1月23日(金)公開『白の花実』

公式サイト

【上映】1/23(金)~2/5(木)

【料金】通常料金

2025年/日本/110分

【監督·脚本·編集】坂本悠花里

【出演】美絽、池端杏慈、蒼戸虹子、河井青葉、岩瀬亮、山村崇子、永野宗典、田中佐季、伊藤歩、吉原光夫/門脇麦

閉ざされた寄宿学校。完璧な彼女は、なぜ飛び降りたのか―― 残された日記が、無垢な少女たちを揺さぶる。

第73回サン・セバスティアン国際映画祭New Directors部門のクロージング作品として選出され、現地のワールドプレミア上映後には熱い喝采を浴びた本作。監督を務めたのは、『21世紀の女の子』(19)の一篇「reborn」で注目を集め、中編「レイのために」(19)や短編「木が呼んでいる」(20)など数々の映画賞を受賞した経歴をもつ坂本悠花里。少女たちの繊細な感情を耽美にすくいとった唯一無二の映像感覚で、鮮烈な長編映画デビューを飾る。

本作は、周囲に馴染めず転校を繰り返してきた主人公・杏菜が、転校先の寄宿学校で出会った、美しく完璧なルームメイト・莉花の突然の死をきっかけに、残された≪日記≫と、莉花の“魂”に静かに侵食され、心を揺るがせていく物語。これまでの少女映画では描かれなかった、“死の向こう側”へとそっと踏み込んでいく、かつて観たことのない、“ファントム・ファンタジー”がここに誕生した。

周囲に馴染めず、転校を繰り返す杏菜が、新たな寄宿学校で出会ったのは、美しく完璧な少女・莉花。しかし、莉花は突然、屋上から飛び降りて命を絶ってしまう。残されたのは一冊の≪日記≫。ページをめくるたび、莉花の苦悩や怒り、痛み—— そして、言葉にできなかった“ある秘密”が浮かび上がる。その秘密に触れた杏菜と少女たちの心は揺さぶられ、初めて“自分”と向き合い始める。やがて日記から青白く揺れる“鬼火”のような魂が現れ、杏菜の心に静かに入り込む。その魂に導かれ、杏菜は予想もつかない行動へと踏み出す——。観る者は知らず知らずのうちに、その奇妙で美しい世界へと引き込まれていく。

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住所

〒380-0833
長野県長野市権堂町2255

アクセス

当館は権堂アーケード通り中央にあります。

★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分

★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号 
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)

★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分