【上映】8/29(金)~9/11(木)
【料金】通常料金
2024年/フランス・ブラジル/137分/PG12
【監督】ウォルター・サレス
【出演】フェルナンダ・トーレス、セルトン・メロ、フェルナンダ・モンテネグロ
言葉を奪われた時代── 彼女はただ、名を呼びつづけた。第97回米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した歴史ドラマ。
名匠ウォルター・サレスが、16年ぶりに祖国ブラジルにカメラを向けた本作は、軍事独裁政権下で消息を絶ったルーベンス・パイヴァと、夫の行方を追い続けた妻エウニセの実話に基づいている。サレス自身、幼少期にパイヴァ家と親交を持ち、この記憶を、喪失と沈黙をめぐる私的な問いとして丁寧に掘り起こした。自由を奪われ、言葉を封じられても、彼女は声をあげることをやめなかった。サレスは、理不尽な時代に抗い続けたひとりの女性の姿を、美しくも力強い映像で永遠の記憶として刻みつける。
主演はサレス作品の常連で名優フェルナンダ・トーレス。老年期のエウニセを演じるのは実の母であり『セントラル・ステーション』でブラジル人初のアカデミー主演女優賞候補となったフェルナンダ・モンテネグロ。母と娘、ふたりの女優が、記憶と時代、そして命の継承を映し出す。
1970年代・軍事政権下のブラジル。元国会議員の夫と妻エウニセは、子供たちと穏やかに暮らしていた。しかし、スイス大使誘拐事件を機に、軍による抑圧の空気が広がり、夫は連行される。夫を捜す彼女は、軍の拘束や尋問など、極限状況でも信念を曲げず……
★第97回アカデミー賞® 国際長編映画賞 受賞 3部門ノミネート <作品賞|主演女優賞|国際長編映画賞>
★第82回ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門) 受賞
★第81回ヴェネツィア国際映画祭 脚本賞 受賞
〒380-0833
長野県長野市権堂町2255
当館は権堂アーケード通り中央にあります。
★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分
★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)
★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分