10月9日(金)公開『ミケランジェロ・アントニオーニ レトロスペクティヴ』

公式サイト

【上映】10/9(金)~10/22(木)

【料金】通常料金

【前売券】1回券:1,300円(特典:日本版ビジュアルポストカード)/3回券:3,600円(特典:オリジナルポストカード6枚セット)

イタリアが誇る20世紀を代表する巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ。現代人が抱える孤独、愛の不毛を描き、世界を揺るがした初期代表作がスクリーンに甦る。

フェデリコ・フェリーニ、ルキノ・ヴィスコンティと並び称されながら、日本においてはその代表作さえ劇場のスクリーンで観る機会が少なかったイタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ。2024年4月にフランス・パリのシネマテークで開催されたレトロスペクティヴをきっかけに、世界的に再評価が高まる中、遂に特集上映の開催が決定しました。今回上映されるのは、既存の映画文法とは全く異にして、カンヌ国際映画祭でセンセーションを巻き起こし、審査員賞を受賞した『情事』(60)を始め、いずれもフィルモグラフィ―の中で欠かせない5作品。愛の不毛、現代人の不安と孤独…。この機会にぜひアントニオーニの深淵をご堪能ください。

【上映作品】日替わり上映 *4K修復版は当館では2K上映となります。

愛と殺意 4K修復版』『敗北者たち 2K修復版』『女ともだち 2K修復版『情事 4K修復版』『赤い砂漠 4K修復版


© 1950 Fincine /Villlani F. Torino – Surf Film s.r.l. All Rights Reserved

『愛と殺意 4K修復版』 *日本劇場初公開

1950年/イタリア/103分

【監督・原案・脚本】ミケランジェロ・アントニオーニ

【出演】ルチア・ボゼー、マッシモ・ジロッティ、ジーノ・ロッシ

ミラノの資本家エンリコは、美しい妻パオラの過去の素行調査を探偵に依頼する。皮肉なことに調査がきっかけでパオラは元恋人グイドと再会、愛のない結婚生活に飽き飽きしていた彼女はグイドとの関係に情熱を取り戻す。エンリコによる調査が進むなか、二人は危険な関係に突き進んでいくことに…。初長編監督作品にして、以後のアントニオーニ作品のテーマとなる人間関係の疎外をすでに描いている。


1953 © Film Costellazione

『敗北者たち 2K修復版』 *日本劇場初公開

1953年/イタリア/114分

【監督・原案・脚本】ミケランジェロ・アントニオーニ

【出演】エチカ・シューロー、ジャン=ピエール・モッキー、フランコ・インテルレンギ

パリ、ローマ、ロンドンの三都市で若者たちが引き起こす犯罪事件を描いた群像劇のオムニバス。金銭欲や虚栄心、退屈さから殺人や密輸に手を染める青年たちの姿を通じて、戦後社会に広がる精神的空白と価値観の揺らぎを浮かび上がらせる。犯罪の背景にある疎外感や無気力に焦点を当て、人間の内面を冷静に見つめる視線は、その後のアントニオーニ作品へとつながる重要な特徴となっている。


© TITANUS Licensed by RAI Com S.p.A. - Rome, Italy. All Rights Reserved.

『女ともだち 2K修復版』 ★第16回ヴェネツィア国際映画祭 銀獅子賞受賞

1955年/イタリア/104分

【監督・脚本】ミケランジェロ・アントニオーニ

【原作】チェーザレ・パヴェーゼ「孤独な女たちと」

【出演】エレオノラ・ロッシ=ドラゴ、ガブリエル・フェルゼッティ、バレンティナ・コルテーゼ、イヴォンヌ・フルノー

ローマの洋装店に勤めるクレリアは支店開店のためにトリノに派遣される。ある夜、宿泊先のホテルの隣室で、自殺未遂で気を失っている女性ロゼッタを発見する。このことをきっかけにクレリアはロゼッタや彼女の友人であるモミナたちと友情を深めていくようになる。絡み合う恋愛、仕事、友情…トリノに生きる女性たちの様々な葛藤を繊細に描き、第16回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した。


© RTI 1960

『情事 4K修復版』 ★第13回カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞

1960年/イタリア/144分

【監督・原案・脚本】ミケランジェロ・アントニオーニ

【出演】モニカ・ヴィッティ、ガブリエーレ・フェルツェッティ、レア・マッサリ

ローマの外交官の娘アンナは友人たちとヨットで地中海旅行に出かけるが、立ち寄った無人島で忽然と姿を消してしまう。残された恋人のサンドロと親友のクラウディアは必死にアンナを探すも見つからず、他の友人たちは何事もなかったかのように日常生活に戻っていく。そんな中、捜索を続けるサンドロとクラウディアは次第に惹かれ合っていく…。アントニオーニの代名詞となる男女の「愛の不毛」を描き、その名を世界に知らしめた代表作。


© 1964 RTI

『赤い砂漠 4K修復版』 ★第25回ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞受賞

1964年/イタリア・フランス/117分

【監督・原案・脚本】ミケランジェロ・アントニオーニ

【出演】モニカ・ヴィッティ、リチャード・ハリス、カルロ・キオネッティ

無機質な工場地帯が広がる海辺の都市ラヴェンナ。夫と子どもと暮らすジュリアーナは数年前の交通事故のショックから立ち直れず、不安障害に悩まされていた。ある日、彼女は夫からコラドという同僚を紹介される。次第に二人は仲を深めていくが、ジュリアーナの精神が安定することはなく…。アントニオーニ初のカラー作品となり、鮮烈な色彩描写でモニカ・ヴィッティ演じるジュリアーナの孤独と苦悩を表した衝撃作。

長野相生座・ロキシーSNS

長野相生座・ロキシー

住所

〒380-0833
長野県長野市権堂町2255

アクセス

当館は権堂アーケード通り中央にあります。

★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分

★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号 
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)

★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分