1月9日(金)公開『火の華』

公式サイト

【上映】1/9(金)~1/22(木)

【料金】通常料金

2024年/日本/124分

【監督・編集・音楽】小島央大

【企画・脚本】小島央大、山本一賢

【出演】山本一賢、柳ゆり菜、松角洋平、田中一平、原雄次郎、新岡潤、キム・チャンバ、ゆかわたかし、今村謙斗、山崎潤、遠藤祐美、YUTA KOGA、ダンカン/伊武雅刀

実際の報道に着想を得た“平和国家”の暗部に斬り込む衝撃作。追求されたリアリティと圧巻の迫力、新たな才能がスパークする!

2016年、実際に報道された自衛隊日報問題を題材にした『火の華』は、元自衛官の壮絶な経験とその後の宿命を克明に描いた完全オリジナルストーリー。日本映画ではほぼ扱われることのなかったPTSDの深刻さを見据えながら、日本伝統の<花火>をモチーフに、<戦う>ということや<平和>の在り方、そして人間の本質までを問いかける。

監督は、長編デビュー作『JOINT』で新藤兼人賞銀賞に輝いた小島央大。企画・脚本・編集・音楽までを手がけ、現代を直視する眼差しの中、映画の真髄に迫る渾身のフィルムを創り上げた。主人公の島田には、『JOINT』でも主演を務め、本作では共同企画・脚本にも名を連ねる山本一賢。元自衛官の葛藤と再起を等身大で演じ、圧倒的な存在感を放つ。脇を固めるのは、柳ゆり菜、松角洋平、ダンカン、伊武雅刀ら実力派俳優たち。主題歌は、大貫妙子&坂本⿓一の「Flower」。光と闇の境界を儚げに歌う声色と美しい旋律が、映画の世界を引き立てる。

新潟県での撮影にこだわった本作。登場する打ち上げ花火は、長岡花火ほか世界クラスで活躍する花火師の監修の元、全て実写で撮影している。また、元自衛官やジャーナリストに数々の取材を敢行。徹底したリサーチ、細部までリアリティを追求した撮影と演出によって、自衛隊や武器、花火師の世界が忠実に表現されている。

PKO(国連平和維持活動)のため南スーダンに派遣された自衛官の島田東介。ある日、部隊が現地傭兵との銃撃戦に巻き込まれる。同期で親友の古川祐司は凶弾に倒れ、島田はやむなく少年兵を射殺。退却の混乱の最中、隊長の伊藤忠典が行方不明となる。しかし、この前代未聞の“戦闘”は、政府によって隠蔽されてしまう。それから2年後、新潟。悪夢に悩まされる島田は、闇の武器ビジネスに加わりながら、花火工場の仕事に就く。親方の藤井与一や仲間の職人たち、与一の娘・昭子に支えられ、心に負った傷を少しずつ癒していく島田。花火師の道に一筋の光を見出した矢先、島田に過去の闇が迫る。

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住所

〒380-0833
長野県長野市権堂町2255

アクセス

当館は権堂アーケード通り中央にあります。

★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分

★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号 
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)

★ 車
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