3月3日公開『最低。』

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鬼才、瀬々敬久監督が描く、“ここから始まる”彼女たちの物語。

果てしなく続くかのような日常に耐えきれず、新しい世界の扉を開く平凡な主婦、美穂。家族に内緒で、AV女優として多忙な生活を送る専門学生、彩乃。奔放な母親に振り回されつつも、絵を描いている時だけ自由になれる女子高生、あやこ。そんな境遇も性格も異なる女たちの運命は、ある出来事をきっかけに動き始める…。
人気AV女優、紗倉まなの同名小説を、『ヘヴンズ ストーリー』(10)『64―ロクヨン―』(16)の瀬々敬久監督が衝撃の映画化。どうにもならない現実を前に、それでも自分らしく生きようとする女性たちを力強く、時に繊細に描く。

 

監督:瀬々敬久
原作:紗倉まな「最低。」(KADOKAWA刊)
出演:森口彩乃、佐々木心音、山田愛奈、渡辺真起子、根岸季衣、高岡早紀、ほか

■R15+

3月3日公開『ダンシング・ベートーヴェン』

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「第九」を「バレエ」で表現した踊るコンサート『第九交響曲』。ダンサー、オーケストラ、合唱団、総勢350人の奇跡のスペクタクルは、21世紀のバレエ史上かつてない感動のステージへ

故モーリス・ベジャールによって振り付けられた伝説のダンスが、モーリス・ベジャール・バレエ団と東京バレエ団により演じられ、世界的指揮者ズービン・メータ率いるイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏により実現したベートーヴェンの『第九交響曲』東京公演。21世紀のバレエ史上最高傑作と呼ばれた総合芸術のステージが出来上がるまでの度重なるリハーサルの様子や、ベジャールの後継者ジル・ロマン芸術監督のもと新たに踏み出した、様々な文化的背景を持つダンサーたちが織りなす人間ドラマに密着した感動のドキュメンタリー。監督は、『ベジャール、そしてバレエはつづく』のアランチャ・アギーレが務める。

 

監督:アランチャ・アギーレ
振付:モーリス・ベジャール
出演:マリヤ・ロマン、モーリス・ベジャール・バレエ団、東京バレエ団、クリスティン・ルイス、藤村実穂子、福井敬、アレクサンダー・ヴィノグラードフ、栗友会合唱団、ジル・ロマン、ズービン・メータ

3月3日公開『ルイの9番目の人生』

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世界的ベストセラー小説、ついに映画化!ラスト9分。“彼”の口から語られる驚愕の真実に心揺さぶられる衝撃の心理サスペンス

イギリス人作家リズ・ジェンセンの世界的なベストセラー小説に基づく『ルイの9番目の人生』は、人間の“心”というこの世で最もミステリアスな領域に踏み込み、観る者の胸のざわめきを誘ってやまないサスペンス映画。
天使のように愛くるしい少年ルイ・ドラックスの人生は、まるで何かに呪われているようだった。出生からわずか8年間で生死の境をさまよう大事故を8度経験してきたルイは、9歳の誕生日に両親と一緒に海辺のピクニックに出かけ、断崖絶壁から転落するという9度目の悪夢に見舞われてしまったのだ。どうしてルイは、これほどまでに不運な星の下に生まれたのか。病院のベッドで眠り続ける彼の周囲で、奇妙な出来事が相次ぐのはなぜなのか。やがて、この小さな命を救おうと尽力する担当医パスカルは、あまりにも多くの謎をまとうルイの秘密を解き明かそうとするのだが……。

 

監督:アレクサンドル・アジャ『ホーンズ 容疑者と告白の角』
出演:ジェイミー・ドーナン、サラ・ガドン、エイダン・ロングワース、アーロン・ポール

3月3日公開『5パーセントの奇跡 〜嘘から始まる素敵な人生〜』

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95%の視力を失った青年が、5ツ星ホテルで働くために“大芝居”を打つ!

『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』のマルク・ローテムント監督が奇跡の実話を映画化し、ドイツ全土を笑いと爽やかな感動の渦に巻き込み大ヒットを記録!夢、挫折、努力、友情、そして恋愛。人生に大切なことがすべて詰まった、感涙必至のハートフル・エンターテイメント!!主演は、『誰よりも狙われた男』などに出演し、エスニックな野性味と端正な甘いマスクが魅力の超イケメン俳優コスティア・ウルマン。
「5ツ星ホテルで働きたい!」先天性の病気で95%の視覚を失った青年サリーが夢を叶えるために一世一代の“大芝居”を打つ!なんと目が見えないということを隠して、一流ホテルで見習いを始めるというのだ。持ち前の明るさと機転を利かせ、周囲の助けも借りながら、ホテルの研修課題を次々とクリアしていくサリー。しかし、ラウラとの出会いにより、完璧だった偽装計画が徐々に綻び始めてしまう。果たして、無謀とも呼べる夢は叶うのか、そして恋の行方は―?

 

監督:マルク・ローテムント
出演:コスティア・ウルマン、ヤコブ・マッチェンツ、アンナ・マリア・ミューエ

■PG12

3月3日公開『ライオンは今夜死ぬ』

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ヌーヴェルヴァーグの申し子ジャン=ピエール・レオー × 世界で活躍する諏訪敦彦監督、最高のコラボレーション!

国内だけでなく、海外のキャスト・スタッフで精力的に名作を生み出し、フランスをはじめヨーロッパで圧倒的な評価を受けている諏訪敦彦監督が、『ユキとニナ』から8年ぶりに撮り上げた仏日合作作品。ジャン=ピエール・レオーを主演で映画を撮りたいという熱い想い、そして数々のアーティストに歌い継がれる名曲「ライオンは寝ている」から着想を得て物語が生まれた。
南仏コート・ダジュール。死を演じられないと悩む、年老いた俳優ジャン。過去に囚われ、かつて愛した女性ジュリエットの住んでいた古い屋敷を訪ねると、幽霊となってジュリエットが彼の前に現れる。そして、屋敷に忍び込んだ地元の子どもたちからの誘いではじまった映画撮影。やがて撮り進めるうちに、過去の記憶と向き合い、忘れかけていた感情を呼び起こしていくジャン。残された時間、ジャンの心に、生きる歓びの明かりがふたたび灯されていく。

 

監督・脚本:諏訪敦彦『不完全なふたり』『ユキとニナ』
出演:ャン=ピエール・レオー、ポーリーヌ・エチエンヌ、イザベル・ヴェンガルテン

3月3日公開『ベロニカとの記憶』

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『めぐり逢わせのお弁当』リテーシュ・バトラ監督最新作。奇妙な遺品が呼び覚ます、40年前の青春の秘密。人生の謎を自ら解き明かす感動のミステリー

『めぐり逢わせのお弁当』のリテーシュ・バトラ監督の待望の第二作目は、イギリスでもっとも権威のある文学賞、ブッカー賞に輝いたジュリアン・バーンズの小説「終わりの感覚」を映画化。監督自身も大ファンだったという小説のエッセンスとトーンを損なうことなく、非凡な演出手腕を発揮し、ロンドンを舞台に人生の謎を自ら解き明かす感動のミステリーを完成させた。
引退生活を送るトニーの元にある日、見知らぬ弁護士から手紙が届く。あなたに日記を遺した女性がいると。その女性とは、40年も前の初恋の人ベロニカの母親だった。遺品の日記は、トニーの学生時代の親友のものだった。なぜベロニカの母親の元にその日記があったのか?そこには一体何が書かれているのか?ベロニカとの再会を果たすことにより、トニーの記憶は大きく揺らぎ始める。

 

監督:リテーシュ・バトラ
原作:「終わりの感覚」ジュリアン・バーンズ著(新潮社刊)
出演:ジム・ブロードベント、ミシェル・ドッカリー、エミリー・モーティマー、ハリエット・ウォルター、シャーロット・ランプリング

3月17日公開『ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命〜』

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ユダヤ人300名を動物園に匿い、その命を救った勇気ある女性の感動の実話

ナチス支配下の悲惨な状況の中、自らの危険を冒してでも、ユダヤ人の命を救った夫婦がいた。それは第2次世界大戦中のワルシャワで動物園を営む、ヤンとアントニーナ夫妻だ。彼らは、ナチスに追われたユダヤ人を動物園の地下に匿い、300人もの命を救うという奇跡を起こす。アントニーナの行動は、絶望の淵へ立たされたユダヤ人たちを勇気づける希望になった。本作は、ダイアン・アッカーマンのノンフィクション「ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語」を映画化。今回、主演と共にエグゼクティブプロデューサーを務めたのは、『ゼロ・ダーク・サーティ』で第70回 ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞を受賞し、『オデッセイ』など話題作への出演が続くジェシカ・チャステイン。強さと優しさを兼ね備えた美しい主人公・アントニーナを熱演。
1939年、ポーランド・ワルシャワ。ヤンとアントニーナ夫妻は、当時ヨーロッパ最大の規模を誇るワルシャワ動物園を営んでいた。アントニーナの日課は、毎朝、園内を自転車で巡り動物たちに声をかけること。時には動物たちのお産を手伝うほど、献身的な愛を注いでいた。しかしその年の秋、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発。動物園の存続も危うくなる中、夫のヤンから「この動物園を隠れ家にする」という驚くべき提案をされる。人も動物も、生きとし生けるものへ深い愛情を注ぐアントニーナはすぐさまその言葉を受け入れた。しかし、この“救出活動”がドイツ兵に見つかったら自分たちだけでなく我が子の命すら狙われてしまう。ヤンが不在になることも多い中、アントニーナはひとり“隠れ家”を守り、ひるむことなく果敢に立ち向かっていくのだが―。

 

監督:ニキ・カーロ
原作:「ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語」(亜紀書房)
出演:ジェシカ・チャステイン、ヨハン・ヘルデンブルグ、マイケル・マケルハットン、ダニエル・ブリュール

3月17日公開『不都合な真実2 〜放置された地球〜』

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あなたは衝撃の「現実」を目撃する。

2007年にアカデミー賞受賞、世界で予想外の大ヒットを記録。「人類が滅亡するまでのシナリオ」を元・米副大統領アル・ゴアを通して伝えた地球温暖化の真実を描いたドキュメンタリーの続編が完成。
『不都合な真実』の影響によって、地球は美しく生まれ変わっているはずだった。しかしあれから10年、地球はかつてないほどの危機に瀕している。世界的エコムーブメントが巻き起こった後のこの10年間に果たして何が起こったのか。そして前作では見られなかった、必死の形相で、声を荒げ、祈るように使命を全うしようとするアル・ゴア元・米副大統領は私たちに何を託すのか。世界中で大きな話題となっている最もタイムリーな映画が遂に日本上陸する。

 

監督:ボニー・コーエン、ジョン・シェイク

3月17日公開『紅い襷 〜富岡製糸場物語〜』

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日本の近代化の始まりとそれを担った若き工女たちの姿を、長野・松代の工女・横田(和田)英の手記と取材資料をもとに描く知られざる感動の物語。

明治初期、日本の近代化を大きく牽引した輸出品はしなやかな「絹」でした。その生産を支えていたのは、名もなき女性たちの手でした。故郷を離れ、新しい日本のために糸をひき続けた若き工女たちと、フランスから、製糸業を通して日本の近代化に尽力した、製糸場の首長ポール・ブリュナとエミリ夫人、そして厳しくも温かいフランス人女性教師。彼女らによって、日本に新たな産業の風が吹き込まれたのです。日本の近代化の始まりとそれを担った若き工女たちの姿を、長野・松代の工女・横田(和田)英の手記と取材資料をもとに紐解いていきます。主人公・横田英を演じるのは本作品が映画デビューとなる水島優。映画「罪の余白」での熱演も記憶に新しい吉本実憂が英の幼馴染・鶴を演じます。さらに、50年後の英(和田英)役を大空真弓、製糸場長・尾高惇忠役を西村まさ彦、渋沢栄一役を豊原功補など豪華な顔ぶれが集結しました。
明治6年春、長野県松代区長の娘・横田英は反対する父を説得し、松代と新しい日本の為、同郷の河原鶴らとともに富岡製糸場に工女として入場した。明治政府は明治5年、群馬県富岡市に西洋と日本の技術を融合した世界最大規模の製糸工場を設立したが、工女集めに難航していた。フランスから招いた“生糸の神様”と呼ばれるポール・ブリュナ達フランス人に”生き血を抜かれる”という荒唐無稽な噂話が全国に広がっていたからだ。しかし、製糸場に到着した英が目にしたのは、これまで見たこともない別世界、美しいレンガの建物とピカピカの器械、そして西洋式の労働環境の中で真摯に糸を引く先輩工女たちの姿だった。全国から集まった工女たちは、紅い襷を掛けることが許されている一等工女になり、一日も早く技術を習得し故郷に戻ることを夢見ていた。その姿に刺激された英と鶴らも、紅い襷を皆で目指すことを誓った。だが現実は、フランス人教師の厳しい指導や時には待遇の差、容易ではない糸取り作業、苦労の連続だった。そんなある日、彼女たちのもとへウィーンから驚くべきニュースが届けられた…。

 

監督:足立内仁章
出演:水島優、吉本実憂、桐島ココ、木村夏子、ジリ・ヴァンソン、太田緑ロランス、金澤美穂 藤原希、中井ノエミ、近童弐吉、木村知幸、愛華みれ、佐伯日菜子、磯部勉、高橋ひとみ、豊原功補、西村まさ彦、大空眞弓

■前売券発売中■
全国特別鑑賞券:1400円
特典:富岡製糸場 あぶらとり紙(数量限定)

3月17日公開『わたしは、幸福(フェリシテ)』

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「幸福」という名前を持つ歌手フェリシテ。まだ幸福の意味を知らなかった。世界が注目するアラン・ゴミス監督が描くアフリカの愛とリアル。

いまフランス映画界で最も注目されるセネガル系フランス人監督、アラン・ゴミスの傑作は、「幸福」という名前を持つ歌手フェリシテの物語。2017年ベルリン国際映画祭で銀熊賞審査員大賞と全アフリカ映画祭(FESPACO)最高賞に見事輝いた。熱狂的なエネルギーが満ちる街と聖なる森の闇。カオスとやさしさ。相反する極端なものが同居し、人々の生き方も生きる術も、他の大陸の観客の常識を越えていく、言葉にできない魅力。自然や野生のアフリカではなく、社会派のアフリカでもない。アフリカを愛する人たちが「これこそアフリカ」と太鼓判を押す、愛とリアルに出会ってください。
コンゴ民主共和国の首都キンシャサ。この街は優しいだけじゃ生きていけない。バーで歌いながら、女手ひとつで息子を育てている歌手フェリシテ。その名前の意味は“幸福”。人生は彼女に優しくないけれど、歌うときだけ彼女は輝く。そんな彼女に気があるのは、バーの常連のタブーだ。ある日、フェリシテの一人息子サモが交通事故で重傷を負った。しかし、病院から「前払いでないと手術はできない」と告げられ、手術代を集めるため、フェリシテは街中を奔走するが…。

 

★2017年ベルリン国際映画祭銀熊賞審査員大賞★
★2017年全アフリカ映画祭(FESPACO)最高賞★

監督・脚本:アラン・ゴミス
出演:ヴェロ・ツァンダ・ベヤ、ガエタン・クラウディア、パピ・ムパカ、カサイ・オールスターズ

3月17日公開『アランフエスの麗しき日々』

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巨匠ヴィム・ヴェンダース監督最新作! 盟友ペーター・ハントケの戯曲を映画化。『ベルリン・天使の詩』以来となる二人の5本目のコラボレーション。

第73回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品作『アランフエスの麗しき日々』は、ヴィム・ヴェンダース監督にとって初のフランス語映画であり、「生涯で初めて100%自分の思いのままに撮り上げた映画」と語る自信作でもある。原作は、ヨーロッパを代表する作家のひとりペーター・ハントケによって、フランス語で書かれた戯曲「アランフエスの麗しき日々 夏のダイクアローグ」。『3枚のアメリカのLP』、『ゴールキーパーの不安』、『まわり道』、『ベルリン・天使の詩』に続く、二人の5度目のコラボレーション作品だ。主演は、『ピポクラテス』でセザール賞助演男優賞を受賞したレダ・カテブと、ヴェンダース映画は2本目となるソフィー・セミン。
木々の間を吹き抜ける涼風が木漏れ日を揺らす夏の午後。小高い丘の上の一軒家。足下に広がる田園風景の遠くに、パリの街並みがおぼろげに見える。庭の木陰に置かれたテーブルをはさんで座る一組の男女が、最初はためらいがちに、長い対話を始める。性的体験、子供時代の思い出、それぞれの記憶、夏の本質、男と女の違いについて…。庭に向かって大きく開け放たれた扉の奥の書斎には、タイプライターを前に、作家がひとり、庭を見つめながら座っている…。

 

監督・脚本:ヴィム・ヴェンダース
原作:ペーター・ハントケ『アランフエスの麗しき日々 夏のダイアローグ』(論創社)
出演:レダ・カテブ、ソフィー・セミン、ニック・ケイヴ

3月17日公開『ジュピターズ・ムーン』

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カンヌが熱狂したSFエンターテインメント

捨てられた犬と人間による逃走と絆を描き各国の映画祭で絶賛された『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲ラプソディ』コーネル・ムンドルッツォ監督の最新作。人生に敗れた医師と不思議な力を持つ少年の命をかけた逃亡を、移民問題、テロリズムなどの問題を内包しながらも、圧倒的な映像表現でカーチェイス、アクション、そして美しい空中浮遊を惜しむことなく活写し、ジャンルにとらわれない比類なきエンターテインメントとして描ききった。本作が出品されたカンヌ国際映画祭で審査員を務めたウィル・スミスが会見で絶賛したことでも話題を呼び、その後、シッチェス・カタロニア国際映画祭での3冠受賞など世界各地の映画祭を席巻中だ。
医療ミスによる訴訟で病院を追われた医師・シュテルンは、難民キャンプで働きながら違法に難民を逃すことで賠償金を稼ぎ、遺族による訴訟取り下げを目論んでいた。ある日、被弾し瀕死の重傷を負った少年・アリアンが運び込まれる。シュテルンはアリアンが重力を操り浮遊する能力を持ち、さらには傷を自力で治癒できることを知り、金儲けに使えるとキャンプから連れ出すことに成功する。その頃、アリアンを違法銃撃した国境警備隊が口封じのため彼らを追い始めるが、行く先々で起こる失踪やテロ、不可解な事件の現場に少年の痕跡が残されていることに気づく―。

 

監督:コーネル・ムンドルッツォ
出演:メラーブ・ニニッゼ、ギェルギ・ツセルハルミ、ゾンボル・ヤェーゲル、モーニカ・バルシャイ

■PG12

3月24日公開『ローズの秘密の頁』

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半世紀の時をこえ、1冊の聖書が明かす胸震える衝撃と感動の物語。

物語はアイルランドを舞台に、40年にわたり病院に収容されているある老女の知られざる過去が、1人の医師と1冊の聖書によって明らかにされていくところからはじまる。1940年代第二次世界大戦時、激動の時代に翻弄されながらも、たった一つの愛を貫いた女性の生き様と長きにわたり封印されてきた衝撃の真実が、現在と過去の時間軸を行き来しながら壮大なスケールで描かれるミステリアスな大河ロマン。 主演として若かりしローズを演じたのは、『キャロル』で第68回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞したルーニー・マーラ。もう一人の主演である老年のローズを演じたのは、これまでにカンヌ国際映画祭女優賞受賞、アカデミー賞助演女優賞受賞の功績をイギリスを代表する大女優ヴァネッサ・レッドグレイヴ。
取り壊しが決まった聖マラキ病院。転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医スティーヴン・グリーンは、病院で40年間もの長い時間を過ごしてきたローズ・F・クリアを看ることになる。彼女は自分の赤ん坊を殺した罪を背負っていた。しかしローズは、その罪を否認し続け、自身を本名とは別の「ローズ・マクナルティ」と名乗り続けていた。グリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書のなかに秘かに日記を書き綴っていた。そして彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶を遡り、グリーン医師を前に自分の人生を語り始める―。

 

監督・脚本:ジム・シェリダン『マイ・レフトフット』『父の祈りを』
原作:セバスチャン・バリー「The Secret Scripture」
出演:ルーニー・マーラ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ジャック・レイナー、テオ・ジェームズ、エリック・バナ

3月31日公開『ぼくの名前はズッキーニ』

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第89回アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネート!世界中のハートをわし掴みにした奇跡のストップモーション・アニメーションがついに日本上陸!

2016年アヌシー国際アニメーション映画祭で最優秀作品賞と観客賞の2冠を射止め、第89回アカデミー賞では長編アニメーション部門にノミネート、フランスのアカデミー賞であるセザール賞では最優秀長編アニメーション賞とともに、実写映画を押さえて、最優秀脚色賞を受賞した本作。フランスに続き、アメリカでもズッキーニ旋風を巻き起こし、全米映画批評サイトRotten Tomatoesでは満足度100%という驚異の高評価を叩き出した。
膨大な時間と情熱をかけた、アナログで素朴な味わいとティム・バートンを思わせる個性溢れるキャラクターに加え、本作の最大の魅力はそのドラマの素晴らしさだ。9歳の少年“ズッキーニ”が思わぬ事故で母親を亡くしてしまうエピソードから始まる物語は、舞台が孤児院に移ると、子供たちの明るい歓声と光に彩られはじめる。複雑な事情を抱える子供たちは、様々な大人に囲まれながら、明日への希望を見出していく。小さな初恋、スリリングな救出作戦、男の子同士の友情など、ユーモアにあふれ、切なく、そして心温まる珠玉の物語。監督のクロード・バラスは、本作品が長編デビューの今最も期待されるアニメーション作家。ジル・パリスによる原作に魅せられ、大人向けの原作を世界で虐待にさらされる子どもたちへの応援歌として脚色。子どもたちの豊かな想像力を信じる思いに貫かれた物語に、大人も子どもも夢中になり、心をわし掴みされずにはいられない。

 

監督:クロード・バラス

3月31日公開『シネマ狂想曲〜名古屋映画館革命〜』

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■3月31日初日、舞台挨拶・トークイベント開催決定!

この男がいるから、おもしろいことが起きている!

メ〜テレ(名古屋テレビ放送)が制作し、2017年2月に放送したドキュメンタリー番組「シネマ狂想曲〜名古屋映画館革命〜」。愛知県名古屋市のミニシアター「シネマスコーレ」の副支配人・坪井篤史氏に密着し、彼の異常なまでの映画への執念とその生き様を追った異色のドキュメンタリーが未公開シーンを加え「劇場版」に。怒涛の1時間!この男から溢れだす映画愛を直視せよ……!
映画を愛するゆえに、シネコンではなく映画のことだけに集中できるミニシアターで働く坪井氏。彼は“名古屋を映画で一番熱い地にしたい”と考え、“名古屋映画館革命”という野望を企てている。彼は革命を成し遂げるため、映画の上映は一切せずに彼のトークだけで進行する「アメカル」と銘打つ映画祭を15年間続けてきた。また、今では生産されていないVHS映画を買い集め、アパートの一室におよそ7000本以上を溜め込んでおり、その部屋の眺めは圧巻!そんな坪井氏が働くシネマスコーレは、映画とそれに携わる人々を温かく支え、多くの映画監督達から愛され、「シネマスコーレで何か面白いことをやりたい」といった監督達からオファーが引きもきらない。昨年末、映画監督・白石晃士氏が坪井氏と組み、前代未聞の上映会を行った。その名も「超次元絶叫システム」……その驚くべき上映会の内容とは!?衝撃的な人間の生き様と、それを取り巻く人々との交流……従来のドキュメンタリーの枠を超えた編集と、竹中直人氏の迫力満点のナレーションでお届けする。

 

ナレーション:竹中直人
出演:坪井篤史、木全純治、白石晃士、松江哲明、カンパニー松尾、井口昇、前田弘二、宇野祥平、内藤瑛亮、直井卓俊、栗栖直也、森裕介、大浦奈都子
監督・撮影・編集:樋口智彦

3月31日公開『消された女』

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韓国ボックスオフィス1位を記録した衝撃作!実在の監禁事件を基に描く、驚愕のサスペンス・エンタテインメント!

韓国では、精神保健法第24条を悪用し、財産や個人の利益のために、合法的に健康な人(親族)を誘拐し、精神病院に強制入院させる事件が頻繁に起こり、社会問題になっていた。本作は、それら実際の事件をモチーフに、人間の欲望のおぞましさ、そして、正常な人間が非日常の世界に突如放り込まれる狂気の現実を我々に問う衝撃作!韓国の社会問題となっているテーマからインスパイアされ、初のサスペンス映画に挑戦したのは、国民的アイドルGODや東方神起、神話のPVを制作し映像の魔術師とも呼ばれるイ・チョルハ監督。骨太な韓国サスペンスの魅力は残しつつも、独自の映像イメージを盛り込み、極上のサスペンス・エンターテインメントを作り上げた。
大都会の真昼間、通りを一人歩いていた女、カン・スアは、理由も分からないまま突如誘拐され、精神病院に監禁される。受け入れ難い非現実の中、彼女は病棟での出来事を手帳に記録し始める。それから一年後、火災事故を追跡していたTVプロデューサーのナ・ナムス宛にその手帳が届く。ナムスはその手帳に記録されていた信じがたい事件の真相を暴くために、事故の唯一の生存者であるスアに会いに行く。取材を重ねるごとにスアが体験した衝撃的な拉致監禁の事実と、その背後に蠢く底なしの闇が明らかになっていく―。

【精神保健法 第24条】保護者2人の同意と精神科専門医1人の診断があれば、患者本人の同意なしに「保護入院」という名のもと、強制入院を実行できる。※公開後の2016年9月、韓国の憲法裁で精神疾患患者の強制入院は、本人の同意なければ憲法違反の判決が下った。

 

監督:イ・チョルハ
出演:カン・イェウォン、イ・サンユン、チェ・ジノ ほか

3月31日公開『サニー/32』

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“サニー”それは「犯罪史上、もっとも可愛い殺人犯」と呼ばれた11歳の女の子。

「ずっと会いたかったよ、サニー…」そう言って柏原と小田はひとりの女性を拉致、雪深い山麓の廃屋に監禁した。連れ去られたのは平凡な毎日を送り、24歳の誕生日を迎えた中学校教師・藤井赤理。“サニー”とは「犯罪史上、もっとも可愛い殺人犯」と呼ばれ、ネットなどで神格化し世間を騒がせた当時11歳の少女の愛称。実行犯の男たちは“サニー”の狂信的な信者であった。赤理は正気を失っていきながらも、陸の孤島と化した豪雪地帯の監禁部屋から脱出を試みるが、それは物語のはじまりにすぎなかった―。
先読み不可能、サスペンスフルな感情のジェットコースタームービーとして姿を現した本作は、現在の日本映画界をリードする監督・白石和彌と脚本・橋泉の『凶悪』タッグによる完全オリジナル作品。「NGT48」の北原里英が映画初主演を果たし、全編にわたって過酷なシチュエーションを受け止め、カラダを張って生きてみせ、ヒロインとして観る者の心を強く、深く、揺さぶる。“サニー”の狂信的信者には『凶悪』の名コンビ、ピエール瀧&リリー・フランキー。

 

監督:白石和彌
出演:北原里英、ピエール瀧、リリー・フランキー、門脇麦、音尾琢真、駿河太郎

■PG12