4月25日(金)公開〈特集上映〉アラン・ギロディ監督特集

【上映】4/25(金)~5/15(木) *日替わり上映

【料金】通常料金

【上映作品】『ミゼリコルディア』『ノーバディーズ・ヒーロー』『湖の見知らぬ男』

※『ノーバディーズ・ヒーロー』『湖の見知らぬ男』は【推奨】18歳以上 (過激な性描写有り)

【上映日程】

現代フランスを代表する映画作家にして、日本劇場未公開の異才アラン・ギロディ監督一挙3作品、ついに公開!!

1990年に短編でデビューし、2001年の第54回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出された中編第2作目が、ゴダールにその年の“カンヌの最高作”と評され、話題となったアラン・ギロディ監督。これまでに長編7作品を監督。セクシュアリティやマイノリティに対する偏見や先入観をいなし、人間の愛と欲望という普遍的なテーマを、意表を突くストーリーで描くのが特徴的だ。

今回、公開される3作品は、2024年の第77回カンヌ国際映画祭プレミア部門に選出され、カイエ・デュ・シネマのベストテン第1位に選ばれた最新作の『ミゼリコルディア』と、2022年の第72回ベルリン国際映画祭パノラマ部門のオープニング作品を飾った前作『ノーバディーズ・ヒーロー』、そして、2013年の第66回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞とクィア・パルム賞を受賞し、ギロディの名を世界的に大ブレークさせた『湖の見知らぬ男』となる。日本でもギロディの名を知るファンは多くいるが、今回が初めての劇場一般公開となる。


『ミゼリコルディア』

2024年/フランス/103分

【監督・脚本】アラン・ギロディ

【出演】フェリックス・キシル、カトリーヌ・フロ、デュラ、ジャック・ドゥヴレ、ジャン=バティスト・デュラ、デヴィッド・アヤラ 他

秘密を抱える主人公と奇妙な住人ばかりの村—— セザール賞8部門にノミネート。フランスでスマッシュヒットの最新作

秋、紅葉が美しく、石造りの家が建ち並ぶ村。ジェレミーは、かつて働いていたパン屋の店主の葬儀に参列するため帰郷する。男の未亡人マルティーヌの勧めで家に一泊だけすることになるが、思いのほか長引く滞在。そんな中、起きた謎の失踪事件—— 未亡人の息子ヴァンサン、音信不通となっていたかつての親友ワルター、奇妙な神父フィリップ、そして、村の秘密を知っている警官。村に立ち込めるそれぞれの思惑と欲望。


『ノーバディーズ・ヒーロー』

【推奨】18歳以上 ※過激な性描写有り

2022年/フランス/100分

【監督・脚本】アラン・ギロディ

【出演】ジャン=シャルル・クリシェ、ノエミ・ルヴォウスキー、イリエス・カドリ、ミシェル・マジエロ、ドリア・ティリエ 他

娼婦への愛に悶絶する男と地元で起きた自爆テロ—— 賛否沸騰のギロディ流社会派コメディー

冬、クリスマス前、師走の街。独身男性のメデリックは、ランニング中に見ず知らずの売春婦イザドラに一目惚れし口説くが、嫉妬深い夫の乱入で邪魔をされる。同時に市街では大規模なテロが発生—— 突然メデリックのアパートに現れたアラブ系の青年セリム、仕事とプライベートの区別がないフロランス、混乱する近隣住人たちとホテルフロントの老人と少女。愛に突き進むメデリックの周りで発生する予期せぬトラブルが周辺を巻き込んでゆく。


『湖の見知らぬ男』

【推奨】18歳以上 ※過激な性描写有り

2013年/フランス/100分

【監督・脚本】アラン・ギロディ

【出演】ピエール・ドゥラドンシャン、クリストフ・パウ、パトリック・ダスマサオ、ジェローム・シャパット、マチュー・ヴェルヴィッシュ 他

男性同士が出会う湖で、死体が発見される—— ギロディの名を知らしめた伝説の傑作スリラー

夏、美しくブルーに輝く湖。ここは男性同士が出会うためのクルージングスポットになっている。ヴァカンス中に訪れた若い青年フランクは魅力的なミシェルと出会い恋に落ちる。ある夕方、フランクは湖で喧嘩する2人を目撃する。その数日後、ミシェルの恋人だった男性が溺死体で発見された。捜査の手が入った男たちの楽園は一転して不穏な空気が立ち込める。情熱が恐怖を上回る瞬間、自らの欲望に身を任せてゆく——

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住所

〒380-0833
長野県長野市権堂町2255

アクセス

当館は権堂アーケード通り中央にあります。

★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分

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JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号 
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)

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