3月13日(金)公開『金子文子 何が私をこうさせたか』

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★3/20(金・祝)ゲスト舞台挨拶あり(詳細調整中)

【上映】3/13(金)~

【料金】通常料金

【前売券】全国共通特別鑑賞券:1,500円

2025/日本/121分/PG12

【監督】浜野佐知

【出演】菜葉菜、小林且弥、三浦誠己、洞口依子、結城貴史、白川和子、菅田俊、大方斐紗子、吉行和子 ほか

100年前、日本の国家権力に全力で抗った虚無主義者/無政府主義者・金子文子。死刑判決から獄中での自死に至る121日間を描く。

1923年9月、朝鮮人の虚無主義者/民族主義者の朴烈と共に検束され、1926年3月、大逆罪で死刑判決を受けた金子文子。恩赦で無期に減刑され、栃木女子刑務所に送られたが、7月23日、独房で自死した。没年23歳。金子文子は、なぜ死んだのか?本作は、残された生の声を伝える短歌をもとに、これまで空白であった死刑判決から自死に至る121日間の、文子のたったひとりの闘いを描く。 

メガホンを取ったのは、1971年にピンク映画で監督デビューし、300本を超える映画を監督・制作してきた浜野佐知。自主制作作品では、尾崎翠(作家)、湯浅芳子(ロシア文学者)、宮本百合子(作家)など100年前の日本で自らを曲げることなく生きた女性たちを描いてきた浜野監督が、長年映画化を切望し続けた金子文子の最後の孤独な闘いを監督人生の集大成として完成させた。 

主演には、菜 葉 菜。『百合子、ダスヴィダーニヤ』『雪子さんの足音』で浜野監督作品に出演し、その演技力から文子役として抜擢。最後まで国家権力に叛逆した文子の魂の叫びを体現した。また文子の同志・朴烈には、監督としても活躍している小林且弥。予審訊問で文子と問答を重ねる予審判事・立松懐清には、三浦誠己。文子に転向声明を書かせるよう指示を受けた女子刑務所長に結城貴史。教誨師として文子と対話する片山和里子に洞口依子。他、浜野作品に馴染みの深い吉行和子、白川和子、大方斐紗子、鳥居しのぶに加え、和田光沙、咲耶、佐藤五郎、菅田俊、足立智充など個性的な俳優陣が集結。脚本は山﨑邦紀、撮影監督は高間賢治、音楽監督は吉岡しげ美。長野県松本市にある戦前の裁判所や少年刑務所を移築した「松本市歴史の里」などで撮影された。 

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住所

〒380-0833
長野県長野市権堂町2255

アクセス

当館は権堂アーケード通り中央にあります。

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JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
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