2021年/アメリカ/111分
【監督・脚本】
フラン・クランツ
【出演】
リード・バーニー、アン・ダウド、ジェイソン・アイザックス、マーサ・プリンプトン
【上映】4/21(金)~5/4(木)
【料金】通常料金
世界43映画賞受賞、81ノミネート!スリルと衝撃に世界の映画祭が大絶賛!高校銃乱射事件で共に息⼦を失った家族。被害者両親と加害者両親の対話。
1秒先に地雷が埋められているかのようなスリルと洞察力にとんだ脚本を書き上げ、初監督も務めたのは、『キャビン』やTVシリーズ「ドールハウス」などに出演、俳優として活躍しているフラン・クランツ。幼い娘を持つ彼は、2018年にパークランドの高校で起きた銃乱射事件のニュースで泣きながらインタビューに答える父兄の言葉に激しく動揺し、学校内銃撃事件について深く掘り下げるようになる。そして、様々な報告書を読むうちに、銃撃犯の両親と犠牲者の両親との会談に関する記述に出会う。4人の会話だけで、それぞれの息子の成長から過ごしてきた青春の日々、家族との関係、さらには銃乱射事件の現場の状況までが、まるですぐ側で目撃しているかのように五感を震わせる本作の脚本。そのリアルな臨場感は緻密で入念なリサーチの賜物だ。
⼀触即発の台詞の応酬に命を吹き込んだのは、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のリード・バーニー、『ヘレディタリー/継承』のアン・ダウド、『ハリー・ポッター』シリーズのジェイソン・アイザックス、『グーニーズ』のマーサ・プリンプトンら演技を極めたベテラン俳優たち。⼈間の複雑さと脆さを余すところなく表現し、観る者の胸を打つ。彼らは本作によって、数々の映画賞でアンサンブル賞を獲得している。果たして、最後に4人と共に流れ着く、観る者すべてが初めて体感する境地とは──。
アメリカの高校で、生徒による銃乱射事件が勃発。多くの同級生が殺され、犯人の少年も校内で自ら命を絶った。それから6年、いまだ息子の死を受け入れられないジェイとゲイルの夫妻は、事件の背景にどういう真実があったのか、何か予兆があったのではないかという思いを募らせていた。夫妻は、セラピストの勧めで、加害者の両親と会って話をする機会を得る。場所は教会の奥の小さな個室、立会人は無し。「お元気ですか?」と、古い知り合い同士のような挨拶をぎこちなく交わす4人。そして遂に、ゲイルの「息子さんについて何もかも話してください」という言葉を合図に、誰も結末が予測できない対話が幕を開ける──
〒380-0833
長野県長野市権堂町2255
当館は権堂アーケード通り中央にあります。
★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分
★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)
★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分