように深い余韻を残す。
トーマス・ステューバー監督は、1981年、旧東ドイツのライプツィヒ生まれ。本作は、クレメンス・マイヤー(1977年、旧東ドイツ・ハレ生まれ)の短編小説「通路にて」を映画化したものだ。2人は、マイヤーの短編「犬と馬のこと」をステューバーが2012年に中編作品に映画化して以来タッグを組み、ステューバーの初長編映画『ヘビー級の心』(15/Netflixにて配信)では共同で脚本を執筆。本作も2人の共同脚本作であり、マイヤーはマリオンの夫役で出演もはたしている。ベルリンの壁崩壊に続く1990年のドイツ再統一によって、旧東ドイツ人のなかには不遇をかこつ人々もいた。社会の片隅で助けあう人々の日常を静かに描き出す本作は、人と人との距離感という意味でも、フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ作品に通じるものがある。「美しく青きドナウ」や「G線上のアリア」などクラシックの名曲の効果的な使い方や、カナダのゴシックフォーク・グループ、ティンバー・ティンバーの「Moments」をエンディング曲に選ぶなど、音楽センスも抜群だ。

★第68回ドイツアカデミー賞主演男優賞(フランツ・ロゴフスキ)★
監督・脚本:トーマス・ステューバー
原作・脚本・出演:クレメンス・マイヤー(「通路にて」新潮クレスト・ブックス『夜と灯りと』所収<品切>)
出演:フランツ・ロゴフスキ、ザンドラ・ヒュラー、ペーター・クルト
ドイツ/125分

6月1日[土]公開『たちあがる女』

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彼女はアイスランドから世界を救う─。とぼけたユーモアと人生の苦み、音楽と自然に彩られた、強さと優しさの物語。

女長編作『馬々と人間たち』で鮮烈なデビューを飾り、世界中で20以上もの映画賞を獲得。アキ・カウリスマキや口イ・アンダーソンの後に続く、北欧の才能と目されるベネディクト・エルリングソン監督の最新作『たちあがる女』は、コーラス講師と環境活動家、二つの顔を持つ女性ハットラが、新しい家族を迎え入れ、母親になる決意をしたことから巻き起こる騒動をユーモラスに描くヒューマンドラマ。雄大なアイスランドの自然と叙情的な音楽に彩られた現代のおとぎ話ともいえる物語は、とぼけた味わいとコミカルな笑いを醸しながらも、いまの人間社会において見逃してはいけない問題を皮肉たっぷりに浮かび上がらせていく。2018年の力ンヌ国際映画祭・批評家週間の優秀な脚本に贈られる劇作家作曲家協会賞受賞を皮切りに、劇中で一人二役を演じた、主演女優ハルドラ・ゲイルハルズドッティルが二つの映画祭で最優秀女優賞を受賞したほか、2019年アカデミー賞アイスランド代表作品に選出されるなど、現在も多くの映画祭を席巻中!「自分らしく生きる一人の女性」を通して、人間の強さと優しさ、そして寛容さを謳い上げ、生きていく中で一番大切なものを気付かせてくれる『たちあがる女』は、爽やかな感動を呼ぶアイスランド発・痛快ヒューマン・エンターテイメント!
風光明娼なアイスランドの田舎町に住むハットラは、セミプ口合唱団の講師。彼女は周囲に知られざる、もうーつの顔を持っていた。謎の環境活動家”山女”、として、密かに地元のアルミニウム工場に対して、孤独な闘いを繰り広げていたのだ。そんなある日、彼女の元に予期せぬ知らせが届く。長年の願いだった養子を迎える申請がついに受け入れられたのだ。母親になるという夢の実現のため、ハットラはアルミニウム工場との決着をつけるべく、最終決戦の準備に取り掛かる―。

★2018年力ンヌ国際映画祭・批評家週間 作家作曲家協会賞受賞★
監督・脚本:ベネディクト・エルリングソン
出演:ハルドラ・ゲイルハルズドッティル、ヨハン・シグルズアルソン、ヨルンドゥル・ラグナルソン、マルガリー・ヒルスカ
アイスランド・フランス・ウクライナ/101分

6月8日[土]公開『ラストタンゴ・イン・パリ 4Kデジタルリマスター版』

ラストタンゴ・イン・パリ公式サイト

イタリア映画界の巨匠へ哀悼の意を表した緊急追悼上映

2018年11月26日、ベルナルド・ベルトルッチ監督が肺癌によりローマで亡くなった。享年77。訃報を受けたカンヌ国際映画祭は、この映画人を「世界映画の導きの灯として永遠に輝き続ける、イタリア映画界の巨星」と呼んで讃えた。大作『ラストエンペラー』(87)でオスカー主要部門を総なめし、国際的な名声を確立する以前から、ベルトルッチ映画はその大胆な視覚的スタイルと物議を醸す内容で世界的に注目されていた。彼の名が広く世の耳目を集めるきっかけを作ったのが、公開と同時に国境を超えて一大スキャンダルを巻き起こしたこの『ラストタンゴ・イン・パリ』だ。今回、巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督に哀悼の意を表し緊急追悼上映の運びとなった。
ポール役を演じるのは、「メソッド俳優」として高く評価されると共にハリウッドの「映画スター」でもあったマーロン・ブランド。ベルトルッチ映画にアメリカ人俳優が主演するのは、初めてのことである。ジャンヌ役には、フランス人新進女優マリア・シュナイダーが抜擢された。ジャンヌの恋人の映画監督を演じるのは、フランソワ・トリュフォーの秘蔵っ子にしてヌーヴェル・ヴァーグを象徴する若手俳優の一人ジャン=ピエール・レオだ。パリを舞台に、妻に自殺されたばかりのアメリカ人ホテル経営者ポールが、偶然出会った若いフランス人娘ジャンヌをアパルトマンの一室で衝動的に犯した後、二人が同じ部屋で互いのことを何も知らないまま逢瀬を重ね、やがて悲劇的な破局を迎えるまでが描かれる。

監督:ベルナルド・ベルトルッチ
出演:マーロン・ブランド、マリア・シュナイダー、ジャン=ピエール・レオ
1972年/イタリア・フランス/129分/R18+

6月8日[土]公開『愛がなんだ』

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“好き”と言えないすべての人へ

猫背でひょろひょろのマモちゃんに出会い、恋に落ちた。その時から、テルコの世界はマモちゃん一色に染まり始める。会社の電話はとらないのに、マモちゃんからの着信には秒速で対応、呼び出されると残業もせずにさっさと退社。友達の助言も聞き流し、どこにいようと電話一本で駆け付け(あくまでさりげなく)、平日デートに誘われれば余裕で会社をぶっちぎり、クビ寸前。大好きだし、超幸せ。マモちゃん優しいし。だけど。マモちゃんは、テルコのことが好きじゃない…。
角田光代のみずみずしくも濃密な片思い小説を、“正解のない恋の形”を模索し続ける恋愛映画の旗手、今泉力哉監督が見事に映画化。彼らの関係はあまりにもリアルで、ヒリヒリして、恥ずかしくて、でも、どうしようもなく好き…。この映画には、恋のすべてが詰まっています。

監督:今泉力哉
原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)
出演:岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也、穂志もえか、中島歩、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこ
日本/123分

6月8日[土]公開『イメージの本』

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世界の巨匠ジャン=リュック・ゴダール渾身の最新作!

『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』をはじめ数々の名作を世に送り出してきたヌーヴェルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダール。1930年フランス・パリに生まれ、88歳を迎えてなお、世界の最先端でエネルギッシュに創作活動に取り組む監督の最新作『イメージの本』は、新たに撮影した映像に、様々な<絵画>、<映画>、<文章>、<音楽>を巧みにコラージュし、現代の暴力、戦争、不和などに満ちた世界に対する“怒り”をのせて、この世界が向かおうとする未来を指し示す 5 章からなる物語。本作で、ゴダール本人がナレーションも担当している。2018年5月に開催されたカンヌ国際映画祭では、映画祭史上初めて、最高賞【パルムドール】を超越する賞として特別に設けられた【スペシャル・パルムドール】を受賞し、世界中の映画ファンを湧かせた。前作『さらば、愛の言葉よ』(14)で、彼にしか創造し得ない新感覚の3D技法で観客を驚かせたゴダール監督が今作では、枯渇することのないイメージと音を多用し、観客の想像力を縦横無尽に刺激する84分間のアート体験を約束する。

監督・脚本・編集・ナレーション:ジャン=リュック・ゴダール
撮影・製作・編集:ファブリス・アラーニョ
スイス・フランス合作/84分

6月15日[土]公開『ビューティフル・ボーイ』

ビューティフル・ボーイ公式サイト

堕ちていく息子を信じ続けた8年間。ジョン・レノンの名曲が彩る、痛ましくも美しい愛と再生の記録。

『君の名前で僕を呼んで』で世界中を魅了し、アカデミー主演男優賞にノミネートされた、ハリウッドが今最も期待する俳優ティモシー・シャラメ。待望の最新作は、8年という長い歳月をかけてドラッグ依存を克服し、現在はNetflixの人気ドラマ「13の理由」の脚本家として活躍する人物と、彼を支え続けた家族の物語。破滅の道を突き進む息子ニックを、シャラメが卓越した演技力で表現。堕ちていく姿までも美しく、若さの中に秘められた危うさから1秒たりとも目が離せない。息子を信じ続ける父親デヴィッドを『フォックスキャッチャー』での演技も記憶に新しいスティーヴ・カレルが、苦悩と葛藤を滲ませながら熱演。抑えた演技の中で、無償の愛と慈しみを与える姿に誰しもが胸をつかれるだろう。タイトルは、1980年に発表されたジョン・レノンとオノ・ヨーコの最後のアルバム『ダブル・ファンタジー』の収録曲「ビューティフル・ボーイ」から。当時5歳になる愛息ショーン・レノンに捧げたこの曲は、劇中でも子守唄として象徴的に使用され、父デヴィッドの心情とシンクロする。原作は、13回の依存症再発のため7つの治療センターを訪れた8年間の軌跡をデヴィッドとニックそれぞれの視点から描いた2冊のベストセラー回顧録。異なる2つの視点を統合して見事な1本のドラマを完成させたのは『オーバー・ザ・ブルースカイ』でアカデミー賞外国語映画賞ノミネートを果たしたフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン監督。製作は『ムーンライト』『それでも夜は明ける』など上質かつ見応えのあるドラマを産み出し続け、今やオスカー常連となっているブラッド・ピット率いるプランBエンターテインメント。実話が元になっているが故の残酷なまでにリアルな様を、克明に描く。

監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
出演:スティーヴ・カレル、ティモシー・シャラメ
アメリカ/120分/R15+

6月15日[土]公開『僕たちのラストステージ』

僕たちのラストステージ公式サイト

可笑しいのに、涙が止まらない。伝説のコメディアン ローレルー&ハーディの晩年を描いたヒューマンドラマ。

1937年、スタン・ローレルとオリバー・ハーディによるお笑いコンビ、ローレル&ハーディは、観客からも批評家からも愛され、出演映画は世界中で上映され、ハリウッド・コメディ界の頂点に君臨していた。1953年、ローレル&ハーディは、イギリスでホールツアーを開始するも、既に二人は過去の人になっていた。待遇は悪く、客席もガラガラ。互いを笑わせあいながら、過酷なツアーを頑張って続けるうちに、やがて二人はファンを取り戻していくが、ある日の口論をきっかけに、オリバーはコンビ解消を心に決め、スタンに「引退する」と告げる―。
細身で皮肉屋のスタンを、イギリス出身でコメディアンとしても知られる『あなたを抱きしめる日まで』のスティーヴ・クーガン。ふくよかで陽気なオリバーを、アメリカ出身で『シカゴ』『シュガー・ラッシュ』シリーズなど、コメディからミュージカル、シリアスな作品まで幅広く活躍してきたジョン・C・ライリー。英米を代表する名優が、衣装や特殊メイクの力も借りて、愛すべきコンビを、本物以上に本物らしく再現。二人の演技合戦は必見!さらにジョン・S・ベアード監督は、ローレル&ハーディの代表作を劇中に散りばめ、映画そのものをローレル&ハーディの作品かのような、愛すべきドラマに仕上げた。多幸感溢れる二人のラストステージに、拍手喝采を贈らずにはいられない。

監督:ジョン・S・ベアード
出演:スティーヴ・クーガン、ジョン・C・ライリー、シャーリー・ヘンダーソン、ニナ・アリアンダ、ルーファス・ジョーンズ、ダニー・ヒューストン
イギリス・カナダ・アメリカ/98分

6月15日[土]公開『ヒトラーvs.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』

ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ公式サイト

ヒトラーの秘宝。だれも知らない闇の美術史。究極の美と権力に秘められた名画ミステリー。

ナチス・ドイツがヨーロッパ各地で略奪した芸術品の総数は約60万点にのぼり、戦後70年以上経った今でも10万点が行方不明と言われる。なぜ、ナチス・ドイツは、いやヒトラーは、美術品略奪に執着したのか?彼らは、ピカソ、ゴッホ、ゴーギャン、シャガール、クレーらの傑作に「退廃芸術」の烙印を押しそれらを貶め、一方で、純粋なアーリア人による写実的で古典主義的な作品を擁護。同時に、故郷リンツに“総統美術館”設立の野望を抱き、右腕的存在のゲーリング国家元帥と張り合うかのうように、ユダヤ人富裕層や、かのルーブル美術館からも問答無用で憧れの名品や価値ある美術品の略奪を繰り返した。権力は芸術をも支配できると妄信するナチスが行った歴史上最悪の美術品強奪と破壊、そしてヒトラーの秘宝たちが辿った知られざる真実とは?
ナチス・ドイツによる美術史上最悪の略奪と相続人たちの粘り強い戦いを案内するのは、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(14)や『修道士は沈黙する』(18)など、イタリア映画界が誇る名優トニ・セルヴィッロ。監督は新鋭ドキュメンタリー作家のクラウディオ・ポリ。ヴェネチア・ビエンナーレやイタリア国立21世紀美術館などのドキュメンタリーを手掛けたスペシャリスト。世界各地で自己顕示欲の強い指導者が誕生し、民族対立や経済格差が煽られる現代社会。都合よく大衆を操るために芸術が政治に利用される可能性は否定できない。政治は芸術を支配できると妄信するヒトラーと向き合ったピカソの声に耳を傾けたい。「芸術家とは何だ?」

監督:クラウディオ・ポリ
キャスト:トニ・セルヴィッロ
イタリア・フランス・ドイツ合作/97分/ドキュメンタリー

6月15日[土]公開『RBG 最強の85才』

RBG 最強の85才公式サイト

妻として、母として、そして働く女性として。最高齢のスーパーヒーローことルース・ベイダー・ギンズバーグ。そのキャリアと知られざるラブストーリーが今明かされる!

ルース・ベイダー・ギンズバーグ、通称RBG。若き弁護士時代からアメリカの法を変えてきた彼女は、最高齢の女性最高裁判事として国民的アイコンとなった。関連本の出版に始まり、Tシャツやマグカップなどのグッズも誕生した“RBGフィーバー”とそのオンリーワンな歩み、そして彼女を最高裁判事に押し上げた最愛の夫との胸を打つエピソードの数々を描いた本作は、米国公開時に大ヒットを記録。米映画批評サイトロッテン・トマトでも絶賛95% FRESHをマークし、見事第91回アカデミー賞<長編ドキュメンタリー賞>&<歌曲賞>2部門にノミネートされた。「闘い続ける」RBGを彷彿とさせる歌詞を乗せて、アカデミー賞女優ジェニファー・ハドソンが歌う壮大なバラード「I’ll Fight」が作品を盛り上げる。
1933年ニューヨーク、ブルックリンで生まれたルース・ベイダー・ギンズバーグ。弁護士時代から一貫して女性やマイノリティの権利発展に努めてきた彼女は、1993年にビル・クリントン大統領に女性として史上2人目となる最高裁判事に指名される。以降も男子大学の女性排除、男女の賃金差別、投票法の撤廃などに、弁護士時代と変わらぬ視点から、法の下の平等の実現に向けて果敢に切り込んでゆく。若者を中心に絶大な支持を得る「RBG」はいかにして誕生したのか?彼女を良く知る家族、友人、同僚が母として、友人として、働く女性としてのルースの知られざる素顔を語り、彼女を支え続けた夫、マーティンとの愛溢れるエピソードも描かれる、全米大ヒットのドキュメンタリー。

監督・製作:ジュリー・コーエン、ベッツィ・ウェスト
出演:ルース・ベイダー・ギンズバーグ、ビル・クリントン、バラク・オバマ
アメリカ/98分/ドキュメンタリー

6月22日[土]公開『リアム16歳、はじめての学校』

リアム16歳、はじめての学校公式サイト

16歳で学校デビュー!?世間知らずのリアムの学園生活が始まる。カナダの新鋭、カイル・ライドアウトのポップなセンスが炸裂!世代を超えたハートウォーミングなコメディ!!

『ウォークラフト』、『デッドプール』等に出演し俳優としても活躍中のカナダ映画界の新鋭、カイル・ライドアウトが脚本・監督を手掛けた本作は、子どもの頃から学校には通わず、母親でありいちばんの親友であるクレアに自宅教育を受けて育った16歳のリアム、そんな彼のいろんな“はじめて”が詰まった物語だ。クレアとリアムは母と子という枠を越えて、時には親友、時には恋人のように仲良く暮らしてきた。しかし、高卒認定試験を受けるために初めて足を踏み入れた公立高校で、リアムは人生ではじめて恋に落ちる。ひと目惚れした義足の美少女、アナスタシアに近づくため、リアムは高校に通学することを決意。そして、はじめての学園生活を通じて、はじめて友人を見つけ、はじめての恋に悩む。そんなリアムをハラハラしながら見守るクレアとの親子関係は、一体どうなっていくのか―。
シングルマザーのクレアの愛情と期待を一身に受けて育ち、世間知らずの天真爛漫な男の子リアムに扮するのは、ベン・スティラーがプロデューサーを務めるNETFLIXオリジナル映画『アレックス・ストレンジラブ』で見事に主役を射止めた期待の新人ダニエル・ドエニー。あきれるほどピュアなリアムに女性は母性本能をくすぐられずにはいられない。一方、クレア役には『ジュラシック・ワールド』、『アントマン』シリーズなど、ジャンルを越えて数々の作品に出演してきたベテラン女優ジュディ・グリア。見事なコメディアンぶりを発揮し、キワドい母子関係をコミカルに、そして繊細に演じている。新しい世界に飛び込む時に誰もが感じる期待と不安。そんななかで、様々な出会いを通じて成長していくリアム。いつか訪れる親離れ・子離れをユニークな切り口で描き、親の視線からも楽しめる世代を超えたハートウォームなコメディが誕生した。

監督・脚本:カイル・ライドアウト
出演:ジュディ・グリア、ダニエル・ドエニー、シオバーン・ウィリアムズ、アンドリュー・マックニー
カナダ/86分/PG12

6月22日[土]公開『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』

ビル・エヴァンス タイム・リメンバード公式サイト

ビル・エヴァンス生誕90周年記念公開。「時間をかけた自殺」とも言われた“ジャズピアノの詩人”51年の人生と魂の音楽。

圧倒的な影響と人気を誇るジャズ・ピアニスト ビル・エヴァンス。その出自、キャリアのスタートから人間模様、死の間際までを8年に渡り追った、貴重な証言・映像・写真の記録!その美しい音楽の源は?その裏の悲劇に満ちた人生の真実とは?
トニー・ベネット(ヴォーカル)やジョン・ヘンドリックス(ヴォーカル)ら当時の共演者や、伝説のファースト・トリオ〜死の間際のラスト・トリオのメンバーらがビル・エヴァンスとの出会いや人物像、彼の音楽について証言。インタビューで登場するジム・ホール(2013年逝去)、ポール・モチアン(2011年逝去)、ジョン・ヘンドリックス(2017年逝去)、オリン・キープニュース(2015年逝去)、ボブ・ブルックマイヤー(2011年逝去)、ビリー・テイラー(2010年逝去)など、公開前に鬼籍に入っている出演者も多く、彼らの晩年を捉えた記録映像としても貴重。ビル本人の肉声や映像・写真も多数収録。演奏シーンや仕事のインタビュー、幼少期の愛らしい姿や、麻薬に蝕まれながらも家族を大切にする姿など、貴重なプライベート・ショットの数々は必見。また、ジャズ史に燦然と輝くそのタイトル曲『ワルツ・フォー・デビイ』のモデルとなった姪のデビイら親族も証言者として登場。さらに名盤『ワルツ・フォー・デビイ』で伝説的な演奏を披露し、その翌週25歳で事故死した幻のベーシスト スコット・ラファロら共演者の往時のプライベート写真や恋人のインタビューも収録。薬物依存をはじめ、内縁の妻・兄の自殺など、これまで周知のところでも語られなかったスキャンダルが親族や近いミュージシャンの口から語られるほか、マイルス・バンド在籍時の名盤制作秘話から死の間際の様子までも語られる。

監督:ブルース・スピーゲル
アメリカ/84分/ドキュメンタリー

6月22日[土]公開『ドキュメンタリー映画 岡本太郎の沖縄』

ドキュメンタリー映画 岡本太郎の沖縄公式サイト

それは私にとって、一つの恋のようなものだった

芸術家・岡本太郎は、1959年と1966年に沖縄へ旅に出た。彼の究めたかったものは、日本人とはなにか?自分自身とは何かの答えを求めることだった。その旅の一番最後にたどりついたのが、沖縄であった。岡本太郎は、「沖縄とは、私にとって一つの恋のようなものだった」と言うほど、全身、全存在をこの対象にぶつけた。岡本太郎は、自ら沖縄へ溶け込み、そして自分自身と出逢ったのだ。岡本太郎の沖縄は、今の私たちに何を投げかけ、今の私たちとどうつながるのか?それを確かめに行くドキュメンタリー映画である。

監督・製作:葛山喜久
語り:井浦新
日本/121分/ドキュメンタリー

6月29日[土]公開『SANJU/サンジュ』

SANJU サンジュ

『きっと、うまくいく』『PK』監督最新作。インドの国民的スターの真実を描いた愛と感動の人生スーパー・エンターテインメント!

“サンジュ”、それは現在もインドで絶大な人気を誇るボリウッドの国民的スター、サンジャイ・ダットの愛称。彼の半生は、まさに“映画より奇なり”な、波乱万丈のジェットコースター・ライドだった…。父は名優で名監督、母は大女優という映画界のサラブレッドとして生まれた彼は、25歳で主演デビューを果たすといきなり大ヒットを連発してトップスターとなった。だが、その重圧からドラッグに溺れ、さらに次々と悲劇と試練に襲われる。最愛の母の死、運命の恋人との別れ、銃の不法所持による逮捕、テロ関与の冤罪、刑務所での地獄の日々…、それでもサンジャイは不屈の闘志で、何度でも立ち上がる!!
驚異の演技力でサンジャイの40年を演じるのは『バルフィ!人生に唄えば』のランビール・カプール。その他、『PK』のアヌシュカ・シャルマ、『バッドマン 5億人の女性を救った男』のソーナム・カプール、『ボンベイ』のマニーシャー・コイララ、『フェラーリの運ぶ夢』のパレーシュ・ラーワルなど、ボリウッドの超豪華キャストが勢揃い。音楽は『ムトゥ 踊るマハラジャ』『スラムドッグ$ミリオネア』のA・R・ラフマーンと『きっと、うまくいく』のアトゥル・ラニンガとサンジャイ・ワンドレーカル。

監督・脚本・編集:ラージクマール・ヒラニ
出演:ランビール・カプール、アヌシュカ・シャルマ、ソーナム・カプール、パレーシュ・ラーワル、マニーシャー・コイララ、ヴィッキー・コウシャル
インド/159分

6月29日[土]公開『パリ、嘘つきな恋』

パリ、嘘つきな恋公式サイト

トンデモナイ嘘から最高の恋が始まる!?新たな“最強のふたり”が贈る、心ときめくフレンチ・ラブストーリー。

世界中で大ヒットし、ハリウッドでリメイクまで制作されたフランス映画『最強のふたり』。そんな傑作を生み出したフランスの大手映画制作会社、ゴーモンが生んだ、新たな“最強のふたり”は「嘘つき男」と「車椅子の美女」!?ゲーム感覚で恋を楽しむモテ男が、トンデモナイ嘘をきっかけに1人の女性と出会い、真実を隠したまま本気の恋に落ちていく―。監督・脚本・主演と1人3役を務めたのは、フランスの大人気コメディアン、フランク・デュボスク。彼のコメディアンとしての才能が遺憾なく発揮された本作は軽妙な語り口と大人のラブストーリーとが絶妙に組み合わさり、初監督作ながら本国フランスで第1位を獲得、更に5週連続トップ10入りと異例の大ヒットを記録した。フランク演じる「嘘つき男」ジョスランの恋のお相手フロランスを演じたのは、『グレート デイズ! ー夢に挑んだ父と子ー』のアレクサンドラ・ラミー。 車椅子生活を送りながらも快活で包容力のある魅力的な女性を熱演し、 フランスの優れた芸術作品に贈られるクリスタル・グローブ賞主演女優賞(コメディ部門)を受賞した。「愛をもって相手を見れば、差異に対する偏見は消えることを伝えたい」という監督の言葉通り、差別や偏見といったテーマを内包しながらも、見た人誰もが軽やかで幸せな気持ちになれる物語が誕生した。

監督・脚本:フランク・デュボスク
出演:フランク・デュボスク、アレクサンドラ・ラミー
フランス/108分

6月29日[土]公開『ナイトクルージング』

ナイトクルージング公式サイト

見えない監督の映画に、あなたは何を“観る”か?生まれながらの全盲者の映画制作を追うドキュメンタリー。

視覚がなく、光すら感じたことのない全盲の加藤秀幸は、ある日映画を作ることを決める。加藤は、映画制作におけるさまざまな過程を通して、顔や色の実体、2Dで表現することなど、視覚から見た世界を知っていく。また、加藤と共に製作する見えるスタッフも、加藤を通して視覚のない世界を垣間見る。見えない加藤と見えるスタッフ、それぞれが互いの頭の中にある“イメージ”を想像しながら、映画がつくられていく。加藤の監督する短編映画は、近未来の宇宙の小惑星を舞台にした、生まれながらに全盲の男と見える相棒が“ゴースト”と呼ばれる存在を追うSFアクション映画。それはまるで、映画制作の現場で浮かび上がる、「見える/見えない世界」の間に漂う何かとも重なる。ドキュメントとフィクション、二つの世界に漂う“ゴースト”を、捕らえることはできるのか。
監督は、本作品の前作である『インナーヴィジョン』、『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』などマジョリティとマイノリティの境界線に焦点を当てた作品を多く手がけてきた佐々木誠。プロデューサーに、障害を“世界を捉え直す視点”として展覧会やパフォーマンスなどのプロジェクトを企画してきた田中みゆき。また、加藤が監督する映画『ゴーストヴィジョン』には、『シン・ゴジラ』『バイオハザード』シリーズのプリビズやCGの制作チーム、『ファイナルファンタジーXV』の開発チーム、国内外で活躍する美術家の金氏徹平など、幅広い分野のクリエイターたちが協力している他、山寺宏一、石丸博也など豪華声優陣、作家のロバート・ハリスもキャストとして参加。前代未聞の映画制作をめぐる冒険ドキュメンタリー。

監督:佐々木誠
出演:加藤秀幸、山寺宏一、能登麻美子、神奈延年、金氏徹平、ロバート・ハリス、小木戸利光、三宅陽一郎、しりあがり寿、イトケン、石丸博也、ほか
日本/144分/ドキュメンタリー

6月29日[土]公開『ある少年の告白』

ある少年の告白公式サイト

本当の自分を見つめたとき、真実の愛に辿りつく―。NYタイムズ紙がベストセラーに選んだ、胸打つ衝撃の<実話>

アメリカの田舎町。牧師の父と母のひとり息子として愛情を受けながら、輝くような青春を送ってきたジャレッド。しかし、“自分は男性のことが好きだ”と気づいたとき、両親に勧められたのは、同性愛を“治す”という危険な矯正セラピーへの参加だった。〈口外禁止〉だという驚くべきプログラム内容。自らを偽って生きることを強いる施設に疑問と憤りを感じ、ジャレッドは遂にある行動を起こす…。原作は、NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれ、全米で大きな反響を呼んだ衝撃の〈実話〉。親と子はなぜ、互いの幸せを願うほどにすれ違ってしまうのか―。本当の自分を見つめた先に、誰にも奪うことはできない真実の愛が浮かび上がる。一筋の希望が胸を震わせる、圧倒的な人間ドラマが誕生した。
ジャレッドを演じるのは、本作で初主演を飾るルーカス・ヘッジズ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でオスカー候補となり脚光を浴びた。本作では、葛藤を抱えながらも信念を貫こうともがく主人公を熱演、ゴールデングローブ賞にノミネートされた。両親役には二コール・キッドマン、ラッセル・クロウらベテラン俳優陣が出演。また、奇才グザヴィエ・ドラン、本作へ楽曲提供もした注目のシンガーソングライターのトロイ・シヴァン、ロックバンド“レッチリ”のフリーら個性的な面々が脇を固める。米国では約70万人ものLGBTQの人々が影響を受ける危険な「矯正治療(コンバージョン・セラピー)」。原作者が実態を告白した回顧録に感銘を受けてメガホンを取ったのは、俳優としても活躍するジョエル・エドガートン。監督としては『ザ・ギフト』以来2作目の長編作で、本作では監督、脚本、製作、出演とマルチな才能を発揮する。

監督・脚本:ジョエル・エドガートン
出演:ルーカス・ヘッジズ、二コール・キッドマン、ラッセル・クロウ、ジョエル・エドガートン、グザヴィエ・ドラン、トロイ・シヴァン
アメリカ/115分/PG12

6月29日[土]公開『初恋〜お父さん、チビがいなくなりました』

初恋 お父さん、チビがいなくなりました公式サイト

倍賞千恵子&藤竜也映画初共演!「泣ける」「こんな夫婦になれたら」と話題を呼んだ西炯子原作、感動のホーム&ラブストーリー、映画化!

長年連れ添った夫婦の秘めた想いと愛を描き、「泣ける!」「こんな夫婦になれたら」と話題を呼んだ、西炯子の人気コミックが遂に実写映画化。亭主関白な夫に明るく尽くしながらも長年ある想いと寂しさを抱えてきた妻・有喜子を演じるのは倍賞千恵子。その夫で、無口でぶっきらぼうな昭和の男・勝には藤竜也。日本を代表する名優二人が演じる夫婦のすれ違いに、笑いと涙が溢れます。自立しながらも夫婦をいつも近くで見守り、娘として、一人の女性として母と向き合う末娘・菜穂子に市川実日子。さらに有喜子の旧くからの知り合いで夫婦の関係に波風を起こす女性・志津子役を本作が遺作となった星由里子が演じます。「毎日かあさん」「マエストロ!」の小林聖太郎がメガホンを取り、人生の酸いも甘いも共に経験した夫婦が、猫の失踪を機に初めて明かす「真実」を時にコミカルに、時に感動的に描き出した。
3人の子供が巣立ち、人生の晩年を夫婦ふたりと猫一匹で暮らしている勝と有喜子。勝は無口、頑固、家では何もしないという絵に描いたような昭和の男。そんな勝の世話を焼く有喜子の話し相手は飼い猫のチビだ。ある日有喜子は、娘に「お父さんと別れようと思っている」と告げる。驚き、その真意を探ろうと子供たちは大騒ぎ。そんな時、有喜子の心の拠り所だった猫のチビが姿を消してしまい…妻はなぜ、離婚を言い出したのか。そして、妻の本当の気持ちを知った夫が伝える言葉とは―

監督:小林聖太郎
原作:西炯子「お父さん、チビがいなくなりました」(小学館フラワーコミックスα刊)
出演:倍賞千恵子、藤竜也、市川実日子、星由里子、佐藤流司、小林且弥、小市慢太郎、西田尚美、優希美青、濱田和馬、市川友
日本/105分