7月13日[土]公開『誰もがそれを知っている』

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『別離』『セールスマン』アカデミー賞受賞監督最新作。誘拐事件をきっかけに露わになる家族の秘密と嘘。どこの国にも起こりうる痛切な感情のドラマ。

2度のアカデミー賞受賞を誇り、前作『セールスマン』では授賞式へのボイコットでも大きな話題となったイランの名匠アスガー・ファルハディ監督。待望の最新作は、15年前、スペイン旅行で目にした行方不明の子供の写真をきっかけに、長年構想を練り続けてきた野心作。数年来の友人であり、実生活は夫婦でもあるスター俳優ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを主人公に当て書きして脚本を完成。世界でもすでに揺るぎない評価を確立している名匠が、それに甘んじることなく初めてのオール・スペインロケに挑み、新たな境地を切り開いた会心の一作である。
アルゼンチンに暮らすラウラが、妹の結婚式のため故郷スペインに帰省しワイン業を営む幼なじみのパコや家族との再会を果たす。しかしその喜びもつかの間、結婚式の後に催されたパーティーのさなか、ラウラの娘イレーネが失踪。まもなく何者かから巨額の身代金を要求するメッセージが届き、ラウラは絶望のどん底に突き落とされる。パコは時間稼ぎに奔走し、ラウラの夫もアルゼンチンから駆けつけるが、疑心暗鬼に陥った家族の内に長年隠されていた秘密が露わになっていく…。

監督・脚本:アスガー・ファルハディ
出演:ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム、リカルド・ダリン
スペイン・フランス・イタリア/133分/PG12

7月13日[土]公開『パパは奮闘中!』

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あの名作『クレイマー・クレイマー』から今新たに―
仕事と育児にがんばる父と子供たちの愛と絆を<現代>を舞台に描く感動のヒューマンドラマ
妻のローラと幼い二人の子供たちと、幸せに暮らしていると信じていたオリヴィエ。ところが、ある日突然、ローラが家を出て行ってしまう。オンライン販売の倉庫で働くオリヴィエには、ベビーシッターを雇うお金もなく、残業続きの仕事と慣れない子供の世話の両立を迫られる。朝は子供たちに着せる服も分からないし、夜は寝かしつけることさえできない。料理もまるでダメで、夕食にシリアルを出す始末。次から次へと巻き起こるトラブルに奮闘しながら、ローラを捜し続けるオリヴィエだったが、彼女の行方も姿を消した理由も一向に分からない。そんな折、妻の生まれ故郷ヴィッサンから一通のハガキが届き、さらなる騒動が起きる―。
監督は、長編映画初監督作となる「Keeper」で、70を超える映画祭に招待され20以上の賞を受賞したベルギー生まれの新鋭ギヨーム・セネズ。2018年のカンヌ国際映画祭批評家週間に出品されて称賛され、今ヨーロッパで熱い注目を浴びている。仕事一筋でダメなところもあるけれど心優しい父親を、『タイピスト!』のロマン・デュリスが熱演。オリヴィエの妹には、『若い女』のレティシア・ドッシュ。オリヴィエの子供たち、エリオットとローズには、監督がオーディションで大勢の子役から見出した二人が選ばれた。母親を恋しがる姿があまりに意地らしく、今すぐスクリーンに飛び込んで二人を助けたいと願わずにはいられない。妻の大切さに改めて気がつき、成長していく父と子供たちが、希望と爽やかな感動を届けてくれます。

監督・脚本:ギヨーム・セネズ
出演:ロマン・デュリス、レティシア・ドッシュ、ロール・カラミー、ルーシー・ドゥベイ
ベルギー・フランス/99分

■入場者プレゼント
本作をご鑑賞のお客様に先着で“特製ふせん”をプレゼント!
※数量限定につき、無くなり次第終了。

7月13日[土]公開『主戦場』

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驚くほどスリリング!!いま最も挑戦的なドキュメンタリー

あなたが「ネトウヨ」でもない限り、彼らをひどく憤らせた日系アメリカ人YouTuberのミキ・デザキを、おそらくご存知ないだろう。ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられたデザキは、日本人の多くが「もう蒸し返して欲しくない」と感じている慰安婦問題の渦中に自ら飛び込んでいった。慰安婦たちは「性奴隷」だったのか?「強制連行」は本当にあったのか?なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか?そして、日本政府の謝罪と法的責任とは……?次々と浮上する疑問を胸にデザキは、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、ケント・ギルバート(弁護士/タレント)、渡辺美奈(「女たちの戦争と平和資料館」事務局長)、吉見義明(歴史学者)など、日・米・韓のこの論争の中心人物たちを訪ね回った。さらに、おびただしい量のニュース映像と記事の検証と分析を織り込み、イデオロギー的にも対立する主張の数々を小気味よく反証させ合いながら、精緻かつスタイリッシュに一本のドキュメンタリーに凝縮していく。そうして完成したのが、映画監督ミキ・デザキのこの驚くべきデビュー作、『主戦場』だ。映画はこれまで信じられてきたいくつかの「物語」にメスを入れ、いまだ燻り続ける論争の裏に隠された“あるカラクリ”を明らかにしていくのだが― それは、本作が必見である理由のごくごく一部に過ぎない。さて、主戦場へようこそ。

監督・脚本・撮影・編集・ナレーション:ミキ・デザキ
アメリカ/122分/ドキュメンタリー

7月13日[土]公開『セメントの記憶』

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中東のパリ、ベイルート。地中海を眺望する超高層ビルの建設現場。シリア人移民労働者の受難を描いたドキュメンタリー。

シリアと同じく長い内戦(75年〜90年)を経験したベイルートは、近代建築と歴史的建造物が混在した美しい街並みで多くの観光客を魅了しているが、建設ブームに沸く海岸沿いは超高層ビルの乱開発が進んでいる。内戦で家を奪われた多くのシリア人は、これら建設現場の劣悪な環境で労働を強いられている。
中東のパリ、ベイルート。地中海を眺望する超高層ビルの建設現場でシリア人移民・難民労働者たちは静かに働いている。ある男が、出稼ぎ労働者だった父がベイルートから持ち帰った一枚の絵の記憶を回想する。絵には白い砂浜、青い空、そして2本のヤシの木が描かれていた。男が少年の頃初めて見た海の記憶だ。待ち焦がれていた父の帰還に少年ははしゃぐ。顔を撫でてくれた父の手はセメントの味がした。父は少年に語った。「労働者は戦争が国を破壊し尽くすのを待っているんだ」。男は異国で父への想いを巡らせる―
戦争と建設のイメージ。喪失と悲しみの記憶を詩的情緒豊かに紡ぐ圧倒的な映像美は、自らが生きている世界と同じ地平の中に傷ついた人たちがいることを伝える。祖国を亡命した若き元シリア兵のジアード・クルスーム監督が果敢に創り上げた革新的ドキュメンタリー作品!!

監督・脚本:ジアード・クルスーム
ドイツ・レバノン・シリア・アラブ首長国連邦・カタール/88分/ドキュメンタリー

■入場者プレゼント
本作をご鑑賞のお客様に先着で“オリジナルポストカード”をプレゼント!
※数量限定につき、無くなり次第終了。

7月6日[土]公開『魂のゆくえ』

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傑作『タクシードライバー』の巨匠が再び“いま”を射抜く!

『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『ザ・ヤクザ』などの傑作を手がけた脚本家として知られ、監督としても『アメリカン・ジゴロ』などの映画史に残る作品を生み出してきた、ポール・シュレイダー。ハリウッドの巨匠が、実に構想50年の末に完成させた渾身作。戦争で失った息子への罪悪感を背負って暮らす牧師が、自分の所属する教会が社会的な問題を抱えていることに気づき、徐々に諦念と怒りで満ちていく様子を衝撃的に描いていく。聖職者でありながら内なる怒りと葛藤を抱える主人公トラー牧師を熱演するのはイーサン・ホーク。彼を頼る女信徒メアリーに『マンマ・ミーア!』『レ・ミゼラブル』などのスター女優アマンダ・セイフライド。主演のイーサン・ホークは、各地の批評家協会賞でブラッドリー・クーパーやラミ・マレックなどの有力候補を上回り最多の男優賞を受賞。シュレイダーは自身初となるアカデミー賞脚本賞にノミネートを果たした。
ニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」。牧師のトラーは信徒のメアリーから相談を受ける。彼女の夫が地球の環境問題を思い悩むあまり、出産に反対しているというのだ。夫の説得を試みるトラーだったが、逆に教会が汚染企業から間接的に献金を受けている事実を知ってしまう。悩めるトラーは、やがてある決意をする。彼の聖なる願いと魂の行き着く先は…。

監督・脚本:ポール・シュレイダー
出演:イーサン・ホーク、アマンダ・セイフライド、セドリック・カイルズ、ほか
アメリカ/113分

7月6日[土]公開『ザ・バニシング -消失-』

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サイコ・サスペンス映画史上bPの傑作、ついに解禁

ラストへの戦慄が『サイコ』『羊たちの沈黙』『セブン』『ゴーン・ガール』を超えると言われる、サイコロジカル・サスペンスの傑作がついに日本で劇場初公開。ある日突然消えた恋人を捜して、執念と亡霊に取り憑かれたかのように次第に精神を追い詰められていく男と、自分の異常性と正常性を立証したいという欲求から、ある「実験」に手を染める男。その対峙を通して、我々の前に筆舌に尽くしがたい絶望と恐怖があぶり出されていく。監督は『マイセン幻影』『ダーク・ブラッド』のフランス人監督、ジョルジュ・シュルイツァー。スタンリー・キューブリックは本作を3回観て「これまで観たすべての映画の中で最も恐ろしい映画だ」とシュルイツァーに伝えたという。93年には監督自身の手によりジェフ・ブリッジズ、キーファー・サザーランド、サンドラ・ブロック出演でハリウッド・リメイクされた。過剰な演出を排除したことで、より重い余韻を醸し出す事に成功したこのオリジナル版は、満を持して人々の心に深い爪痕を残すであろう。
7月、オランダからフランスへと車で小旅行に出掛けていたレックスとサスキア。立ち寄ったドライブインで、サスキアは忽然と姿を消してしまう。必死に彼女を捜すも手掛かりは得られず、3年の歳月が経過。依然として捜索を続けるレックスの元へ、犯人らしき人物からの手紙が何通も届き始め…。

監督・脚本:ジョルジュ・シュルイツァー
出演:ベルナール・ピエール・ドナデュー、ジーン・ベルヴォーツ、ヨハンナ・テア・ステーゲ
オランダ=フランス合作/106分

7月6日[土]公開『神と共に 第一章:罪と罰』

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『新感染ファイナル・エクスプレス』を超える歴史的大ヒット!冥界の謎を解き明かすファンタジーアクション!!

“あの世”というテーマを壮大なスケールの2部作として映像化し、韓国で大ヒットを飛ばした『神と共に 第一章:罪と罰』『神と共に 第二章:因と縁』。2017年冬に公開された『〜罪と罰』は韓国歴代2位(2019年1月現在)の観客動員1440万人、続編の『〜因と縁』は同歴代10位(2019年1月現在)の1230万人を達成。その勢いに乗ってアメリカ、カナダをはじめ、台湾、香港、タイ、インドネシアなどの東アジア、東南アジア各国でも爆発的な興行成績を叩き出した。韓国の人気ウェブコミックを原作とする本作は、準備に約5年、撮影に約1年を費やし、第1部と第2部を同時進行で製作した異例のビッグ・プロジェクト。ひとりの亡者と3人の使者が力を合わせ、幾多のハードルがそびえる裁判を突破していくゲーム感覚のキャッチーなストーリー展開に加え、7つの地獄や三途の川などの奇想天外なビジュアルにも目を奪われる。その東洋的な死生観をベースにした地獄絵巻に、ハリウッド映画ばりのクオリティのVFXとアクション、家族愛や友情のドラマを織り交ぜた映像世界は、全編がクライマックスと言っても過言ではないスリルとサプライズに満ちている。
火災現場で少女を救い、壮絶な殉死を遂げた消防士ジャホンを迎えた冥界の3人の使者であるカンニム、ヘウォンメク、ドクチュンは、「人は亡者になると49日間のうちに7つの地獄で裁判を受けなくてはならない」というルールを言い伝える。その裁判すべてを無罪でクリアした者だけが、現世に生まれ変われるというのだ。かくしてジャホンは3人の使者に導かれ、<殺人、怠惰、ウソ、不義、裏切り、暴力、天倫>という7つの地獄を巡るはめになるが、実直で勤勉な“正義の亡者”であるはずのジャホンの意外な過去が次々と発覚し、冥界と下界を巻き込んだ壮絶なバトルが勃発する!

監督:キム・ヨンファ
出演:ハ・ジョンウ、チャ・テヒョン、チュ・ジフン、キム・ヒャンギ、イ・ジョンジェ、D.O.(EXO)
韓国/140分

■前売券発売中■

●神と共に 第二章:因と縁
ムビチケカード 1400円
特典:地獄クリアファイル

7月6日[土]公開『道草』

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重度知的障害者のヘルパー付きのひとり暮らしを追ったドキュメンタリー

暮らしの場所を限られてきた人たちがいる。自閉症と重度の知的障害があり、自傷・他害といった行動障害がある人。世間との間に線を引かれ、囲いの内へと隔てられた。そんな世界の閉塞を、軽やかなステップが突き破る。東京の街角で、介護者付きのひとり暮らしを送る人たち。タンポポの綿毛をとばしブランコに揺られ、季節を闊歩する。介護者とのせめぎ合いはユーモラスで、時にシリアスだ。叫び、振り下ろされる拳に伝え難い思いがにじむ。関わることはしんどい。けど、関わらなくなることで私たちは縮む。だから人はまた、人に近づいていく。
知的障害がある人の暮らしの場は広がってきていますが「重度」とされる人の多くは未だ入所施設や病院、親元で暮らしているのが実情です。2014年に重度訪問介護制度の対象が拡大され、重度の知的・精神障害者もヘルパー付きのひとり暮らしが出来る可能性は大きく広がりました。そんな中、16年夏には相模原障害者殺傷事件が起きました。この街で誰もがともにあるために、新しい選択肢を見つめてみませんか?

監督・撮影・編集:宍戸大裕
日本/95分/ドキュメンタリー

6月29日[土]公開『初恋〜お父さん、チビがいなくなりました』

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倍賞千恵子&藤竜也映画初共演!「泣ける」「こんな夫婦になれたら」と話題を呼んだ西炯子原作、感動のホーム&ラブストーリー、映画化!

長年連れ添った夫婦の秘めた想いと愛を描き、「泣ける!」「こんな夫婦になれたら」と話題を呼んだ、西炯子の人気コミックが遂に実写映画化。亭主関白な夫に明るく尽くしながらも長年ある想いと寂しさを抱えてきた妻・有喜子を演じるのは倍賞千恵子。その夫で、無口でぶっきらぼうな昭和の男・勝には藤竜也。日本を代表する名優二人が演じる夫婦のすれ違いに、笑いと涙が溢れます。自立しながらも夫婦をいつも近くで見守り、娘として、一人の女性として母と向き合う末娘・菜穂子に市川実日子。さらに有喜子の旧くからの知り合いで夫婦の関係に波風を起こす女性・志津子役を本作が遺作となった星由里子が演じます。「毎日かあさん」「マエストロ!」の小林聖太郎がメガホンを取り、人生の酸いも甘いも共に経験した夫婦が、猫の失踪を機に初めて明かす「真実」を時にコミカルに、時に感動的に描き出した。
3人の子供が巣立ち、人生の晩年を夫婦ふたりと猫一匹で暮らしている勝と有喜子。勝は無口、頑固、家では何もしないという絵に描いたような昭和の男。そんな勝の世話を焼く有喜子の話し相手は飼い猫のチビだ。ある日有喜子は、娘に「お父さんと別れようと思っている」と告げる。驚き、その真意を探ろうと子供たちは大騒ぎ。そんな時、有喜子の心の拠り所だった猫のチビが姿を消してしまい…妻はなぜ、離婚を言い出したのか。そして、妻の本当の気持ちを知った夫が伝える言葉とは―

監督:小林聖太郎
原作:西炯子「お父さん、チビがいなくなりました」(小学館フラワーコミックスα刊)
出演:倍賞千恵子、藤竜也、市川実日子、星由里子、佐藤流司、小林且弥、小市慢太郎、西田尚美、優希美青、濱田和馬、市川友
日本/105分