1月19日[土]公開『恐怖の報酬』クルーゾー版

恐怖の報酬【クルーゾー版】

(c) 1951 TF1 DROITS AUDIOVISUELS - PATHE RENN PRODUCTIONS - VERA FILM - MARCEAU CONCORDIA - GENERAL PRODUCTIONS

【1週間限定上映】

映画史上もっとも手に汗握る、名作中の名作。カンヌ、ベルリンを制覇した、アンリ=ジョルジュ・クルーゾーの歴史的傑作。

ベネズエラの街ラス・ピエドラス。500q先の油井で起こった大火事を消すために、大量のニトログリセリンを運ぶ仕事が発生した。ちょっとした振動で爆発しかけないニトロ。命がけの大仕事だが、賞金の2000ドルに荒くれ者たちは色めき立つ。選ばれた4人が一攫千金を目指し、2台のトラックに分乗し決死のドライブを開始するが、行く手には想像を絶する難関が待ち構えていた…。『犯罪河岸』(47)、『情婦マノン』(48)と2年続けてヴェネツィア国際映画祭の監督賞とグランプリを受賞したクルーゾー監督が、ジョルジュ・アルノーの同名小説を映画化、カンヌ国際映画祭グランプリ(最高賞)と男優賞、そしてベルリン国際映画祭金熊賞(最高賞)をダブル受賞した、彼の代表作にして最高傑作。シャンソン歌手として比類なき大スター、イヴ・モンタンが男臭い主人公を演じ切り、ハラハラドキドキのサスペンスと骨太な人間ドラマを大いに盛り上げる。

★第6回カンヌ国際映画祭グランプリ&男優賞(シャルル・ヴァネル)受賞★
★第3回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞★

監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
出演:イヴ・モンタン、シャルル・ヴァネル、ペーター・ヴァン・アイク、フォルコ・ルリ、ヴェラ・クルーゾー
1953年/フランス・イタリア/148分

1月19日[土]公開『生きてるだけで、愛。』

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今を懸命に生きる、不器用な男女の真っ直ぐでエモーショナルなラブストーリー。

生きてるだけで、ほんと疲れる。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、二人の関係にも変化が訪れるが……。
原作は2006年に劇作家・小説家の本谷有希子が発表した同名小説。過剰な自意識に振り回されて自分自身すらコントロールできず、現実との折り合いが上手くつけられない女性の葛藤を疾走感あふれる文体でコミカルに描き、新たな恋愛小説の道を切り開いた。映画ではそんな原作のエッセンスを受け継ぎつつ、男性である津奈木のキャラクターを独自に膨らませるなどして、より二人の関係性にフォーカス。リアルとバーチャルが混在する社会で、他者とのつながりを求める現代の若者たちの姿を、エモーショナルなラブストーリーで綴る。監督は本作が劇場長編映画デビュー作となる関根光才。ヒロインの寧子には、「ブラックペアン」での好演も記憶に新しい趣里。寧子の相手、津奈木役には今年第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝き、名実ともに若手俳優の頂点に上り詰めた菅田将暉。津奈木の元・恋人、安堂役に仲里依紗。その他、松重豊、田中哲司、西田尚美、石橋静河、織田梨沙ら実力派キャストが脇を固めている。

監督・脚本:関根光才
原作:本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫刊)
出演:趣里、菅田将暉、田中哲司、西田尚美、松重豊、石橋静河、織田梨沙、仲里依紗
日本/109分

1月19日[土]公開『鈴木家の嘘』

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それは、悲しみを乗り越えるための優しい嘘。ユーモアたっぷりに家族の再生を描く感動作。

鈴木家の長男・浩一がある日突然この世を去った。ショックのあまり記憶を失った母のため、遺された父と長女は一世一代の嘘をつく。「引きこもりだった浩一は家を出て、アルゼンチンで働いている」と。父は原宿でチェ・ゲバラのTシャツを探し、娘は兄に成りかわって手紙をしたため、親戚たちも巻き込んでのアリバイ作りにいそしむ。すべては母の笑顔のために!母への嘘がばれないよう奮闘する父と娘の姿をユーモアたっぷりに描きつつ、悲しみと悔しみを抱えながら再生しようともがく家族の姿を丁寧に優しく紡ぐ感動作。家族の死と、そこからの再生という重厚なテーマを心に沁みいるハートウォーミングな喜劇に仕立てた、まったく新しい家族映画の傑作が誕生した。
『滝を見にいく』(沖田修一)、『恋人たち』(橋口亮輔)などを生み出した松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第6弾となる本作は、橋口亮輔(『恋人たち』)、石井裕也(『舟を編む』)、大森立嗣(『セトウツミ』)ら名匠たちの助監督を務めてきた野尻克己の監督デビュー作。脚本も、監督が自身の経験を基に手がけたオリジナルで、家族の再生をあたたかなユーモアで包みこんだ物語は岸部一徳ら名優たちをもうならせ、出演を快諾させた。

監督・脚本:野尻克己
出演:岸部一徳、原日出子、木竜麻生、加瀬亮、吉本菜穂子、宇野祥平、山岸門人、川面千晶、島田桃依、金子岳憲、政岡泰志、岸本加世子、大森南朋
日本/133分/PG12

1月19日[土]公開『赤毛のアン 卒業』

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モンゴメリの不朽の名作の映画化“決定版”「赤毛のアン」《3部作》

《第3部》『赤毛のアン 卒業』

2018年カナダ・アカデミー賞2冠!感動の完結編

完結編となる第3部『赤毛のアン 卒業』は、将来への夢ふくらむ16歳のアンを描き、大切な人との別れの悲しみを乗り越えて人生の一歩を踏み出そうとする感動のラストに至る。第1部からアンを演じ、「原作のイメージにぴったり!」と評判になったエラ・バレンタインは、大人への入り口に立つアンを堂々と演じ切り、2018年カナダ・アカデミー賞(カナダ・スクリーン賞)の青少年向け作品部門で見事、演技賞を受賞。3部作すべてを監督したジョン・ケント・ハリソンも同じく本作で監督賞を贈られた。
14歳の秋、新学期から長いスカートをはき始めたアンは、少し大人びて見える。でも、ギルバートはアンを無視。筏で溺れかけたアンを救助した一件で、アンの一言に傷つき、もう口をきかない決心をしたのだ。ステイシー先生は、シャーロットタウンにあるクイーン学院を受験したい生徒たちを集めて課外授業をすることにし、アンにも声をかけた。一生懸命勉強すれば教師になれると言われ、興奮して教師への夢を語るアン。マシュウとマリラは、アンに良い教育を受けさせるつもりでいたので喜んで賛成した。しかし、腹心の友ダイアナは両親に進学を反対され、参加できなかった。アンは、ギルバートや意地悪なジョシーを含む数人と2カ月課外授業を受け、クイーン学院を受験。ギルバートと同点の1番の成績で合格した。マシュウとマリラは寂しさをこらえながらアンをシャーロットタウンへ送り出す。

★2018年カナダ・アカデミー賞(青少年向け作品部門)演技賞[エラ・バレンタイン]・監督賞受賞★
監督・脚本:ジョン・ケント・ハリソン
原作:L.M.モンゴメリ「赤毛のアン」
出演:エラ・バレンタイン、サラ・ボッツフォード、マーティン・シーン
カナダ/90分

1月12日[土]公開『バーバラと心の巨人』

バーバラと心の巨人公式サイト

世界が泣いたグラフィックノベル「I KILL GIANTS」待望の映画化!クリス・コロンバス×アンダース・ウォルターが描く少女の苦悩と再生の物語

過酷な運命と対峙する少女が、少女特有の感性豊かなイマジネーションの世界で彷徨いながら、厳しい現実の試練を乗り越えてゆく姿を描いた感動作。本作を生み出したのは『ハリー・ポッター』1、2作を監督し、シリーズを成功に導いたクリス・コロンバス。彼が見出したのが『ベイマックス』のキャラクターを手がけたジョー・ケリーと、日系のイラストレーター、ケン・ニイムラによるグラフィックノベル「I KILL GIANTS」だった。監督は『ヘリウム』で第86回アカデミー賞短編賞を受賞し、本作が初長編監督作となるアンダース・ウォルター。ヒロインの少女・バーバラを演じるマディソン・ウルフは本作でその演技を各紙に絶賛され、さらに、彼女に寄り添う教師にゾーイ・サルダナ、姉をイモージェン・プーツが演じ、人気実力派女優が多感な少女の世界を優しく包み込んでいる。
自分の殻に閉じこもり周囲から孤立する風変わりな少女・バーバラ。だが、彼女にはある使命があった。それは、やがて来襲する巨人を倒すこと。しかし、姉のカレンや先生、初めて友達になれた転校生のソフィアでさえも、すぐそこにまで迫る巨人の存在を信じれず現実に向き合えと言うばかり。そして遂に、巨人がバーバラの目の前に現れる。果たして巨人がもたらす試練とは―?

監督:アンダース・ウォルター
出演:マディソン・ウルフ、ゾーイ・サルダナ、イモージェン・プーツ
アメリカ/106分

1月12日[土]公開『ぼけますから、よろしくお願いします。』

ぼけますから、よろしくお願いします。公式サイト

大反響のテレビドキュメンタリー、待望の映画化。

広島県呉市。この街で生まれ育った「私」(監督・信友直子)は、ドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター。18歳で大学進学のために上京して以来、40年近く東京暮らしを続けている。結婚もせず仕事に没頭するひとり娘を、両親は遠くから静かに見守っている。そんな「私」に45歳の時、乳がんが見つかる。めそめそしてばかりの娘を、ユーモアたっぷりの愛情で支える母。母の助けで人生最大の危機を乗り越えた「私」は、父と母の記録を撮り始める。だが、ファインダーを通し、「私」は少しずつ母の変化に気づき始めた。病気に直面し苦悩する母。95歳で初めてリンゴの皮をむく父。仕事を捨て実家に帰る決心がつかず揺れる「私」に父は言う。「(介護は)わしがやる。あんたはあんたの仕事をせい」。そして「私」は、両親の記録を撮ることが自分の使命だと思い始め…。
娘である「私」の視点から、認知症の患者を抱えた家族の内側を丹念に描いたドキュメンタリー。2016年9月にフジテレビ/関西テレビ「Mr.サンデー」で2週にわたり特集され、大反響を呼んだ。その後、継続取材を行い、2017年10月にBSフジで放送されると、視聴者から再放送の希望が殺到。本作は、その番組をもとに、追加取材と再編集を行った完全版である。娘として手をさしのべつつも、制作者としてのまなざしを愛する両親にまっすぐに向けた意欲作。

監督・撮影・語り:信友直子
日本/108分/ドキュメンタリー

1月12日[土]公開『赤毛のアン 初恋』

赤毛のアン 初恋公式サイト

モンゴメリの不朽の名作の映画化“決定版”「赤毛のアン」《3部作》

★《第3部》『赤毛のアン 卒業』1/19(土)より上映

 

《第2部》『赤毛のアン 初恋』

弾ける笑顔と揺れる心……複雑な13歳を瑞々しく描く

第2部『赤毛のアン 初恋』は、もう子供ではないけれど大人でもない13歳という複雑な年ごろを瑞々しく描いている。楽しいお菓子作りから、アドベンチャー映画さながらのスリル満点の水上シーンまで起伏に富んだストーリー展開。アンと腹心の友ダイアナら少女たちの溌溂とした笑い声と眩しい笑顔が弾ける一方で、互いに好意を抱きながら一筋縄ではいかない男子生徒ギルバートとの関係は緊張感をはらみ、目が離せない!
もうすぐ13歳になるアンは、クスバート家でのマシュウとマリラとの生活にすっかり慣れ、腹心の友ダイアナとの友情も深まるばかりだった。ダイアナの母、バーリー夫人から泊まりに来るよう招待されたアンは大喜びするが、子供扱いし「外泊は許さない」と厳しいマリラ。でもマシュウは常にアンの味方だ。ところが当日、オバケの想像をしすぎたアンは怖くなり、バーリー家で部屋を間違え、滞在中の老婦人、ジョセフィン伯母さんを死ぬほど驚かせてしまう。そのせいでダイアナが苦境に陥ったと知り、アンが謝りに行くと、ジョセフィン伯母さんはアンの話を面白がり、たちまち機嫌を直す。学校では、アンは幾何学が苦手で劣等生扱いされていたが、しだいに成績を上げ、人気者のギルバートと熾烈なトップ争いを繰り広げるまでになった。2年前に赤毛をからかわれて以来、ギルバートを無視していたアン。しかし、ギルバートがアンに贈ろうとしたリンゴを巡って、教師が彼だけを厳しく罰しようとしたとき、アンは「不公平」だと抗議。それを機にギルバートと言葉を交わすようになる。

監督・脚本:ジョン・ケント・ハリソン
原作:L.M.モンゴメリ「赤毛のアン」
出演:エラ・バレンタイン、サラ・ボッツフォード、マーティン・シーン
カナダ/90分

12月29日[土]公開『家へ帰ろう』

家へ帰ろう公式サイト

世界中から大絶賛!観客賞総ナメの感動作!

アルゼンチンに住む88歳の仕立屋アブラハムは、施設に入れようとしている家族から逃れ、ポーランドへと向かうための旅に出る。目的は、70年前にホロコーストから命を救ってくれた親友に自分が仕立てた「最後のスーツ」を渡すこと。飛行機で隣り合わせた青年、マドリッドのホテルの女主人。パリからドイツを通らずポーランドへ列車で訪れることができないか、と四苦八苦していたアブラハムを助けるドイツ人の歴史学者など、旅の途中で出会う人たちは、アブラハムの力になろうと自然体で受け入れ、手助けをする。たどり着いた場所は、70年前と同じ佇まいをしていた。アブラハムの人生最後の旅に人と人が繋ぐ“奇跡”が訪れようとしていた。
本作は、アトランタ、マイアミ、プンタデルエステ、SKIPシティ国際Dシネマなど、日本を含む世界各国の国際映画祭で観客賞を受賞。監督・脚本を手掛けたパブロ・ソラルスは本作が長編映画の監督2本目で、自身の祖父の家が「ポーランド」という言葉がタブーであったことから発想を得、自身のアイデンティティーを確認するために避けて通れないテーマを感動のロードムービーとして結実させた。

監督・脚本:パブロ・ソラルス
出演:ミゲル・アンヘル・ソラ、アンヘラ・モリーナ、オルガ・ポラズ、ユリア・ベアホルト、マルティン・ピロヤンスキー
スペイン・アルゼンチン/93分