【上映】6/26(金)~7/9(木)
【料金】通常料金
2025年/中国/96分
【監督・脚本】ジン・イー
【出演】イェスル・ジャセレフ、レン・ズーハン、ジャレン・ヌルダオレット、サルヘト・エラマザン、ソンハト・ジョマジャン
植物たちのささやきに僕の心はやわらかくほどけて
新疆ウイグル地区から現れた驚異の映像詩人、ジン・イー鮮烈のデビュー!世界の映画祭が賞賛!奇跡のような美しさの中で紡がれる寓話的映像詩
都市から隔絶された新疆の草原を舞台に、自然との対話と記憶の循環を詩的に描く長編デビュー作『ボタニスト 植物を愛する少年』。自身の故郷の精神的風景をもとに制作された本作は、ベルリン国際映画祭ジェネレーションKplus部門でグランプリを受賞し、東京、釜山など世界各国の映画祭で高い評価を得た。北京電影学院出身のジン・イーは、アッバス・キアロスタミやテレンス・マリックらに影響を受け、夢と現実の境界を揺らす瞑想的な映画言語を確立。本作では風景そのものが精神的存在として描かれ、撮影監督リー・ヴァノンの長回しと静謐なカメラが、人間と自然の呼吸を可視化する。音楽はキアロスタミやジャファル・パナヒ作品で知られるペイマン・ヤズダニアンが担当し、現実と幻想を柔らかく結びつける。また演技経験のない素人俳優の起用による自然体の演技も高く評価され、主人公アルシン少年役のイェスル・ジャセレは北京国際映画祭で最優秀男優賞を受賞。ビー・ガンやグー・シャオガンなどの作品を手がけるプロデューサーのズオロン・シャンの参加により、ローカルな物語は普遍的な映画体験として昇華され、現代中国映画の新たな潮流を象徴する一本となっている。
中国・新疆(しんきょう)ウイグル地区の静かな村。広大な草原と澄んだ空の下で暮らすのは、植物をこよなく愛するカザフ族の少年アルシン。草花の名を覚え、葉のささやきに耳を澄ます彼は、誰ともなく“植物学者(ボタニスト)”と呼ばれている。祖母と兄との穏やかな日々のなか、森羅万象、植物や精霊のささやき、言葉を話す馬や失踪した叔父の記憶に導かれ、現実と幻想が溶け合う不思議な世界を生きていた。そんな彼の前に現れたのは、漢民族の少女メイユー。文化も言葉も異なるふたりの間に芽生えた淡い恋が、少年の心に新たな感情を呼び覚ます。しかし、静かな村には少しずつ変化の兆しが忍び寄っていた。雄大な自然美と詩的な映像、響き合う音楽が、観る者を静かな感動へと誘う。
〒380-0833
長野県長野市権堂町2255
当館は権堂アーケード通り中央にあります。
★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分
★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)
★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分