10月3日[土]公開 『ディープロジック』

ディープロジック公式サイト

劇団6番シードのありもしないハリウッド映画の予告編風PVに端を発し、ファンの声を受け長編の制作が決定。クラウドファンディングやスポンサー協賛ではなく、長編映画を4分割した短編として半年ごとに上映。その収益で次の短編を作り全4回上映することで作品が完成するという製作システムを導入。作品の魅力に惹きつけられた観客が群衆エキストラやボランティアスタッフとして参加。総勢500名もの参加者を迎え海外ロケを含む約50箇所に及ぶロケを敢行。ハリウッド並みの規模で撮影に臨み、2年の歳月を経て長編映画『ディープロジック』が完成した。そしてついにそのステージを映画館に移し、満を持しての上映開始。演劇界と映画界による新しいエンターテイメント旋風が沸き起こる!
ミュージシャン崩れのフリーター・トウドウ。彼の前に現れた謎の女クリュウ。彼女はゴシップ記者、警視庁公安部、国際テロリスト、さらには現役総理大臣からもその身を追われていた。彼女を守ろうとするトウドウは国家規模の大騒動に巻き込まれ、無差別爆破テロにより事態は「国家非常事態宣言」発令にまで発展。クリュウの抱える謎とはいったい?

監督:山岸謙太郎(須坂市出身)
脚本・プロデューサー:松本 陽一
出演:藤堂瞬、栗生みな、椎名亜音、土屋兼久、宇田川美樹、小沢和之、樋口靖洋
2019/日本/121分

■前売券発売中■
特別鑑賞券:1500円

 

■初日舞台挨拶開催

演劇界と映画界による新しいエンターテイメント旋風を巻き起こす、怒涛のノンストップクライムアクション群像劇! 映画公開を記念して監督・メインキャスト・スタッフによる初日舞台挨拶が決定しました!

【日時】
2020年10月3日(土) 上映15:45より
上映後、舞台挨拶

【ゲスト】
山岸謙太郎監督(須坂市出身)
栗生みなさん(出演/長野県出身)
田中秀樹さん(録音/長野県出身)

【料金】
通常料金
※前売券ご利用いただけます
※各種割引・会員サービス利用可。
※ご招待券、株主券などはご利用いただけません。

【入場者制限】
定員:120名

【注意事項】
・新型コロナウィルス感染予防対策を行います。
・ご来場のお客様はマスクの着用をお願いします。
・新型コロナの状況により、急遽内容を変更する場合があります。

【予約受付あり】
イベント参加のご予約できます。
・劇場窓口 または お電話 からご予約下さい。
・ご予約の際は、お名前とご連絡先をお伝え下さい。

長野相生座・ロキシー[TEL 026-232-3016]

10月3日[土]公開 『パブリック 図書館の奇跡』

パブリック 図書館の奇跡公式サイト

大寒波の夜、行き場を失くしたホームレスが立てこもり!?図書館員の勇気があなたに《希望》を届ける、笑いと涙の感動作。

米オハイオ州シンシナティ。記録的な大寒波により、緊急シェルターがいっぱいで行き場がないホームレスの集団が図書館を占拠した。約70人のホームレスの苦境を察した実直な図書館員スチュアートは、彼らと共に図書館に立てこもることに。しかし、図書館館長、刑事と検察官、マスコミなどそれぞれの思惑が交錯。やがて警察の機動隊が出動し、追いつめられたスチュアートとホームレスは驚愕の行動を決断する…。
ある公共図書館の元副理事がロサンゼルス・タイムズに寄稿したエッセイにインスピレーションを得て、完成までに11年を費やし監督したのは名優エミリオ・エステベス。監督のもとにアレック・ボールドウィン、クリスチャン・スレイター、『ネオン・デーモン』のジェナ・マローン、Netflix「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のテイラー・シリングなど実力派揃いのキャストが集結。突如勃発した大騒動に巻き込まれたひとりの図書館員の奮闘を軸に、笑いと涙たっぷり、予測不可能なサプライズも盛り込まれた感動作。

製作・監督・脚本・主演:エミリオ・エステベス
出演:アレック・ボールドウィン、ジェナ・マローン、テイラー・シリング、クリスチャン・スレイター、ガブリエル・ユニオン、ジェイコブ・バルガス、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、ジェフリー・ライト、チェ・“ライムフェスト”・スミス
2018年/アメリカ/119分

※10/18 図書館にて関連イベントを予定

10月3日[土]公開 『カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇』

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇公式サイト

狂気の始まり!

原作はH.P.ラヴクラフト「ザ・カラー・アウト・オブ・スペース(宇宙からの色/異次元の色彩)」。数々の神話体系の始祖とされるラヴクラフトの「完璧な悪夢」を創り上げたのはリチャード・スタンリー。カルト作品として名高い『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』と同じプロデューサー陣が製作を務める。公開されると、「H.P.ラヴクラフト映画の代表作になる!」と高評価を受けると同時に、主演のニコラス・ケイジに対しては「彼のネクスト・レベルを目撃した!」とその演技に絶賛が集まった。
大都市の喧騒を逃れ、閑静な田舎に移り住んだガードナー家。ネイサンと妻テレサが夢に見た子どもたちとの理想の生活は、前庭への隕石の激突で終わりを告げる―。以来、一家は心と体に影響をおよぼす地球外変異体との闘いに明け暮れ、静かな田舎暮らしは極彩色の悪夢へと変わる…。

監督:リチャード・スタンリー
出演:ニコラス・ケイジ、ジョエリー・リチャードソン、マデリン・アーサー
2019年/ポルトガル・アメリカ・マレーシア/111分

10月3日[土]公開 『8日で死んだ怪獣の12日の物語 -劇場版-』

8日で死んだ怪獣の12日の物語公式サイト

5月20日から12日間配信された動画が映画になって劇場に登場!

SNSにて樋口真嗣監督ら5人の監督が発動した「カプセル怪獣計画」の番外編であり、全編ほぼリモートで撮影された本作。主人公のサトウタクミを演じるのは、ミニシアターパークの活動などを通して積極的にミニシアターを支援している斎藤工。俳優としてだけでなく、監督やプロデュースまでもこなすそのバイタリティをリモート撮影という特殊な状況下でも発揮し、主演を務めます。そして、のんが演じるのは、通販で宇宙人を買ったという丸戸のん。「この役を演じられるのはのんしかいない」という岩井監督からのラブコールに応え、岩井組に初参加します。サトウタクミの先輩オカモトソウを演じるのは武井壮。そして、話題作への出演が続く穂志もえかがYouTuber“もえかす”を演じ、これまでとは違った一面を見せます。個性豊かな岩井組初参加の面々に加え、原案の樋口真嗣も登場し、フィクションなのにドキュメンタリーのようなちょっと不思議で優しい世界へと導いてくれます。世界中が今も直面している新型コロナウイルスとの戦い。このような状況下だからこその岩井俊二のクリエイティブ力が光る、2020年の今を切り取る作品がここに誕生しました。

通販サイトでコロナと戦ってくれるというカプセル怪獣を買ったサトウタクミ。毎日怪獣の成長を配信しているタクミの元には、色々な人から連絡がくる。果たしてタクミはきちんと怪獣を育てることができるのか?そして、この怪獣はコロナをやっつけてくれるのか?

脚本・監督・造形:岩井俊二
原案:樋口真嗣
出演:斎藤工、のん、武井壮、穂志もえか、樋口真嗣
2020年/日本/88分

10月3日[土]公開 【鬼才ポン・ジュノ特集】

パラサイト 半地下の家族 モノクロVer鬼才ポン・ジュノの世界

パラサイト 半地下の家族 [モノクロver.]  /  鬼才ポン・ジュノの世界

 

********** 【上映作品】 **********

 

●10/3(土)〜10/16(金)
『パラサイト 半地下の家族 モノクロver.』

●10/10(土)〜10/16(金)
『ほえる犬は噛まない』

●10/17(土)〜10/23(金)
『殺人の追憶』

●10/24(土)〜10/30(金)
『母なる証明』

●10/31(土)〜11/6(金)
『スノーピアサー』

 

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■【鬼才ポン・ジュノ特集】回数券発売中
回数券(5回券):6500円

 

■プレゼント企画
全5作品をご鑑賞いただいた方に、『パラサイト 半地下の家族』に登場、話題となった"ジャージャーラーメン"をプレゼント!

 

********** 【作品紹介】 **********

 

パラサイト 半地下の家族 モノクロVer

『パラサイト 半地下の家族 モノクロver.』

★第72回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞
★第92回アカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞受賞
第92回アカデミー賞で作品賞を含む4冠に輝いた『パラサイト 半地下の家族』のモノクロ版。あらゆるジャンルを完璧に融合させながら、いま世界が直面している貧富格差への痛烈な批判をも内包した、超一級のエンターテインメント。
出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン
2019年/132分/PG12

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ほえる犬は噛まない

『ほえる犬は噛まない』

中流家庭の人々が暮らす閑静な郊外のマンションで、子犬の連続失踪事件が発生。自分の手で犯人を捕まえようと、ひとりの女子事務員が捜査を開始する…。ユーモラスなキャラクターたちが繰り広げる、ちょっとシュールなシニカルコメディ。ポン・ジュノの緩急自在な語り口が絶妙な記念すべきデビュー作。

出演:ペ・ドゥナ、イ・ソンジェ
2000年/110分

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殺人の追憶

『殺人の追憶』

ソウル近郊の農村で女性の変死体が発見される。捜査が難航する中、第二、第三の殺人事件が発生。たった一人の殺人犯に翻弄され、追い詰められていく刑事たち…。80年代後半に韓国で起こった当時未解決だった連続殺人事件を基にしたミステリーの最高傑作!30年もの時を経て2019年9月、真犯人が特定された。

出演:ソン・ガンホ、キム・サンギョン
2003年/131分/PG12

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母なる証明

『母なる証明』

母ひとり子ひとりで懸命に生きてきた親子。ある日、女子高生の惨殺死体が発見され、息子が容疑者として拘束されてしまう。息子の疑惑を晴らすため、母親はたった一人で真犯人を追っていく…。子を想う母の“無償の愛”を通じ、“人間の真実”をスリリングに描き出すヒューマンミステリーの傑作!

出演:キム・ヘジャ、ウォンビン
2009年/129分/PG12

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スノーピアサー

『スノーピアサー』

新たな氷河期に突入した地球上を走る列車「スノーピアサー」。そこは人類にとって唯一の生存場所。先頭車両は上流階級が支配し、後方車両の乗客は奴隷のような扱いを受けていた。そんな中、ひとりの男が、自由を求め反乱を起こし前方を目指す…。ハリウッド・キャストを起用し、初めて英語で臨んだ記念すべき1作。

出演:クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ
2013年/125分/PG12

10月10日[土]公開 『エレファント・マン 4K修復版』

エレファント・マン 4K修復版公式サイト

公開40周年記念。感動の名作がデイヴィッド・リンチ監督自身の監修により4K修復版として甦る!

第53回アカデミー賞作品賞など主要8部門でノミネートされ、第34回英国アカデミー賞では作品賞と主演男優賞を受賞。『イレイザーヘッド』(77)でカルト的な人気を集めていた若きデイヴィッド・リンチ監督の名を一躍世界中にとどろかせた記念碑的映画。19世紀末のロンドン。怪物のような特異な容姿から“エレファント・マン”と呼ばれて見世物小屋に入れられていた青年メリック。外科医のトリーヴズは彼が豊かな感情や高い知識を持っていることに気づき、おびえている彼を自分の病院に引き取ることにした。実在したジョン・メリック青年の数奇な生涯を医師トリーヴズが回顧録に残す。後に戯曲化され、1979年のブロードウェイ公演が評判となりトニー賞作品賞受賞。リンチ監督は回顧録にもとづき、戯曲とは別のアプローチで映画化した。
19世紀末ロンドンの場末そのままの、霧が立ち込める街の光と影を美しい4K映像に修復。そして、メリックの喜びと絶望の明暗をもあざやかに映し出す。メリックが、人間としての一生を全うしたいと願うラストシーンは、涙とともに永遠に映画ファンの心に刻まれ続けるに違いない。
新型コロナウィルスにより世界中で公開が延期になった4K版。劇場再開を祝し、お客様への感謝の意を込めて、1,100円均一料金でお送りします。

監督:デイヴィッド・リンチ
出演:アンソニー・ホプキンス、ジョン・ハート、アン・バンクロフト、ジョン・ギールグッド、ウェンディ・ヒラー、フレディ・ジョンズ、デクスター・フレッチャー
1980年/アメリカ・イギリス/124分

10月10日[土]公開 『きっと、またあえる』

きっと、またあえる公式サイト

最強の友と最高の人生、世界が笑いと涙につつまれる―

受験生の息子が病院に担ぎ込まれた!そこに集まった、今は親世代になったかつての仲間たち7人。年を重ねて、太ったり容姿もだいぶ変わったけれど、学生時代に泣いて笑ってバカをやったあの日の友情は変わらない。親友アニの受験に失敗した息子を励ますため、悪友たちは「負け犬時代」の奮闘を病室で語り出す―。
インドの学生寮を舞台に、笑いころげ、悔し涙を流し、永遠の友情を築いたあの頃。主人公たちが大学生活を送った90年代と親世代になった現代との2つのストーリーが交互に進んでいく。大学の学生寮を舞台にした映画といえば、大ヒット作『きっと、うまくいく』があるが、脚本も手掛けたティワーリー監督は、「これは僕自身の大学生活の物語。そこで友人たちと一生の絆を築いた。だから、他の誰にも作ることはできないんだ。」と自信をのぞかせ、「今の子供たちは受験のプレッシャーがかかりすぎている。ベストを尽くせば、失敗は何も悪いことではないと伝えたかった」と語る。出演は、『PK』のスシャント・シン・ラージプート、ヒロインは『サーホー』のシュラッダー・カプール。

監督:ニテーシュ・ティワーリー
出演:スシャント・シン・ラージプート、シュラッダー・カプール、ヴァルン・シャルマ、プラティーク・バッバル
2019年/インド/143分

10月10日[土]公開 『プラド美術館 驚異のコレクション』

プラド美術館 驚異のコレクション公式サイト

ピカソやダリも夢に見たプラド美術館。王家が慈しんだコレクションが初めて銀幕の世界へ―

スペインの首都、マドリード。スペイン黄金世紀を後世に伝えるプラド美術館が、2019年11月19日に開館200周年を迎えた。15世紀から19世紀にかけて歴代のスペイン王室が「知識ではなく心で」ひとつひとつ買い集めた美術品は約8700点。膨大な家宝の一部を公開する美の宝庫は、毎年約300万人もの美術愛好家が訪れるヨーロッパ屈指の美術館としてその名を轟かせている。そのプラド美術館に、今回カメラが初密着した。コレクションの中でも注目は、フェリペ4世の寵愛を受け王宮配室長に登り詰めたディエゴ・ベラスケスや、カルロス4世に重用されつつも時代に翻弄されたフランシスコ・デ・ゴヤ、日本でも人気の高いエル・グレコの傑作群だ。カメラは作品に限界まで接写し、天才たちの筆遣いを克明に映し出す。また、奇妙な謎が散りばめられたボスの『快楽の園』、当時は男性中心だった美術界に名乗りを上げた女性芸術家クララ・ペーテルズの静物画など、王室の斬新な審美眼と見聞の広さをミゲル・ファロミール館長やベテラン学芸員が解説する。普段は関係者以外立ち入り禁止エリアにカメラは潜入。収蔵品を保存、修復、研究するスタッフの作業風景や、200周年プロジェクトに参加する建築家ノーマン・フォスター卿の声を通して、プラド美術館の新たな魅力を伝える。スペイン黄金世紀の美の記憶を案内し謎に迫るのは、名優ジェレミー・アイアンズ。プラド美術館全面協力のもと、栄光の時が刻まれた美術ドキュメンタリーが今、開幕!

監督・脚本:ヴァレリア・パリシ
ナビゲーター:ジェレミー・アイアンズ
2019年/イタリア・スペイン/92分/ドキュメンタリー

10月10日[土]公開 『ソワレ』

ソワレ公式サイト

それは、ひそやかな永遠の始まりだった。ある事件をきっかけに逃避行することになった青年と若い女性。とはいえ、ふたりは恋愛関係にあるわけではない。まだ出逢ったばかり。彼は彼女の、ある不幸な境遇を見るに見かねて、半ば衝動的に連れ出す。そうして始まった、ひと夏のひと旅。青年はその時間を「かくれんぼ」と呼び、女性は「かけおち」と称した。これはありきたりのラブストーリーではない。許されぬ罪を犯し、追われる身になった男女が、シリアスな状況下、それでも、それぞれに「生きる理由」があることを発見するまでを描く。
主演は、類稀なる吸引力で日本映画の台風の目になりつつある村上虹郎と、独特の存在感で鮮やかな印象を残す新星、芋生悠。監督は、センシティブな感性で唯一無二の世界観を作り出す新鋭、外山文治。そして、プロデューサーは、この若き才能とともに日本映画の未来を見つめ、手探りで映画初プロデュースに果敢に挑んだ豊原功補と小泉今日子。[ソワレ]というタイトルが示すように、これは、永遠の輝きに心洗われる、一夜の「舞台」。ひとは誰もが、自分というステージの主人公になれる。そのことを、肌のぬくもりでそっと伝える映画に、わたしたちは救われ、愛さずにはいられないだろう。

監督・脚本:外山文治
出演:村上虹郎、芋生悠、岡部たかし、康すおん、塚原大助、花王おさむ、田川可奈美、石橋けい、山本浩司
2020年/日本/111分/PG12

10月16日[金]公開 『スパイの妻』

スパイの妻公式サイト

★第77回ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)受賞!

太平洋戦争前夜。愛と正義に賭けたふたりがたどり着くのは、幸福か、陰謀か―。

1940年、神戸で貿易会社を営む優作は、赴いた満州で、恐ろしい国家機密を偶然知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。満州から連れ帰った謎の女、油紙に包まれたノート、金庫に隠されたフィルム…聡子の知らぬところで別の顔を持ち始めた夫、優作。それでも、優作への愛が聡子を突き動かしていく―。
すべての国民が同じ方向を向くことを強いられていた太平洋戦争開戦間近の日本。正義を貫くためには、誰かを陥れなければならない。愛を貫くためには、誰かを裏切らなければならない。正義、欺瞞、裏切り、信頼、嫉妬、幸福。相反するものに揺られながら、抗えない時勢に夫婦の運命は飲まれていく。昭和初期の日本を舞台に、愛と正義を賭けた、超一級のミステリーエンタテインメントが誕生した。世界中に熱狂的なファンを持つ映画監督、黒沢清が『スパイの妻』で歴史の闇に初めて挑み、ロケ地、衣裳、美術、台詞回し、すべてにこだわり、疑心暗鬼渦巻く狂乱の時代を描き出す。主演は日本アカデミー賞をはじめ、数々の受賞歴を誇る、実力派女優・蒼井優。儚げでいて芯の強さを持ち、狂気にも近い想いを持って夫を愛し抜く聡子を圧倒的な存在感で演じている。『ロマンスドール』に続き蒼井と夫婦を演じるのは高橋一生。スリーピースに身を包み、聡明で正義の遂行のためには手段を選ばぬ優作を魅力的に体現した。

監督:黒沢清
出演:蒼井優、高橋一生、坂東龍汰、恒松祐里、みのすけ、玄理、東出昌大、笹野高史
2020年/日本/115分

■前売券発売中■
ムビチケ:1500円

10月24日[土]公開 『もったいないキッチン』

もったいないキッチン公式サイト

日本が大切にしてきた“もったいない”に魅せられ、オーストリアからやって来た食材救出人ダーヴィドが日本を旅して再発見!

“もったいない”。元々は仏教思想に由来する言葉で、無駄をなくすということだけではなく、命あるものに対する畏敬の念が込められた日本独自の美しい言葉だ。そんな“もったいない”精神に魅せられ日本にやってきたのは、食材救出人(フードアクティビスト)で映画監督のダーヴィド・グロス。ところがもったいない精神を大切にして来た日本の食品ロスは、実は世界トップクラス。その量毎年643万トンで、国民一人あたり毎日おにぎり1個分。一家庭当たり年間6万円のまだ食べられる食べ物が捨てられている。ダーヴィドはコンビニや一般家庭に突撃し、捨てられてしまう食材を次々救出!キッチンカーで美味しい料理に変身させる“もったいないキッチン”を日本各地でオープンする。福島から鹿児島まで4週間1600kmの旅。ダーヴィドと旅のパートナーニキを助けてくれるのは、もったいないアイデアを持つ日本のシェフや生産者たち。フレンチシェフがネギ坊主まで丸ごと使うもったいない料理、野山が“食材庫”という82歳で医者いらずのおばあちゃんが作る野草の天ぷら、0円エネルギー、自然の蒸気を使った蒸し料理など、もったいない精神に満ちたアイデアに出逢う。次第にダーヴィドは“もったいない”の先に、食品ロス解決のヒントだけではない、たくさんの幸せを見つけていく。さあ、2人と“もったいないキッチン”の旅に出かけよう!

監督・脚本:ダーヴィド・グロス
出演:ダーヴィド・グロス、塚本ニキ、井出 留美、他
2020年/日本/95分/ドキュメンタリー

※上映は斎藤工吹替版(ダーヴィド・グロスの声)になります。

10月24日[土]公開 『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』

ブリット=マリーの幸せなひとりだち公式サイト

本国スウェーデンで1の大ヒット感動作。63歳・頑固な主婦に訪れた、青天の霹靂。ひとりで家を飛び出した彼女を待ち受けていたのは≪予想外≫の連続だった!

本作は笑顔を忘れた主婦業一筋の主人公が、新天地で自身の人生を見つける感動作。今までとは180度違う世界に飛び込んだ主人公が様々な困難に見舞われながらも、周囲の助けを得ながら少しずつ人生に大切なことを見出していく様子を丁寧に描く。北欧らしい街並みやカラフルなインテリア、ブリット=マリーの思い切りの良いお掃除方法など、見どころも満載。63歳主婦、初めての幸せ探し。本当の人生が今はじまる―。
主演は『愛の風景』で1992年のカンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞し、『スター・ウォーズ』エピソード1、2でアナキンの母、シミ・スカイウォーカー役で世界的にその名を知られるスウェーデンの国民的女優ペルニラ・アウグスト。監督は『ボルグ⁄マッケンロー 氷の男と炎の男』のヒロインを演じた女優ツヴァ・ノヴォトニー。2018年から監督としても意欲的に活動しており、初監督・脚本をつとめた"Blindsone(原題)"は全編ワンカットで制作され、2018年のトロント国際映画祭でプレミア上映されるなど、各映画祭で高い評価を得ている注目の若手女性監督である。

監督:ツヴァ・ノヴォトニー
出演:ペルニラ・アウグスト、アンデシ・モッスリング、ペーター・ハーバー、マーリン・レヴァノン
2018年/スウェーデン/97分

10月24日[土]公開 『アルプススタンドのはしの方』

アルプススタンドのはしの方公式サイト

全国高等学校演劇大会で最優秀賞の名作戯曲を、名匠・城定秀夫監督が堂々の映画化!「しょうがない。」から始まる、演劇部、元野球部、帰宅部の空振りな青春。

高校野球・夏の甲子園一回戦。夢の舞台でスポットライトを浴びている選手たちを観客席の端っこで見つめる冴えない4人。最初から「しょうがない」と最初から勝負を諦めていた演劇部の安田と田宮、ベンチウォーマーの矢野を馬鹿にする元野球部の藤野、エースの園田に密かな想いを寄せる宮下の4人だったが、それぞれの想いが交差し、先の読めない試合展開と共にいつしか熱を帯びていく……。
第63回全国高等学校演劇大会で最優秀賞に輝いた名作戯曲が、2019年のリメイク公演の好評を経て奇跡の映画化!監督はピンク映画、Vシネマの名作を100本以上手がける業界注目の名匠・城定秀夫。青春時代を謳歌し損ねた大人たちのための青春映画の傑作が誕生した―。

監督:城定秀夫
出演:小野莉奈、平井亜門、西本まりん、中村守里、黒木ひかり、目次立樹
2020年/日本/75分

10月24日[土]公開 『真夏の夜のジャズ 4K』

真夏の夜のジャズ 4K公式サイト

アメリカ最大級の夏フェスで伝説のミュージシャンたちが魅せる奇跡の音楽ドキュメンタリー。

本作は1958年7月3日から7月6日まで開催された「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」を中心に撮影が行われ、それを1日の夏の夜の出来事としてわずか83分の作品にまとめられました。翌1959年ヴェネチア国際映画祭で招待上映されるや、その大胆な撮影手法や映像の美しさが関係者に衝撃を与えました。音楽と直接関係のないイメージを作品の随所に使用、観客にフォーカスしたシーンやアメリカズカップのヨットシーンなど、まるでビデオクリップのような映像は50年代のアメリカ文化を鮮烈に伝える、単なる音楽ドキュメンタリーにはとどまらない魅力に溢れています。今回上映される4K版は国立フィルム保存委員会が修復をサポートのもと、監督の夫人であるシャナ・スターンと共に制作されました。
本作の監督バート・スターンは、一流企業の広告や有名雑誌の特集など広い分野で活躍する当時ニューヨークで最も人気のある写真家のひとりでした。撮影当時新進気鋭の写真家で、映画は未知の分野だったバート・スターンに白羽の矢を立てたのが、ニューポート・ジャズ・フェスティバルの発起人であるロリラードの夫人・エレインでした。熱狂的なジャズファンであったスターン監督はこれを快諾した、と言われています。本作は新進気鋭の写真家らしい、どこを切り取っても美しい写真のような場面が大きな見どころのひとつです。

伝説のミュージシャン続々登場!
【ルイ・アームストロング】愛称サッチモ。「ポップス」「ジャズの父」とも呼ばれる、20世紀を代表するジャズ・ミュージシャン。
【セロニアス・モンク】ジャズ界有数の作曲家として、本作の中で演奏される「ブルー・モンク」や「ラウンド・ミッドナイト」など多くの名曲を生み、モダン・ジャズ・ミュージシャンに多大な影響を与えた。
【チャック・ベリー】「ロック界の伝説」「ロックンロールの創造者」と敬われる伝説のミュージシャン。ザ・ビートルズやザ・ローリング・ストーンズなど多くのミュージシャンが彼の曲をカバーした。
【アニタ・オデイ】チャーミングなルックスと圧倒的なリズム感の良さ、魅力的な独特のハスキー・ヴォイスでスターとなったシンガー。

そのほか、「世界最高のゴスペル・シンガー」と呼ばれ、本作では圧倒的な迫力でトリを飾ったマヘリア・ジャクソンやスケールの大きな力強い歌唱で「ブルースの女王」と呼ばれた大スターのダイナ・ワシントンなど、伝説のミュージシャンたちが次々と登場します!

製作・監督:バート・スターン
1959年/アメリカ/83分/ドキュメンタリー

10月31日[土]公開 『マイルス・デイヴィス クールの誕生』

マイルス・デイヴィス クールの誕生公式サイト

ジャズの帝王。その真実の姿が、いま暴かれる。

『クールの誕生』(1949-50年)、『カインド・オブ・ブルー』(1959年)、『ピッチェズ・ブリュー』(1969年)――10年おきにジャズの歴史を更新する名盤を生み出した、天才トランペット奏者マイルス・デイヴィス。音楽においても、人生においても、彼は何度も固定観念を破った。そうやって出来上がった作品が、世の中でスタンダードになった瞬間、またそれを覆した。過去を振り返ることなく、明確なヴィジョンとたゆまぬ向上心、そして新しい挑戦へのハングリー精神を持ち続けたからこそ、ビバップからクール・ジャズ、ハード・バップ、モード・ジャズ、フュージョン、ロック、ヒップホップに至るまで、あらゆる音楽の革新者となりえたのである。今回初登場となるレアなアーカイヴ映像、音源、写真に加え、アーティストや家族・恋人・友人など、マイルスと密接に関わった人々との対話を通じて、トランペットの影に隠された唯一無二の芸術家の素顔に迫る傑作ドキュメンタリー。

監督:スタンリー・ネルソン
出演:マイルス・デイヴィス、クインシー・ジョーンズ、ハービー・ハンコック、カルロス・サンタナ etc.
2019年/アメリカ/115分/ドキュメンタリー

■前売券発売中■
全国共通特別鑑賞券:1100円
特典:ポストカード

10月31日[土]公開 『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』

ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記公式サイト

沖縄テレビの開局60周年記念作品。監督は平良いずみ。第38回「地方の時代」映像祭グランプリに輝き、話題となったテレビドキュメンタリー「菜の花の沖縄日記」に未公開シーンを加え劇場公開。
沖縄の言葉、ウチナーグチには「悲しい」という言葉はない。それに近い言葉は「肝(ちむ)ぐりさ」。誰かの心の痛みを自分の悲しみとして一緒に胸を痛めること。それがウチナーンチュの心、ちむぐりさ。そんな沖縄に、ひとりの少女がやってきた。北国・能登半島で生まれ育った、坂本菜の花さん、15歳。彼女が通うのは、フリースクール・珊瑚舎スコーレ。既存の教育の枠に捉われない個性的な教育と、お年寄りも共に学ぶユニークな学校だ。70年あまり前の戦争で学校に通えなかったお年寄りとの交流を通して彼女は、沖縄ではいまなお戦争が続いていることを肌で感じとっていく。次々に起こる基地から派生する事件や事故。それとは対照的に流れる学校での穏やかな時間。こうした日々を、彼女は故郷の新聞コラム「菜の花の沖縄日記」(北陸中日新聞)に書き続けた。「おじぃ なぜ明るいの?」。疑問から始まった日記は、菜の花さんが自分の目で見て感じることを大切に、自分にできることは何かを考え続けた旅物語だった。少女がみた沖縄の素顔とは――。

監督:平良いずみ
語り:津嘉山正種
2020年/日本/106分/ドキュメンタリー