異なる環境で育った20代の3人のろう者。ありのままの自分で生きようと模索する、若者たちの青春群像劇。
ろう者のアイデンティティの確立という社会課題を青春ドラマに昇華させたのは、香港の俊英、アダム・ウォン監督。ソフィーにはラジオDJ出身のジョン・シュッイン。パンサー・チャンの主題歌「What If」の作詞も担当し、今回の演技で第61回金馬奨の最優秀女優賞を受賞。ジーソンには若手演技派でYoutuberでもあるネオ・ヤウ。一年間におよぶ猛特訓に挑み、手話を体得した。アランには中等度難聴で実生活でも口話と手話を使う、演技未経験のマルコ・ンを大抜擢。また、少年時代のジーソンとアランを演じた2人、中等度難聴のネイザン・チェン、コーダ (※)であるジェシー・ウォンのいきいきとした演技からも目が離せない。スタッフ、キャスト、エキストラとして、聴こえない人、聴こえにくい人、聴こえる人が協力して、本作を作り上げた。
※コーダ(CODA)とは、Children of Deaf Adultsの略称。聴えない、聴こえにくい親の元で育った聴者の子ども。
3歳で聴力を失い、人工内耳(※)を装用することで、「聴こえる人」として“普通”の生活を送ろうとしているソフィー。生まれながらのろう者であり、自身が手話話者であることを誇りに思っているジーソン。そして、ジーソンの幼馴染で、手話と口話を使いこなす、人工内耳装用者のアラン。ある日、人工内耳を推奨するアンバサダーとして、アランとソフィーは出会う。しかし、とあるイベントでソフィーが「科学が発展すれば、この世からろう者はいなくなる」と発言したことに、ジーソンは激怒する。最悪な出会いから始まった3人の関係は、それぞれの生き方に思いがけない変化をもたらしていく──
※人工内耳とは、聴覚障がいがあり、補聴器では十分な効果が得られない人がつける医療器具。受信コイルを皮下に挿入するため、手術が必要。外部に送信コイルなどの器具を付けることで使用できる。
★2024年金馬奨 最優秀主演女優賞(ジョン・シュッイン)受賞
★2025年香港電影金像奨 7部門ノミネート
〒380-0833
長野県長野市権堂町2255
当館は権堂アーケード通り中央にあります。
★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分
★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)
★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分