2月13日(金)公開【台湾巨匠傑作選2025】『赤い柿』&台湾近代史三部作

台湾ニューシネマの傑物ワン・トン(王童)監督の自伝的最高傑作『赤い柿』&台湾近代史三部作『村と爆弾』『バナナパラダイス』『無言の丘』の4作品を上映!

【上映】2/13(金)~2/26(木)

【料金】

【上映作品】『赤い柿』『村と爆弾』『バナナパラダイス』『無言の丘

『赤い柿』[デジタルリマスター版]

© Taiwan Film and Audiovisual Institute. All rights reserved.

1995年/台湾/168分

【監督・脚本】ワン・トン

【出演】タオ・シュー、シー・チュン、ワン・シュエン、ルー・ジー、チャオ・チェンピン、チャン・シー、レネ・リウ

ユーモアあふれる祖母を中心に、時代に翻弄される大家族を描いたヒューマンドラマ

1949年。国共内戦に敗れた国民党軍とともに、王将軍一家も台湾への移動の準備を始める。やがて新天地台湾へやって来た一家は郊外の広い日本家屋に暮らし始めるが、10人の子沢山一家の暮らし向きは父親の退役とともに次第に苦しくなっていく。そんな中、家族の生活を支えていたのが、孫たちに囲まれたおばあちゃんの知恵とユーモアだった―。

1942年に中国大陸で国民党軍の将軍の家に生まれたワン・トン監督が、母方の祖母の所蔵していた斎白石の名画「五世(柿)其昌」にインスピレーションを得た自伝的作品。動乱の時代を背景に生活苦をユーモアあふれるアイデアで乗り切り、孫たちを連れて映画を楽しみ、芸術を愛するおばあちゃんの存在は、後のワン・トン監督の作品群に見られる高い美術センスと喜劇性の源を感じさせる。

★第33回金馬奨最優秀美術設計賞受賞、最優秀監督賞・最優秀主演女優賞ノミネート

『村と爆弾』[デジタルリマスター版]

 © 1987 Central Motion Picture Corporation / © 2015 Taiwan Film and Audiovisual Institute. All rights reserved. 

1987年/台湾/98分

【監督】ワン・トン

【出演】チャン・ボーチョウ、ジョウ・シェンリー、ウェン・イン

日本統治時代末期、太平洋戦争真っただ中の台湾。農村で暮らす小作人のアファとコウヅエの兄弟は家族とともに貧しい生活を送っていた。母親は耳が遠く、妹は夫を戦争で失って以来、精神を病んでいる。ある日、遠方から地主がやって来て、兄弟に田畑を製糖会社に売り払うと告げる。さらに追い打ちをかけるように日本人に一家の唯一の財産である牛が徴用されてしまう。翌日、村が米軍の空襲を受けるが、敵機が去った後、兄弟の畑に残されたのは一発の不発弾。上官から褒美をせしめようと、兄弟と村の巡査は隣町の駐在所へ不発弾を届けることにするが…。物言わぬ案山子を通して、日本による植民地政策のもと、不条理な状況に置かれた台湾の人々の強かな生き様や戦争の悲哀をユーモアたっぷりにテンポよく描いた。

★第24回金馬奨最優秀長編作品賞、最優秀監督賞、最優秀オリジナル脚本賞受賞

★第32回アジア太平洋映画祭最優秀作品賞、最優秀助演男優賞受賞

『バナナパラダイス』[デジタルリマスター版]

© 1989 Central Motion Picture Corporation / © 2015 Taiwan Film and Audiovisual Institute. All rights reserved.

1989年/台湾/148分

【監督】ワン・トン

【出演】ニウ・チェンザー、チャン・シー、ゾン・チンユー

1949年、幼馴染みのダーションを頼って国共内戦中の国民党軍に潜り込んだ青年メンシュアンは、寒風吹きすさぶ荒涼たる中国華北から、バナナが実る緑豊かな南国台湾へとたどり着く。その新天地で二人にスパイ容疑がかけられ、メンシュアンは命からがら逃げだす。途中、ある男の臨終に出くわしたメンシュアンは、その妻ユエシャンに彼女の夫に成りすまして仕事に就くことを持ちかけられる…。大陸から台湾に渡り、数奇な運命を辿る男の半生を綴る。日本人の知らない戦後台湾史を、ユーモアあふれるエピソードと奇想天外な展開で描き出す最高傑作!

★第26回金馬奨最優秀助演男優賞受賞、最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀オリジナル脚本賞、最優秀衣装デザイン賞、最優秀録音賞ノミネート

『無言の丘』[デジタルリマスター版]

© 1992 Central Motion Picture Corporation / © 2015 Taiwan Film and Audiovisual Institute. All rights reserved.

1992年/台湾/175分

【監督】ワン・トン

【出演】ポン・チャチャ、ホアン・ピンユエン、ヤン・クイメイ

大正時代末期~昭和初期、日本統治下の台湾。チュウとウェイの小作人兄弟は両親の葬儀費用のために地主と不当な長期労働契約を結ばされていた。ある日、ゴールドラッシュの噂を聞きつけたふたりは村を抜け出し金瓜石(キンカセキ)へ向かい、未亡人ズーの家に部屋を借りながら劣悪な環境のもと、日本人が管理する鉱山で金採掘に従事する。やがて兄のチュウは強かに生きるズーに、弟のウェイは九份(キュウフン)の娼館で下働きする琉球人娘の富美子に惹かれ始めるが…。貧しい鉱夫の兄弟の視点で、日本人の経営する金瓜石鉱山における台湾人労働者の生活をリアルに描く。

★第29回金馬奨最優秀長編映画賞、最優秀監督賞、最優秀オリジナル脚本賞ほか

★第38回アジア太平洋映画祭最優秀脚本賞、最優秀美術設計賞受賞

★第1回上海国際映画祭最優秀作品賞受賞

★第6回シンガポール国際映画祭最優秀主演女優賞、審査員特別賞受賞

長野相生座・ロキシーSNS

長野相生座・ロキシー

住所

〒380-0833
長野県長野市権堂町2255

アクセス

当館は権堂アーケード通り中央にあります。

★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分

★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号 
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)

★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分