【上映】7/18(金)~7/24(木)
【料金】通常料金
1985年/日本/155分/ドキュメンタリー
【監督】山本常夫
【構成】若月健一、小泉修吉、山本常夫
【演出】山本常夫
【ナレーション】村松康雄
二つの大日向の満州に移民した人々を訪ね、戦争で国の政策に翻弄された彼らの凄まじい経験を記録したドキュメンタリー。
昭和13年、全国で初めて村の半分という大規模な開拓団を旧満州へと送り出した大日向村(現・南佐久郡佐久穂町)。その出来事は模範的な農村の姿として賞賛され、小説や劇、映画まで製作された。それまでは名もない一山村であった「大日向村」の名は、一躍日本国中に宣伝され、以後政府は、全国から多くの開拓団を旧満州へ送り出していった。しかし、敗戦により満州大日向村を脱出した人々は、長春(旧新京)での一年近い難民生活の間に団員674名の半数以上を亡くし、昭和21年9月、やっとの思いで母村大日向村に引き揚げてきたが、移民した際に財産は一切処分していたために、母村に長く留まることが出来ず、昭和22年2月、65戸165名の人々は再び故郷を離れ、もう一つの大日向―軽井沢町大日向をつくった。こうして現在、長野県に二つの大日向がある。
この映画は、昭和59年夏“幻の映画”と呼ばれていた劇映画「大日向村」が発見されたことをきっかけに、二つの大日向を訪れ、満州に移民した人々を訪ね、戦争で国の政策に翻弄された彼らの凄まじい経験を記録したものである。
【イベント】『大日向村の46年』トークイベント
■日時
2025年7月19日(土)10:00の回 上映後、トーク(終了予定13:10)
■対談
山本常夫監督×手塚孝典さん(SBC信越放送ディレクター)
■料金:通常料金
※回数券・各種招待券はご使用いただけません。
■チケット販売(全席自由席)
7/5(土)11:00より劇場窓口・オンラインにて販売
・劇場窓口 7/5(土)11:00~(連日11:00~19:00販売)
・オンライン 7/5(土)11:00~上映30分前までの販売
※オンラインの購入の流れはコチラをご確認ください。
■注意事項
※お電話・メールでの受付はございません。
※チケットは先着販売のため、予定枚数に達し次第販売終了となります。
※当日券は残席があった場合のみ販売いたします。
※チケット購入後のキャンセル・返金はいかなる理由でもできません。
※チケットの再発行はできません。紛失には十分ご注意ください。
※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断り致します。
※映開始後の途中入場は不可となります。お時間に余裕を持ってお越しください。
※登壇者やイベント内容は、予告なしに変更になる場合がございます。
※マスコミ・メディアの撮影が入る場合がございます。予めご了承下さい。
[登壇者プロフィール]
山本常夫(やまもと つねお)
東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒。教育映画、ドキュメンタリー映画の演出に携わる。本上映作品と並行してテレビ番組「楽土のシナリオ〜満州残留孤児の原点〜」(朝日放送)を演出。1992年、制作会社「バク」設立。主な作品に「老いて遊心 学を究めんー白川静・漢字の宇宙」(NHK)など。近年の作品に、映画『大平農園401年目の四季』(2018年)『大平農園405年目をつなぐ』(2021年)をプロデュース。
手塚孝典(てづか たかのり)
1965年長野県松本市生まれ。同志社大学文学部哲学科卒。広告会社勤務を経て97年信越放送入社。ディレクター、プロデューサーとしてSBCスペシャル(水曜よる7時)など主にドキュメンタリー制作を担当。2000年から満蒙開拓の取材に取り組み、これまで12作品を制作。「残された刻~満州移民・最後の証言~」が地方の時代映像祭・佐藤真賞。「刻印~不都合な史実を語り継ぐ~」が民放連賞テレビ教養・最優秀。長年にわたる満蒙開拓シリーズの制作で放送文化基金賞。著書に「幻の村―哀史・満蒙開拓」(早稲田新書)。
〒380-0833
長野県長野市権堂町2255
当館は権堂アーケード通り中央にあります。
★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分
★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)
★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分