6月2日(金)公開『レッド・ロケット』

公式サイト

2021年/アメリカ/130分/R18+

【監督】

ショーン・ベイカー

【出演】

サイモン・レックス、ブリー・エルロッド、スザンナ・サン、ほか

【上映】6/2(金)~6/15(木)

【料金】通常料金

 

有害なほど利己的で、破壊的にナルシスト。落ちぶれた元ポルノスターが夢見る大迷惑なサクセスストーリー。

「ポルノ界のアカデミー賞を5回逃した」ポルノ俳優だったが、今は落ちぶれ無一文で故郷テキサスへ舞い戻ったマイキー。別居中の妻レクシーと義母リルに嫌がられながらも彼女たちの家に転がり込むことに成功したが、17年のブランクのおかげで仕事はない。昔のつて・・でマリファナを売りながら糊口を凌いでいたある日、ドーナツ店で働く少女と出会い再起を夢見るが…。2016年のアメリカ・テキサスを舞台に、社会の片隅で生きる人々の姿を鮮やかに描いた、ひとクセありのヒューマンドラマ。

『タンジェリン』『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』など、アメリカ社会の「声なき声」を掬い上げ丁寧に描くことに定評のあるショーン・ベイカー監督がパンデミックの最中少数精鋭のクルーで作り上げたのは、ご都合主義でうすっぺら、口先だけの元ポルノスターを主役とした、監督のキャリア中最も想定外の本作だった。主演は、過去のポルノ出演映像が流出したことで一時は表舞台から姿を消していたこともあるなど、マイキー役とリンクするかのようなスキャンダラスな経歴を持つサイモン・レックス。カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映されるやいなや彼の熱演は大きな話題を呼んだ。周りを固めるのは、舞台女優のブリー・エルロッドと、地元テキサスに暮らす演技未経験の人々、そして、LAの映画館のロビーでベイカー監督にスカウトされたストロベリー役のスザンナ・サン。本作が初の長編映画出演となるサンは、「次なる大物」として数々のメディアで大きく取り上げられ、注目を集めている。 「物語が本当に起こる場所で撮りたい」という監督の意図のもと、起用されたのはテキサス出身の撮影監督で、『イット・カムズ・アットナイト』や『WAVES/ウェイブス』などトレイ・エドワード・シュルツ監督とのタッグで知られるドリュー・ダニエルズ。テキサス特有の色、湿度、土っぽさを表現するため16mmフィルムを使用し、粗削りでありながらも美しくエモーショナルな景色を映し出している。

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住所

〒380-0833
長野県長野市権堂町2255

アクセス

当館は権堂アーケード通り中央にあります。

★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分

★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号 
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)

★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分