【上映】10/11(金)~10/24(木)
【料金】通常料金
2023年/韓国/108分
【監督】カン・ジェギュ
【出演】ハ・ジョンウ、イム・シワン、キム・サンホ、ペ・ソンウ、パク・ウンビン
1947年、ボストンマラソン。彼らは走る、〈祖国の記録〉のために。衝撃と感動の実話。
1936年、ベルリンオリンピックのマラソン競技において、日本は金メダルと銅メダルを獲得した。しかし、その2個のメダルには秘められた想いがあった。日本代表としてメダルを獲得したソン・ギジョンとナム・スンニョンが、日本名で表彰式に立ったのだ。第2次世界大戦の終結と共に、彼らの祖国は日本から解放されたが、メダルの記録は日本のままだった。1947年、ボストンマラソン。その二人がチームを組み、様々な困難を乗り越え、才能あふれる若きマラソン選手を歴史あるボストンマラソンに出場させる。〈祖国の記録〉を取り戻すために──。
監督は、全世界で熱狂を巻き起こした『シュリ』と、国内で1200万人もの観客を動員し、アメリカ、フランス、日本など世界各国で絶賛された『ブラザーフッド』のカン・ジェギュ。壮大なスケールで重厚なヒューマンドラマを描いてきた名匠が、歴史の陰に隠された祖国解放から朝鮮戦争の間の時代の真実に迫る。
韓国で伝説の人となった金メダル選手ソン・ギジョンを演じるのは、『チェイサー』『1987、ある闘いの真実』など実話ベースの作品で、圧倒的な存在感と説得力溢れる演技を披露し、韓国のトップ俳優となったハ・ジョンウ。短気で頑固、直球過ぎる男が時折にじませる優しさを、人間味あふれる表情で演じた。
ボストンで走る若手選手ソ・ユンボクには、最旬俳優として注目され「イカゲーム2」への出演も決まったイム・シワン。本格的な訓練を受けて体脂肪を6%まで落とし、マラソン選手としてのリアルな肉体を作り上げ、その美しいフォームで観る者を魅了する。
さらに、ベルリンで銅メダルを獲得したナム・スンニョンに、千の顔を持つ俳優として知られる『藁にもすがる獣たち』のペ・ソンウ。ユーモアあふれる演技で、シリアスなテーマを明るく包み込む。また、ソ・ユンボクに想いを寄せる愛らしいオクリムに、「恋慕」や海外でも社会現象を巻き起こした「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などで人気急上昇中のパク・ウンビンが扮している。
【イベント】トークイベント
■日時
10月19日(土)13:20の回 上映後、トーク(終了予定15:55)
■登壇者
【ゲスト】孫 銀卿(ソン・ウンキョン)さん[本作主人公 孫基禎(ソン・ギジョン)氏の孫]
1977年、横浜にて、在日韓国人母と、韓国生まれ・育ちの韓国人父との間に生を受ける。姉と2人姉妹。父の父である祖父が、本作の孫基禎にあたる。現在は神奈川県逗子市にて夫、長男、次男と家族4人暮らし。
【聞き手】小松英輝さん[信濃毎日新聞 記者]
岡谷市出身、2004年信濃毎日新聞入社。22年から報道部・経済キャップ。20年に日韓対話の糸口を探った長期連載「記憶を拓く」の取材班に参加。第1部「金メダリスト孫基禎」を担当した。
■料金:通常料金
・各種割引サービス利用可
・前売券(ムビチケ)使用可
※各種招待券・ポイント鑑賞不可
■予約受付あり
イベント参加のご予約できます。
・劇場窓口 または お電話 からご予約下さい。
・ご予約の際は、お名前とご連絡先をお伝え下さい。
長野相生座・ロキシー[TEL 026-232-3016]
■注意事項
・予約が定員に達した場合、当日の受付はございません。
〒380-0833
長野県長野市権堂町2255
当館は権堂アーケード通り中央にあります。
★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分
★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)
★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分