7月10日(金)公開『ヌーヴェルヴァーグ』

公式サイト

【上映】7/10(金)~

【料金】通常料金

2025年/フランス/106分

【監督】リチャード・リンクレイター

【出演】ギョーム・マルベック、ゾーイ・ドゥイッチ、オーブリー・デュラン

リチャード・リンクレイター監督最新作

ジャン=リュック・ゴダール 28歳。『勝手にしやがれ』誕生の舞台裏。

ヌーヴェルヴァーグ=新しい波。1950年代後半のフランスで台頭した新世代の監督たちが、既存のルールに縛られず、ノンプロ俳優を起用し、ロケーション撮影と即興演出を実践していった映画運動。そうして世に出た作品群は、それまでの映画とはまったく異質の躍動感とみずみずしさを獲得し、巨大な波となって世界中の映画人に多大な影響を与えた。

そんなヌーヴェルヴァーグの“決定打”として語り継がれる金字塔が、ジャン=リュック・ゴダールが28歳の時に撮った『勝手にしやがれ』だ。映画史上に革命を起こした傑作は、いかにして誕生したのか。『ビフォア』シリーズ3部作、『6才のボクが、大人になるまで。』など、幾多の名作を手がけてきたリチャード・リンクレイター監督が初の仏語作品に挑んだ最新作は、まさに“伝説が生まれた瞬間”を映画化した驚くべき作品である。

ゴダールは映画史上において神格化された存在だが、本作の背景となった1959年における彼はまだ“何者でもない”若者だった。監督はそんなゴダールと仲間たちが無謀とも思える挑戦に身を投じていく姿を通して、映画作りの喜びと創作の素晴らしさをヴィヴィッドに映像化。“今その瞬間を生きる若者”をフィルムに焼きつけようとしたゴダールの精神を受け継ぎ、現代の若い世代の観客も共感しうる刺激的な青春群像劇へと結実させた。そのチャレンジングな試みには、「映画を観た若者が“自分も映画を撮りたい”と思ってくれれば本望だ」という監督の願いがこめられている。

フランソワ・トリュフォーの長編デビュー作『大人は判ってくれない』が、カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した 1959年。その夏、批評誌カイエ・デュ・シネマで執筆活動をしていたジャン=リュック・ゴダールは、ジャン=ポール・ベルモンドとアメリカの若手女優ジーン・セバーグを主演に起用した念願の初長編映画『勝手にしやがれ』に着手する。ところがゲリラ撮影や即興演出を好むゴダールの型破りなやり方に、周囲は困惑を隠せない。それでも映画作りの夢と情熱を共有した現場は熱気に満ちあふれ、誰ひとり完成形を想像しえないまま、のちに伝説となるクライマックスの撮影へと突き進んでいくのだった…。

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