2025年11月29日(土)より開催
長野県立美術館企画展「北島敬三写真展 借りた場所、借りた時間」
開催記念上映@長野相生座・ロキシー
国内外で高い評価を受ける須坂市出身の写真家・北島敬三氏。展覧会会期に合わせて、1970年代から90年代にかけて沖縄、NY、東欧、旧ソ連と世界各地を駆け巡りながら写真を発表した同氏の足跡を辿る試みとして、アメリカや東欧、旧ソ連圏に関連した映画2作品を上映。
共催:長野県立美術館【https://nagano.art.museum/】
北島敬三写真展 借りた場所、借りた時間【https://nagano.art.museum/exhibition/keizo-kitajima-borrowed-place-borrowed-time】
【上映】11/28(金)~12/4(木)
【料金】通常料金
1984年/アメリカ・西ドイツ合作/90分
【監督・脚本】ジム・ジャームッシュ
【出演】ジョン・ルーリー、エスター・バリント、リチャード・エドソン
★第37回カンヌ国際映画祭カメラドール受賞
★ロカルノ国際映画祭グランプリ
★全米映画批評家協会最優秀作品賞受賞
ジム・ジャームッシュ監督の記念すべき35ミリ長編第1作
16歳になるエヴァは新しい生活を始めるため、ハンガリーから単身渡米。お気に入りのジェイ・ホーキンスの音楽をガンガン鳴らしながら、人気のない見知らぬニューヨークを歩き、もう10年来ここに住み着いている従兄のウィリーの部屋を目指す。エヴァ、ウィリー、それにウィリーの賭博友だちエディの、奇妙な関係は、生活の余白を切り取り、張り合わせていくようなシンプルな構成で、何も起こらないまま漂泊する。その筆致だけが残っていくような随筆風の趣を映画は感じさせる。生活の場でも旅行に出ても、無彩色の空間はどこも同じで、目的を見失いぎくしゃくするばかりだが、そんな彼らに共感の笑いで思わずうなずいてしまう……。新人時代のジャームッシュの人物把握と、それに裏打ちされた映画手法(ワンシーン=ワンショット、黒味つなぎ、白くざらついた画調)の新鮮で確かなセンスは驚嘆に値する。
〒380-0833
長野県長野市権堂町2255
当館は権堂アーケード通り中央にあります。
★ 電車
・ 長野電鉄 「権堂駅」 にて下車 徒歩約3分
・ JR長野駅より徒歩15分
★ バス
JR長野駅より
・ 長電バス 「権堂入口」 にて下車。劇場まで徒歩3分
・ ぐるりん号
・ 川中島バス (長野駅より、路線10・16・17を推奨)
★ 車
・ 須坂・長野東インター 車で約15分