【上映】9/13(金)~9/26(木)
【料金】通常料金
1974年/香港/99分
【監督・脚本・製作総指揮】ウー・シーユエン
【武術指導】ブルース・リャン
【出演】ブルース・リャン、倉田保昭、マン・ホイ、ウォン・ワンシー、チャン・ナン、ハン・クォツァイ、ディーン・セキ
※【同時上映】1週目:『夢物語』9/13(金)~9/19(木)/2週目:『夢物語・奪還』9/20(金)~9/26(木)
日本が生んだ国際的アクション・レジェンド 倉田保昭 日本凱旋50周年。ドラゴン対ブラック・ジャガー。アクションをアートにまで高めた香港クンフー映画伝説の最高傑作、奇跡の復活!
今から50年前、ブルース・リーの『燃えよドラゴン』の大ヒットで日本列島を“ドラゴン・ブーム”が席巻し、1年間に約30本の香港製クンフー映画が公開された。その中で唯一、ハードなアクションをノンストップで繰り広げ、ブルース・リー主演作に匹敵する人気を博して大ヒットしたのが、倉田保昭が最強の悪役ブラック・ジャガーを演じた『帰って来たドラゴン』だった。だが、アクションを芸術にまで高めたとさえ言われたその傑作は、マスターネガの損傷により再上映やHD化が不可能といわれ、長らく幻の作品となっていた…。
製作・監督・脚本を手掛けたウー・シーユエンは、『ドランクモンキー/酔拳』を製作してジャッキー・チェンをブレイクさせた他、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱』、『グランド・マスター』など、香港映画史に残る重要作品を数多く製作し、香港映画監督協会永遠名誉会長を務める香港映画界の超大物。その彼が自ら、「倉田保昭日本凱旋50周年」のため、現存する最良の99分完全版マスターから2K化を行い、『帰って来たドラゴン』は遂に日本のスクリーンに奇跡の復活を果たすことになった。
主演のドラゴンを演じるのは、本作のアクション監督でもあり、『無敵のゴッドファーザー/ドラゴン世界を征く』や「闘え!ドラゴン」「Gメン’75」でも倉田保昭と激闘を繰り広げ、『カンフー・ハッスル』、『燃えよじじいドラゴン 龍虎激闘』など近年も現役で活躍する倉田と並ぶ香港のアクション・レジェンド、ブルース・リャン。出演は他に『蜀山奇傅 天空の剣』、『レディ・ハード/香港大捜査線』のマン・ホイ、『ドラゴン怒りの鉄拳』、『悪漢探偵』のハン・クォツァイ、『ゴッド・ギャンブラーⅢ』、『黒薔薇VS黒薔薇』のウォン・ワンシー、『ドランクモンキー/酔拳』、『男たちの挽歌2』のディーン・セキなど。
これまで日本で発売されたVHSやDVDはディーン・セキの出演シーンがカットされた92分短縮版だったが、今回そのシーンが復元されて《2Kリマスター完全版》での公開となる。
清朝末期。麻薬や人身売買など、あらゆる犯罪と暴力が渦巻く悪の魔窟、金沙村(ゴールド・サンド・シティ)。悪辣なボス、イム・クンホーが支配するその街にやってきた1人の男。巷にはびこる悪を懲らしめながら流浪の旅を続ける正義の好漢、その名もドラゴン。彼にはある目的があった。旅の途中、ドラゴンは2人組の盗賊リトル・マウスとブラック・キャットに襲われるが、鮮やかな機転と華麗なクンフー技でそれを退け、逆に2人の盗賊はドラゴンに弟子入りして旅を共にしていた。ドラゴンと2人の弟子が金沙村に到着した頃、イーグルと呼ばれる伝説の女格闘家もその街にやってきた。彼ら全員の狙いは“シルバー・パール”というチベットの寺院から盗まれた秘宝にあった。そして、もう1人、金沙村のイムを訪ねてやってきた謎の男、ブラック・ジャガー。彼こそ非情な殺人空手の使い手として恐れられる格闘家で、彼が肩に背負い、運んできたものこそ秘宝“シルバー・パール”だった。やがて、“シルバー・パール”を巡り、ドラゴン、ブラック・ジャガー、イーグル、リトル・マウス、ブラック・キャットら最強の強者たちが腕を競い、壮絶な激闘と騙し合いを繰り広げながら、果てしない争奪戦が続いていく…。
【イベント】トークイベント
■日時
9月14日(土)12:30~の回 上映後、トーク
・12:30~14:30 『帰って来たドラゴン』+併映『夢物語』
・14:30~15:00 トーク
※トーク後、サイン会あり
サインは1名様につきパンフレットおよび書籍「帰って来たドラゴン」各1冊まで、
当劇場でご購入いただいた以外の品へのサインはできません。
■ゲスト
倉田保昭さん
江戸木純さん(映画評論家)
■料金:通常料金
・各種割引サービス利用可
・前売券(全国共通鑑賞券)利用可
※各種招待券、ポイントでの無料鑑賞不可。
■予約受付あり
イベント参加のご予約できます。
・劇場窓口 または お電話 からご予約下さい。
・ご予約の際は、お名前とご連絡先をお伝え下さい。
長野相生座・ロキシー[TEL 026-232-3016]
■注意事項
・ゲストは予告なく変更となる場合があります。
・予約が定員に達した場合、当日券の販売はございません。
倉田保昭(ブラック・ジャガー役)
Yasuaki Kurata
1946年3月20日、茨城県出身。日本大学芸術学部演劇科を卒業後、東映撮影所の研究生となる。人気のテレビドラマ「丸出だめ夫」でテレビ初出演。67年に佐藤純彌監督の『続・組織暴力』で映画デビューした。70年に香港のショウ・ブラザース社のオーディションに合格し、『続・拳撃 悪客』(71)で香港映画デビューし、一躍人気を得て数多くのクンフー映画に出演。74年に『帰って来たドラゴン』(74)を引っ提げて日本凱旋を果たし、日本でも映画、テレビに大活躍。テレビシリーズの「闘え!ドラゴン」、「Gメン‘75」は、今も根強い人気を誇っている。76年に倉田アクションクラブを設立して人材育成を行い、数多くの映画、テレビ番組のアクション・コーディネートを手がけ、創武館道場で空手の指導を行ってきた。85年に倉田プロモーションを設立。その後も香港映画をはじめとした数多くの海外作品に出演して国際的に活躍、『七福星』ではジャッキー・チェン、『セブンス・カース』ではチョウ・ユンファ、『フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳』ではジェット・リー、『レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳』ではドニー・イェンと共演した。90年代にはオリジナルビデオ『静かなるドン』、『となりの凡人組』シリーズで人気を博した。89年には自ら企画、原案、プロデュース、アクション監督、主演を行った『ファイナル・ファイト 最後の一撃』を製作、日本、欧米を含む世界50か国で劇場公開され、大ヒットを記録。02年にはプロデュース第2作目の『黄龍 イエロードラゴン』を中国で製作、11年には第3作『レッド・ティアーズ』を製作、第24回東京国際映画祭・日本映画ある視点部門で上映された。17年には中国映画『戦神 ゴッド・オブ・ウォー』で第24回香港電影評論学会大奨の最優秀男優賞を受賞し、第35回香港電影金像奨での男優賞にノミネートされた。また、製作総指揮を務め主演最新作となる短編『夢物語』(2023・中村浩二監督・15分)は、第11回レイクシティ国際映画祭(インド)で最優秀短編映画賞、第20回アジアサマー映画祭(スペイン)で特別賞を受賞した。著書に「和製ドラゴン放浪記」(国際通信社)があり、同書は「ヤングチャンピオン」誌上で「王道ドラゴン」として劇画化された。「和製ドラゴン放浪記」は「帰って来たドラゴン」と改題され、『帰って来たドラゴン』の再公開に合わせて倉田プロモーションから再販される。
〒380-0833
長野県長野市権堂町2255
当館は権堂アーケード通り中央にあります。
★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分
★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)
★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分