11月21日[土]公開 『オーバー・ザ・リミット 新体操の女王マムーンの軌跡』

オーバー・ザ・リミット公式サイト

新体操金メダリストの美しくも苛烈な舞台裏が今、ベールを脱ぐ

「あなたは人じゃない。アスリートなの!」リタ(=マルガリータ・マムーン)は、新体操王国ロシアの代表選手。オリンピックに向けて、鬼コーチたちからの強烈な指導を受け、日々の練習に励む。アリーナ・カバエワなど、数多くのオリンピック金メダリストを育て上げたイリーナ・ヴィネルの指導は、特に精神面において厳しい。リタは優雅にリングをキャッチし、ボールを肩で転がすが、コーチたちは更なる高みを求め、何度も何度も繰り返させる。わずかな自由時間には、彼氏と電話で話したり家族と穏やかに過ごすが、すぐにまた激烈なトレーニングが始まる…。
本作はリタがリオ・オリンピックで金メダルを獲得するまでの道のりを追ったドキュメンタリー。美しく華やかな表舞台で栄光を勝ち取るため、 アスリートはその裏で何をしているのか。想像を絶する世界に迫る。米エンタテインメント業界紙Varietyの「注目すべき10人のヨーロッパ人」にも選出された俊英監督マルタ・プルスは、粘り強い交渉によって、秘密のベールに包まれていたロシア新体操のトレーニングの撮影を許され、ドキュメンタリーでありながら『セッション』や『ブラック・スワン』などと比較される強烈な世界を映し出した。

監督:マルタ・プルス
出演:マルガリータ・マムーン、イリーナ・ヴィネル、アミーナ・ザリポワ、ヤナ・クドリャフツェワ
2018年/ポーランド・ドイツ・フィンランド/74分/ドキュメンタリー

11月21日[土]公開 『オフィシャル・シークレット』

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2003年イラク開戦前夜、英米政府を揺るがせた告発記事。その記事は英国女性諜報職員のリークだった。実話に基づく政府VS告発者のポリティカル・サスペンス。

2001年9月11日、同時多発テロ事件が発生して以降、米国政府はテロへの報復感情からフセイン大統領が大量破壊兵器を開発していると喧伝し、イラク戦争開戦に向けあらゆる手段を講じていた。米国と共同歩調を取る英国の諜報機関GCHQ(政府通信本部)に勤務するキャサリン・ガンはある日、米国の諜報機関NSA(国家安全保障局)から、驚くべきメールを受け取る。イラクを攻撃するための違法な工作活動を促すそのメールに彼女は強い憤りを感じ、メールをマスコミにリークする。しかし、彼女の危険な賭けも虚しく、イラク戦争は開戦し、キャサリンは公務秘密法違反で起訴された。ところが、裁判の土壇場で、誰もが予想もしなかった驚きの展開となる。政府職員のキャサリンをリークに突き動かした感情は何だったのか? ひとりの女性の告発が多くの勇気と行動を生み出した現象は、いまなお現代社会への警鐘となり続ける。社会派作品を世に送り続けるギャヴィン・フッド監督が、後にキャサリン・ガン事件として大きな政治問題となった実話をそれぞれの当事者の立場から描き、サスペンスタッチで心揺さぶる人間ドラマに仕上げた。

監督ギャヴィン・フッド『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』
出演:キーラ・ナイトレイ、マット・スミス、マシュー・グード、レイフ・ファインズ
2018年/イギリス/112分

11月20日[金]公開 『泣く子はいねぇが』

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★第68回 サン・セバスティアン国際映画祭 オフィシャルコンペティション部門 最優秀撮影賞 受賞
是枝裕和が惚れ込んだ新たな才能!今、世界が注目する佐藤快磨監督 劇場デビュー作品!! 生き方に迷うすべての大人たちに贈る、青春グラフィティ

親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描く。主人公・たすくを演じるのは、個性溢れる表現力で注目を集める演技派俳優、仲野太賀。たすくの妻・ことね役に、人気実力派女優、吉岡里帆。たすくの親友・志波役は若手最注目株、寛一郎。彼らを取り巻く面々に、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった豪華俳優陣が集結。監督・脚本・編集は、本作が劇場デビュー作となる新進気鋭の佐藤快磨。秋田県・男鹿半島の伝統文化「ナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、約5年をかけて作り上げたオリジナル脚本は、是枝裕和をも唸らせた。「いつから人は大人に?」「大人になるとは?」誰もが経験する人生の通過点を圧倒的なリアリティで描き、観る人すべての心を鷲掴みにする!!

監督・脚本・編集:佐藤快磨
出演:仲野太賀、吉岡里帆、寛一郎、山中崇、田村健太郎、古川琴音、松浦祐也、師岡広明、高橋周平、板橋駿谷、猪股俊明、余貴美子、柳葉敏郎
2020年/日本/108分

11月14日[土]公開 『本気のしるし 劇場版』

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深田晃司監督が描く、弱く不器用な男女の転落劇

映画『淵に立つ』『よこがお』などこれまでオリジナル脚本にこだわってきた深田晃司監督が初めてコミック原作の映像化に挑んだドラマ『本気のしるし』。2019年10月からメ〜テレ(名古屋テレビ)他で放送されるやいなや、既存のドラマの枠から逸脱するクオリティの高さと視聴者の予想をことごとく裏切る登場人物の行動から、「先が読めなさすぎ!」と大きな反響を呼んだ。その後、新たに劇場用にディレクターズカット版として再編集したところ、コミック原作、地方局の深夜ドラマ発としては異例の、カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション2020に選出されるという快挙を達成! 虚無感を抱えながら職場の女性ふたりと曖昧な関係を続けている主人公、辻を演じるのは、 『レディ・プレイヤー1』でハリウッド・デビューを飾り、『蜜蜂と遠雷』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した森崎ウィン。一方、その場しのぎで嘘を繰り返し、無自覚に関わる者を翻弄するヒロイン、浮世を演じるのは「3年A組-今から皆さんは、人質です-」、『去年の冬、きみと別れ』の土村芳。その他、宇野祥平や石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉ら個性派俳優が脇を固め、愚かな男女の転落サスペンスを盛り上げる。

監督:深田晃司
原作:星里もちる「本気のしるし」(小学館ビッグコミックス刊)
出演:森崎ウィン、土村芳、宇野祥平、石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉
2020年/日本/232分(別途 途中休憩あり)

【特別料金】
一般:2300円 / シニア・学生・会員:1800円

※各種割引サービス・招待券はご利用いただけません。

11月14日[土]公開 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』

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女優オリヴィア・ワイルド監督デビュー作。史上最高!全米熱狂した命がけの爆走青春コメディ。

“俺たち”シリーズ、『バイス』の製作コンビによるバックアップの下、女優オリヴィア・ワイルドが長編監督デビュー。これまでになく大胆でパワフルな青春コメディはSXSW映画祭で話題沸騰!数々の映画賞を席巻する快進撃で全米を熱狂させた。また、監督、脚本、主演の全てが女性主導という作品にテイラー・スウィフト、ナタリー・ポートマンら多くのセレブが絶賛し、支持表明したことも大きな話題となった。主演は、本作でゴールデン・グローブ賞にノミネートを果たした『レディ・バード』ビーニー・フェルドスタインと『デトロイト』ケイトリン・デヴァー。
明日は卒業式。親友同士のモリーとエイミーは、高校生活の全てを勉学に費やし輝かしい進路を勝ちとった。ところが、パーティー三昧だった同級生たちも同じくらいハイレベルな進路を歩むことを知り驚愕。2人は失った時間を取り戻すべく、卒業パーティーに乗り込むことを決意する。

監督:オリヴィア・ワイルド
出演:ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタイン
2019年/アメリカ/102分/PG12

11月14日[土]公開 『mid90s ミッドナインティーズ』

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『ミッドサマー』『レディ・バード』のA24が贈る、90年代への愛と夢が詰まった青春映画のマスターピース!

2度のオスカーノミネートを果たした実力派俳優ジョナ・ヒルが監督としての才能を開花させたデビュー作。ジョナ・ヒル自身の半自伝的な10代の想い出をもとに珠玉の青春映画へと作り上げられた本作とタッグを組んだのは、日本での『ミッドサマー』の大ヒットも記憶に新しく、『レディ・バード』『ムーンライト』などアカデミー賞の候補作を続々と送り出すなど、世界中の映画好きから注目の的となっている気鋭の映画スタジオA24。懐かしくて新しい90年代への愛情と夢をたっぷりに描いた少年たちの成長物語はあらゆる世代の共感を呼び、全米4館からスタートしたにも関わらず1200スクリーン超まで拡大するスマッシュヒットを記録した。本作は、ジョナ・ヒル自身が子供時代を過ごし、タイトルにもなっている、本作の象徴的なキーワード"90年代"の雰囲気と感覚を再現するため全編16mmフィルムにこだわって撮影されていることも魅力の一つ。主人公スティーヴィーを演じるのは、『ルイスと不思議の時計』『聖なる鹿殺し』のサニー・スリッチ。母親ダブニー役に『ファンタスティック・ビースト』シリーズのキャサリン・ウォーターストン、兄のイアンに『ある少年の告白』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズと脇には人気・実力を兼ね備えた俳優陣が揃う。ライフスタイルがデジタル化される最後の時代――90年代のあの頃を背景に、誰もが経験する<青春>という魔法の季節を鮮やかに映した、青春映画のマスターピースがいよいよ日本に上陸する!

監督・脚本:ジョナ・ヒル
出演:サニー・スリッチ、キャサリン・ウォーターストン、ルーカス・ヘッジズ
2018年/アメリカ/85分/PG12

11月7日[土]公開 『ジョーンの秘密』

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イギリス史上、最も意外なスパイの実話から生まれた衝撃作。

世界がミレニアムに浮かれていた2000年、英国では驚愕のニュースが国内を駆け抜けた。ソ連のKGBに核開発の機密を漏洩していた“核時代最後のスパイ”が、MI5の手によって暴かれたと報道されたのだ。だが、人々に衝撃を与えたのは、その事実よりも容疑をかけられた“その人物”だった。私たちの隣に住んでいるような80代の老女だったのだ。ジョーンは信じられないほどの過去を隠し続けて静かな生活を送っていた…この数奇な実話をもとに、英国の作家ジェニー・ルーニーが書き上げ、ベストセラーとなった小説の映画化が実現した。ドラマチックな半生を、実の息子にも隠していたジョーンには、アカデミー賞に7度ノミネートされ、『恋におちたシェイクスピア』で受賞した、英国映画・演劇界の至宝、ジュディ・デンチ。若かりし頃のジョーンには、大ヒットシリーズ『キングスマン』で人気を獲得したソフィー・クックソン。恋と政治の駆け引きで彼女を翻弄するロシア人の恋人レオには、TVシリーズ「女王ヴィクトリア」のアルバート役で高く評価されたトム・ヒューズ。監督は、「マクベス」などジュディ・デンチの名作舞台を何作も演出し、絶大なる信頼を受けるトレヴァー・ナン。ジョーンは祖国を裏切ったのか、KGBに利用されたのか、レオへの愛のためなのか、それとも――スリリングな謎解きに息をのみ、クライマックスのジョーンのスピーチに、今を生きる私たちに深くつながる物語であることに気づかされる衝撃作。

監督:トレヴァー・ナン
出演:ジュディ・デンチ、スティーヴン・キャンベル・ムーア、ソフィー・クックソン、トム・ヒューズ、ベン・マイルズ
2018年/イギリス/101分/PG12

11月6日[金]公開 『十二単衣を着た悪魔』

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現代のフリーターが突然『源氏物語』の世界で陰陽師に!?異世界トリップエンターテインメント!!自信を失ったネガティブ男子が、『源氏物語』の世界の中へタイムスリップ!美しき最強ヒロインに出会い、次第に変わっていく・・・!

原作は名脚本家・小説家の内館牧子の小説「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」。『源氏物語』のヒール担当、ヒステリックな悪女の代名詞“弘徽殿女御”が実は早すぎたキャリアウーマンであった、という斬新な見立て。平安時代の美しき最強のヒロインが、現代ネガティブ男子を徐々に変えてゆく─。 監督は『嫌な女』(16) 以来4年ぶり、長編2作目となる黒木瞳。2012年の初版時から原作を愛読し、長年の映画化への思いを見事昇華させた。 優秀な弟に引け目を感じて大いに悩み、時空を超え『源氏物語』の世界の住人になってからも悪戦苦闘する青年・伊藤雷に扮したのは若手実力派俳優の伊藤健太郎。一方、ブレずに信念を貫く弘徽殿女御のカリスマ的なキャラを体現したのは、こちらも出演作が相次ぐ三吉彩花。初共演の2人のほか、伊藤沙莉、戸田菜穂、ラサール石井、伊勢谷友介、山村紅葉、笹野高史にLiLiCo、EXIT兼近大樹など個性豊かな豪華キャストが集結し、この新感覚ムービーを彩っている!

監督:黒木瞳
出演:伊藤健太郎、三吉彩花、伊藤沙莉、田中偉登、沖門和玖、細田佳央太、LiLiCo、村井良大、兼近大樹(EXIT)、戸田菜穂、ラサール石井、伊勢谷友介、山村紅葉、笹野高史
2019年/日本/112分

10月16日[金]公開 『スパイの妻』

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★第77回ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)受賞!

太平洋戦争前夜。愛と正義に賭けたふたりがたどり着くのは、幸福か、陰謀か―。

1940年、神戸で貿易会社を営む優作は、赴いた満州で、恐ろしい国家機密を偶然知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。満州から連れ帰った謎の女、油紙に包まれたノート、金庫に隠されたフィルム…聡子の知らぬところで別の顔を持ち始めた夫、優作。それでも、優作への愛が聡子を突き動かしていく―。
すべての国民が同じ方向を向くことを強いられていた太平洋戦争開戦間近の日本。正義を貫くためには、誰かを陥れなければならない。愛を貫くためには、誰かを裏切らなければならない。正義、欺瞞、裏切り、信頼、嫉妬、幸福。相反するものに揺られながら、抗えない時勢に夫婦の運命は飲まれていく。昭和初期の日本を舞台に、愛と正義を賭けた、超一級のミステリーエンタテインメントが誕生した。世界中に熱狂的なファンを持つ映画監督、黒沢清が『スパイの妻』で歴史の闇に初めて挑み、ロケ地、衣裳、美術、台詞回し、すべてにこだわり、疑心暗鬼渦巻く狂乱の時代を描き出す。主演は日本アカデミー賞をはじめ、数々の受賞歴を誇る、実力派女優・蒼井優。儚げでいて芯の強さを持ち、狂気にも近い想いを持って夫を愛し抜く聡子を圧倒的な存在感で演じている。『ロマンスドール』に続き蒼井と夫婦を演じるのは高橋一生。スリーピースに身を包み、聡明で正義の遂行のためには手段を選ばぬ優作を魅力的に体現した。

監督:黒沢清
出演:蒼井優、高橋一生、坂東龍汰、恒松祐里、みのすけ、玄理、東出昌大、笹野高史
2020年/日本/115分