2018年/中国/129分
【監督】
ロウ・イエ
【出演】
ジン・ボーラン、ソン・ジア、チン・ハオ、マー・スーチュン、チャン・ソンウェン、ミシェル・チェン、エディソン・チャン
【上映】3/24(金)~4/6(木)
【料金】通常料金
中国の30年、そして香港、台湾を舞台に加えて描く、息もつかせぬネオノワール・サスペンス
80年代の改革開放が進み90年代に入り市場経済が推し進められ、2000年に入りバブルが訪れる。人々の欲望が渦巻く現代までの30年間。『シャドウプレイ【完全版】』は、実話を元に時代に翻弄される中国人の加速する欲望と愛を描く。
2016年にクランクインした本作は、2017年春に完成し、北京市の映画関係部署の審査に入ったが、その後約2年間、当局から繰り返し修正を迫られ、全国での公開日まであとわずか7日というところまで作業は続いた。2019年4月4日に中国本土で公開されると、3日間で約6.5億円の興行収入を記録し、大ヒットとなった。
本作は、中国公開前に台北で2018年11月に開催された第55回台湾金馬奨において、監督賞、撮影賞、音響賞、アクション設計賞の4部門でノミネートを果たし、2019年2月の第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で上映された。 また、第20回東京フィルメックスのオープニング作品として2019年10月に日本で初上映された。なお、今回公開するバージョンはフィルメックスで公開された北京市映画関係部署の審査済みのバージョンより5分長く、検閲によりカットを余儀なくされた部分を復活させた129分の『シャドウプレイ【完全版】』というタイトルで公開を行う。
2013年、広州の再開発地区で立ち退き賠償をめぐり、住民の暴動が起こったその日、開発責任者のタンが屋上から転落死する。事故か他殺か、捜査に乗り出した若手刑事のヤンは、捜査線上に浮かぶ不動産開発会社の社長ジャンの過去をたどる。その過程で見えてくる、ジャンのビジネス・パートナーだった台湾人のアユンの失踪事件。政府の役人タンの転落死と不動産会社の幹部アユンの謎の失踪、2つの事件を生んだ愛憎の根本は、ジャンと死亡したタン、タンの妻のリンが出会った1989年、まさに天安門事件が起きた年だった…。
〒380-0833
長野県長野市権堂町2255
当館は権堂アーケード通り中央にあります。
★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分
★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)
★ 車
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