8月18日[土]公開『母という名の女』

母という名の女公式サイト

母性などない。あるのは欲望だけ。隣にいるのは母ではなく、女という怪物だった…。『父の秘密』『或る終焉』のミシェル・フランコ監督、衝撃のミステリー。

メキシコのリゾートエリア、バジャルタの海辺に建つ瀟洒な別荘。そこに二人きりで住む姉妹のもとに、長い間疎遠になっていた美しき母が戻ってきた。17歳の妹は同じ歳の少年との間に子供を身ごもっており、突然舞い戻った母は献身的に娘の面倒をみるのだが、娘の出産をきっかけに、自身の影のある深い欲望を忠実に遂行していく…。母にいったい何が起きたのか?彼女はそもそもいったい何者なのか?闇を覗き込んだ母娘の緊張感あふれる関係にメスを入れ、母、あるいは家族という幻想を吹き飛ばす、『父の秘密』『或る終焉』のミシェル・フランコ監督、衝撃のミステリー。フランコ監督は、これまでの作品でも、崩壊に瀕した家族、人間の内に潜む理不尽な暴力性、あるいは生と死という切実なテーマをめぐって、一作ごとに新たな問題提起を行い、国際的な名声を博してきた。本作でも、ふたたび家族という主題をめぐって意想外な視点からスポットを当て、観る者を不穏で不安定な世界へと導いていく。

 

★第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞受賞★
監督・脚本・製作・編集:ミシェル・フランコ
出演:エマ・スアレス、アナ・バレリア・ベセリル、エンリケ・アリソン、ホアナ・ラレキ、エルナン・メンドーサ、ほか

■PG12

8月18日[土]公開『ゲッベルスと私』

ゲッベルスと私公式サイト

ナチス宣伝大臣ゲッベルスの秘書、ブルンヒルデ・ポムゼルが、終戦から69年の沈黙を破り独白する。

若きポムゼルは、第二次世界大戦中、1942年から終戦までの3年間、ナチスの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書として働き、近代における最も冷酷な戦争犯罪者のそばにいた人物である。本作は彼女が終戦から69年の沈黙を破って当時を語った貴重なドキュメントである。“ホロコーストについてはなにも知らなかった”と語るポムゼルの30時間に及ぶ独白インタビューは、20世紀最大の戦争と全体主義の下で抑圧された人々の人生を浮き彫りにする。本作品には、当時、世界各国で製作された様々なアーカイヴ映像が数多く挿入される。ナチスを滑稽に描くアメリカ軍製作のプロパガンダ映画、ヒトラーを揶揄する人々を捉えたポーランドの映像、ゲッベルスがムッソリーニとヴァカンスを楽しむプライベート映像、そして戦後、ナチスのモニュメントを破壊する人々やホロコーストの実態を記録した映像。それらは、戦争という人間の愚行はいつでも繰り返されることを語り、戦争の続く今日に警鐘を鳴らしている。

 

監督:クリスティアン・クレーネス、フロリアン・ヴァイゲンザマー、オーラフ・S・ミュラー、ローラント・シュロットホーファー

8月18日[土]公開『モリーズ・ゲーム』

モリーズ・ゲーム公式サイト

トップアスリートから高額ポーカーの経営者へ。スキャンダルが感動に変わった驚愕の実話。

その名を聞けば、世界中の誰もが知っているハリウッドスターやミュージシャン、さらに大物実業家までが顧客リストに並ぶ、エクスクルーシブなポーカールームが実在した。賭け金の最低額は1万ドルだが、どんなにキャッシュを積んでも、オーナーからの招待がなければ覗くことも許されない。まるで都市伝説のようなサロンのオーナーは、何の後ろ盾も持たない26歳の独身女性、モリー・ブルーム。だが、栄華を極めた果てに、違法なゲームを主催した容疑でFBIに逮捕される。
モリーが2014年に刊行し、ベストセラーとなった回顧録を、並外れた成功を成し遂げた実在の人物の裏側に迫って来た、脚本家のアーロン・ソーキンが独自の視点で脚色、オスカーにも輝いた才能のすべてを注ぎ込んで初監督に挑んだ。モリーを演じるのは、『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』と『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞にノミネートされ、『女神の見えざる手』で観客を虜にしたジェシカ・チャステイン。彼女の弁護を担当する信念を貫く弁護士に『ダークタワー』のイドリス・エルバ。厳格な父親に『ドリーム』のケヴィン・コスナー。世界一魅惑的で破滅的なゲームに秘められた、幾度もの失敗から立ち上がった《勝つために生まれた女》の感動の逆転ドラマ。

 

監督・脚本:アーロン・ソーキン
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー、マイケル・セラ

■PG12

8月18日[土]公開『ダリダ あまい囁き』

ダリダ〜あまい囁き〜公式サイト

アラン・ドロンとのデュエット曲などで一世を風靡したフランスの歌姫。愛に向かって生きたひとりの女性の物語。

60年代フランス。ミス・エジプトに輝いた美貌とそのエキゾチックな歌声で、フランス全土に社会現象を起こし、一躍スターとなったダリダ。ゴールドディスクを受賞し、歌手としての成功を掴んだが、私生活では数々の恋愛に悩み、愛する人との幸せな家庭に憧れ続けていた―。出会いと別れに傷つきながらも、その経験を歌にして、ステージの上で輝き続けるダリダ。愛に向かって生きた激しく、哀しく、美しい54年の生涯に、誰もが魅了される!「パローレ、パローレ」のフレーズで日本でも大ヒットしたアラン・ドロンとのデュエット「あまい囁き」や、年下の恋人との恋愛を綴った「18歳の彼」、「べサメ・ムーチョ」など、自由奔放な恋愛が赤裸々に歌われている。一方で、「わたしは病んでいるの」と、苦しい胸の内を歌った曲もある。ダリダの歌には喜びも悲しみもすべてがあり、人生とは何かをわたしたちに教えてくれる。時代を超えてもなお、観る人の心に響くその強く美しい生き様を、モデル出身で映画初主演のイタリア人女優スヴェヴァ・アルヴィティが見事に演じきっている。60年代〜70年代の洗練されたファッションと、華やかなステージも必見!!

 

監督・脚本:リサ・アズエロス
出演:スヴェヴァ・アルヴィティ、リッカルド・スカマルチョ、ジャン=ポール・ルーヴ、ニコラ・デュヴォシェル、アレッサンドロ・ボルギ、ヴァンサン・ペレーズ、パトリック・ティムシット

8月18日[土]公開『華麗なるフランス映画』

華麗なるフランス映画公式サイト

フランス映画全盛期とされるヌーヴェルヴァーグの時代を経て、映画史にその名を刻んだフランスの映画スターたち。1960年代から70年代にかけて製作された、若き日の彼らの主演作は、時を越えて今なお、不朽の名作として世界中で愛されています。

20世紀最高の美男、アラン・ドロン。甘いマスクに抜群のスタイル、憂いを帯びた雰囲気で、日本でも絶大な人気を誇り、長年外国人男優人No.1にランクイン。類まれな容姿だけでなく、ギャング、強盗、殺し屋、二重人格者など、ダークな役をも見事に演じ切る演技力が世界で認められ、映画界のレジェンドとして語り継がれています。
元祖クールビューティー、カトリーヌ・ドヌーヴ。可憐な少女から妖艶な美女へ。世界一と称賛されたエレガントな美しさは年齢を重ねても輝きを放ち、出演作での着こなしがお手本にされる永遠のファッションアイコン。衝撃作や難役にも意欲的なチャレンジ精神で、世界の名だたる監督たちとタッグを組み、第一線で活躍し続けています。
愛と自由の女神、ジャンヌ・モロー。奔放で官能的な悪女をチャーミングに演じる唯一無二の存在感は、幼い頃から女優を志し、舞台で演技を磨いた努力の賜物。ルイ・マルやトリュフォーなど多くのクリエイターたちと恋に落ち、私生活でも自立した現代女性を体現。彼女の生き方そのものが、ヌーヴェルヴァーグを象徴してたといえます。
ダンディな色男、ジャン=ポール・ベルモンド。ゴダールの『勝手にしやがれ』で一躍脚光を浴び、ヌーヴェルヴァーグを代表するカリスマ的存在に。飄々としていながら、愛嬌もあり親しみやすい。シリアスからアクション、コメディまで、様々な役を軽やかに演じ分ける個性と実力を兼ね備え、アラン・ドロンと人気を二分しています。

2017年は、ドロンの引退宣言、ドヌーヴの来日、モローの訃報といったニュースが相次ぎ、フランスの往年の映画俳優が注目を集めました。そして今ここに、名優たちの魅力が凝縮された、フランス映画のバイブルというべき珠玉の作品群がスクリーンに甦ります。

■上映日程
8月18日(土)〜8月24日(金)
『太陽がいっぱい』 アラン・ドロン

8月25日(土)〜8月31日(金)
『突然炎のごとく』 ジャンヌ・モロー

9月1日(土)〜9月7日(金)
『エヴァの匂い』 ジャンヌ・モロー

9月8日(土)〜9月14日(金)
『太陽はひとりぼっち』 アラン・ドロン

9月15日(土)〜9月21日(金)
『ダンケルク』 ジャン=ポール・ベルモンド

9月22日(土)〜9月28日(金)
『昼顔』 カトリーヌ・ドヌーヴ

9月29日(土)〜10月5日(金)
『哀しみのトリスターナ』 カトリーヌ・ドヌーヴ

 

■料金
一般:1600円
大学・専門学生:1300円
高校生以下:1000円
シニア(60歳以上):1100円
※会員割引あり

 

★【華麗なるフランス映画】スタンプラリー
・3作品をご鑑賞の方に先着で“ポストカード(2枚組)”をプレゼント!
・全作品をご鑑賞の方全員に当館のご招待券をプレゼント!
※ポストカードは数量限定につき、なくなり次第終了となります。

8月11日[土]公開『フジコ・ヘミングの時間』

フジコ・ヘミングの時間公式サイト

苦難を乗り越え、60代で世界に見いだされた奇跡のピアニスト、フジコ・ヘミング。心震えるワールドツアーでの演奏、自宅で愛する猫たちに囲まれての暮し…輝き続ける彼女が教えてくれた生きるヒント。

60代後半でデビューし、80代になった今でも世界中で演奏活動を続けるフジコ・ヘミング。年間約60本のコンサートをこなし、チケットは即完売で新たなオファーも絶えない。その情感あふれるダイナミックな演奏は多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト”と呼ばれている。本作は、世界を巡るフジコを2年にわたって撮影した初のドキュメンタリー映画。お気に入りのアンティークと猫たちに囲まれて暮らすパリの自宅で迎えるクリスマスの情景、宮大工がリフォームした古民家で過ごす京都の休日、留学時代の思い出が宿るベルリン郊外への旅など、初公開のフジコのプライベートが観れる。世界中の人々を魅了してやまないフジコの音楽は、どんな人生・ライフスタイルから生まれてくるのか?

 

監督:小松莊一良
出演:フジコ・ヘミング
ナレーション:三浦透子

8月11日[土]公開『コスタリカの奇跡 積極的平和国家のつくり方』

コスタリカの奇跡公式サイト

1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー。

世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。そんな数少ない国の一つで、1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育、無料の医療を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」2016の世界ランキングにおいて140ヶ国中で世界一に輝いているのがコスタリカである。またラテンアメリカで最も安全とされている国でもある。本作は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのかを詳しく説明する。軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、ジャーナリストや学者などが登場。世界がモデルにすべき中米コスタリカの壮大で意欲的な国家建設プロジェクトが今明らかになる。

 

監督・プロデユーサー:マシュー・エディ、マイケル・ドレリング
出演:ホセ・フィゲーレス・フェレール、オスカル・アリアス・サンチェス、ルイス・ギジェルモ・ソリス、クリスティアーナ・フィゲーレス、ほか

『コスタリカの奇跡』鑑賞料金
一般:1600円 / 大学・専門学生:1300円 / シニア:1100円 / 高校生以下:1000円
各種割引サービス利用可