7月26日(金)公開『大日向村の46年 ―満州移民・その後の人々―』

予告編『大日向村の46年-満洲移民・その後の人々-』2024/7/26(金)〜8/8(木)長野相生座・ロキシーにて公開 (youtube.com)

【上映】7/26(金)~8/8(木)

【料金】通常料金

★7/27㊏・28㊐ イベント開催

1985年/日本/155分/ドキュメンタリー

第一部:分村移民の軌跡/第二部:語る-過去と現在をつなぐもの

【監督】山本常夫【ナレーション】村松康雄【プロデューサー】小泉修吉【製作・配給】グループ現代

★1986年度キネマ旬報 文化映画ベスト・テン第2位

ユートピアと悪夢、パラダイスと死線。記憶の輪郭をたどる、それぞれの言葉

長野県南佐久郡の山間にある佐久町大日向はかつては「大日向村」と呼ばれ、昭和13年、全国で初めて村の半分という大規模な開拓団を旧満州へと送り出した。その出来事は模範的な農村の姿として賞賛され、小説や劇、映画まで製作された。

このことによって、それまでは名もない一山村であった「大日向村」の名は、一躍日本国中に宣伝され、以後政府は、全国から多くの満州移民を送り出していった。満州大日向村は開拓のモデルケースとされたために、いわば現地の人々から奪い取った広大な土地を与えられた。

ところが、敗戦によって、わずか8年足らずで大日向村の「王道楽土」に夢は崩れ去った。満州大日向村を脱出した人々は、長春(旧新京)での一年近い難民生活の間に団員(674名)の半数以上が亡くなり、昭和21年9月、やっとの思いで母村長野県大日向村に引き揚げてきた。

移民した際に財産は一切処分していたために、母村に長く留まることが出来ず、昭和22年2月、65戸165名の人々は再び故郷を離れ、もう一つの大日向―軽井沢町大日向をつくった。こうして現在、長野県に二つの大日向がある。

この映画は、昭和59年夏“幻の映画”と呼ばれていた劇映画「大日向村」が発見されたことをきっかけに二つの大日向を訪れ、満州に移民した人々を訪ね、戦争で国の政策に翻弄された彼らの凄まじい経験を記録したものである。

【イベント情報】

①トークイベント

【日時】7月27日(土)13:00の回 上映後

【登壇者】山本常夫(監督)× 飯岡詩朗(信州大学人文学部教授)

 

②講演

【日時】7月28日(日)10:00の回 上映後

【登壇者】大串潤児(国立歴史民俗博物館教授)

 

※トーク時間は両日とも30分程度を予定

 

■注意事項

・イベント上映回は招待券、ポイントでの無料鑑賞不可。

・予約が定員に達した場合、当日券の販売はございません。

・ゲストは予告なく変更になる場合がございます。

・メディアの取材が入る場合がございます。予めご了承ください。

■予約受付あり

イベント参加のご予約できます。

・劇場窓口 または お電話 からご予約下さい。

・ご予約の際は、お名前とご連絡先をお伝え下さい。

長野相生座・ロキシー[TEL 026-232-3016]

 

【登壇者プロフィール】

●山本常夫(やまもと つねお)

東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒。教育映画、ドキュメンタリー映画の演出に携わる。本上映作品と並行してテレビ番組「楽土のシナリオ〜満州残留孤児の原点〜」(朝日放送)を演出。1992年、制作会社「バク」設立。主な作品に「老いて遊心 学を究めんー白川静・漢字の宇宙」(NHK)など。近年の作品に、映画『大平農園401年目の四季』(2018年)『大平農園405年目をつなぐ』(2021年)をプロデュース。

 

●飯岡詩朗(いいおか しろう)

信州大学学術研究院人文社会科学域人文科学系教授。専門はアメリカ映画史・映像文化。NPO法人コミュニティシネマ松本CINEMAセレクトの自主上映活動に携わりながら長野県における映画上映・受容史の調査も行う。著書に『映画の政治学』(共著、青弓社)、訳書にD・ボードウェル、K・トンプソン著『フィルム・アート  映画芸術入門』(共訳、名古屋大学出版会)

 

●大串潤児(おおぐし じゅんじ)

信州大学人文学部教授を経て、2024年より国立歴史民俗博物館教授。主著に『「銃後」の民衆経験』岩波書店(2016年)、編著に『国策紙芝居』お茶の水書房(2022年)など。2021年、本作初のリバイバル上映に携わる。

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長野相生座・ロキシー

住所

〒380-0833
長野県長野市権堂町2255

アクセス

当館は権堂アーケード通り中央にあります。

★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分

★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号 
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)

★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分